3Mの表面保護テープでお手軽傷防止 その2

morou2

2年くらい前にこんなエントリを書いたのですが、追記です。

このシートチューブの部分(特に泥がはねる裏側)にも保護テープを巻いていますが、ここは3枚重ねで貼り付けています。雨上がりの半乾きの路面を走ることって結構ありますよね。今までは1枚だけ貼っていたのですが、その程度の濡れ方の路面でも結構砂利を巻き上げているようです。

1枚しか貼らないままだと、いつの間にかシートチューブ裏のテープだけがズタズタになって剥がれており、役目を果たさなくなっていることが何度もありました。貼り替えが面倒なのでそのまま放置していたところ、ついにフレームの塗装が剥げてしまう(もちろん大きなものではなく、1mmくらいのスポットですが)という事態が発生。早めにテープを貼りなおしておけば防げたことでした。

なのでこれから貼る方は、シートチューブ裏は特に念入りに貼ることをオススメします。以上、このエントリが結構人気なので焼き直しでした。

さて、先日こんなものが届きました。

そう、あの一部で有名な(?)3Mの表面保護テープ(#331)です。フレームの傷防止に購入しました。

本当は新車購入時にこんなものをやったりもしようと思ったのですが、組んでしまったら後の祭り。わざわざまたバラせば施行出来なくもないですが、組んで一ヵ月もしない内にそんなことお願い出来ないw

Finish Line のShowroom も持っていますが、ピカピカにはなるものの、やはり傷つきまでは防げないです。そこで色々と情報収集を行ったうえで、検討に検討を重ねた結果…今回の『3M 表面保護テープ』という結論に達しました。

何もテープを貼ってまで…と思う方もいらっしゃると思いますが、やはりロードは屋外を走りますので徐々に傷ついてきますよね。対策をするとゴテゴテしがちで、プレーンなフォルムのカッコよさとの両立が難しいところです。でも実際に10年近く乗ったCAAD3は、何度も輪行をしていることもあってフレームは傷だらけです。

ある一定のラインを超えると『今さら傷が増えても気になりませんけど何か?』という境地に達することが出来ますが、それにしてもシートステーやフロントフォークは結構ひどい有様。恐らく輪行時にホイールと接触するからでしょう。それと実際にBRM616アタック奥利根を走った後のSupersixですが、既に結構傷がついています…。

また雨だったのでマッドガード(Wiggleで買ったRoadRacer Mk2)を付けていたのですが、樹脂製のステーを付けたフォーク・シートステーは、明らかにステーを固定した部分が傷になってしまっています。あとgarminのケイデンス/スピードセンサーも、チェーンステーにタイラップで締め付けて固定する方式ですしね。完全に防ぐなんてのは無理と判っていても、対策が出来る部分はしておきたいというのが人情なワケです。

前置きが長くなりましたが、今回のテープは3Mがわざわざ『表面保護テープ』なんてズバリの商品名をつけているだけあって、なかなか使い勝手が良かったです。

このテープの特徴としては…

粘着力が弱い。

同じ3Mのポストイットのように、『粘着力はあるけど糊は残らない』という絶妙な粘着力になっています。

目立たない。

貼ってしまえばそれなりに透明なので、遠目から見たらまず判りません。貼る際に気泡が入らないように気合を入れて貼ればなおさら。

割と厚みがある。

保護用のテープなので、厚みがあります。アウターケーブルと干渉するところに貼ってもしっかり保護してくれます。

豪快に使える。

これは製品の特長ではないですが、長さ:50m・幅50mmもありますので、自転車専用品にありがちな『妙に割高でケチケチ使ってしまう』という事が無いです。以前買った、ヘッドチューブとアウターケーブルの擦れを保護するシールは100円玉位の大きさのが8枚入って800円でした…。最初から3Mの保護テープ買えば良かった。なので貼るのに失敗しても全然気にならないです。もしフレームを全部このテープで覆ってしまったとしても、1割も減らないんじゃないでしょうか?

で、実際に貼ったのはこんなところ。

ここはマッドガードの取り付けステー(樹脂製)をくくりつけていた部分です。判りづらいですが、白い部分が傷です。反対側も同様に傷がついてます。。。それならいっそ、と輪行時のことも考えて、シートステーは全部覆ってしまいました。

次はフォーク。

フォーク内側の様子です。赤い部分が2mmほどの傷になって塗装がはげてます。フォーク先端もステーをつけるので、1周ぐるっと巻きました。面倒なのでフォークの内側も全面貼ってしまいました。

チェーンステーのGarmin ケイデンス/スピードセンサー。固定用のタイラップで傷つくので、その防止です。今まではタイラップを限界まで締めてもグラグラしていたのですが、テープを巻くことで摩擦になって微動だにしないようになりました。

同じ理由でトピーク ミニモーフの台座も保護&固定。今までは振動で左右にズレてきて、脚に当たってしまうことがあったのですが、それが解消されそうです。

『LOVE bicycle SAITAMA』のシールも貼りなおしました。今までフレーム直貼りだったので端っこがめくれ始めていました。今回は保護テープ⇒シール⇒保護テープの順で貼って、サンドイッチ構造にしてみました。完璧。

あとはダウンチューブの裏側~BB裏、シートチューブの裏側も全部貼ってしまいました。一番汚れますもんね。

これで少しは掃除が楽になるかな?ミミズの死骸が張り付いても、シールを貼りなおせばいいですもんね。良い買い物でした。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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