ディスクブレーキ

【ディスクロード】キャノンデール シナプスディスクアルテグラ 納車!【ディスクブレーキ】

morou2

発注していたディスクブレーキ車(ディスクロード)の、キャノンデール シナプスディスク アルテグラ がついに納車されました。

https://morou2.com/2018/04/04/synapse1/

奥久慈400のエントリで言及していましたが、やっと記事にする余裕が出来ましたので紹介です。

まずは概要

エンデュランスモデル

まずシナプスは、キャノンデールのラインナップの中で『エンデュランスモデル』というカテゴリーになっています。基本は完成車売りしかありません。キャリパーブレーキもディスクブレーキもどちらもあるのですが、デュラエース搭載のHi-MODカーボンのフレームはディスクブレーキのモデルしかありません。

ジオメトリについては、キャノンデールらしく『エンデュランスレースジオメトリ』というまた新たな造語を生み出してまして、要はエンデュランスとレースの中間ということ(そのまんまですね…)。実際、ヘッドチューブは長いのですが、シートチューブのアングルは一般的なロードと同じ74度になっていたりします。

一方で、フレームは『SAVEマイクロサスペンション』という加工がされていて、後ろ三角のステーは全体的に扁平な形状をしています。

コンポーネント

私が買ったアルテグラモデルは、コンポはR8000系が基本。BBがBB30aなので、クランクは例によってFSAがついていますが、その他はR8020(油圧ディスクなので)が付いています。デフォルトのスプロケットはCS-R8000ではなく11-34Tの『CS-HG800-11』がついています。そのせいでRDもロングケージのモデルです。ちなみにデュラエースDi2モデルの場合はスプロケはCS-R9100の11-30Tが、Di2でない方はCS-6800の11-28Tがつきます。良く判らないチョイスですね。またシートポストはこれまたサスペンション効果を期待して、径が25.4mmというマイナーなサイズになっています。

各部の紹介

雑誌やweb上では散々紹介されているのですが、アルテグラのラインナップに油圧ディスクブレーキが加わったのは昨年から。完成車だと2018年モデルからです。メディアの記事は見かけるのですが、実際にアルテの油圧ディスクブレーキを使っている人はあまりいない様子なので、私が人柱で紹介します。特にシナプスはマッドガードマウントが装備されているのですが、それについての情報もありませんので、そちらについても詳しく紹介します。

全体

納車直後の状態にペダルを付けただけです。ホイールはデフォルトではマヴィックのアクシウムディスクですが、ここだけは最初から交換しました。フルクラムのレーシング5ディスクブレーキです。フレームとタイヤのクリアランスが広く、マッドガードを装着するスペースが十分にあります。その分、ややアップライトなポジションになっています。

後ろからも良いアングル。いつまでも眺めていられます…。シートステーがかなりつぶれた形状になってますね。荒れた路面でも、跳ねずに進めるのか?

サドル

サドルはセラロイヤル。真っ先に交換されるので何でも良いのですが、珍しいチョイスです。300km走りましたけど、乗り心地は悪くありません。私には合わなかったですが。

ディスクブレーキ

ようやくアルテグラのロゴ入りの油圧ディスクブレーキが出ました。アルテグラまで降りてくれば、これで規格も決まりでしょう。

ローターは160mmです。140mmのローターに変えると少し軽くなるのですが(もちろん制動力は落ちる)、自由に変えて良いものなんですかね?型番はSM-RT70-Sで、この型番はMTBコンポのエントリーグレードの『ZEE M640』のラインナップのようです。

スルーアクスルは前後とも12mm。フロントは10mm、リアは142mmです。

BB周り

キャノンデールですので、BB30aです。いずれアダプターを買ってシマノクランクにする予定。スーパーシックスについているパイオニアのパワーメーターを移植したいです。

あのシートチューブが2つに分かれた『パワーピラミッド』は、Hi-MODのフレームだけです。これは普通?のシートチューブ。でも、裏はすごいえぐれ方してます。こんだけ薄かったら振動吸収性は良さそう。

ブラケット

ブラケットはST-R8020の油圧ディスク・機械式変速。今までDi2を使ってきたので、明らかに太くなっています。油圧のブラケットもかなり進化しているのは分かるのですが、これと比較するとDi2は細い・軽すぎる。これを基準にしてはいけないのですが、かなりの違和感なのでDi2にしたいかも。。。

このブラケットは意外に重量差が大きく、参考までにペアの重量は(アルテグラの場合)

キャリパーブレーキ+Di2295g
油圧ブレーキ+Di2360g
キャリパーブレーキ+機械式変速438g
油圧ブレーキ+機械式変速554g

何とキャリパーブレーキを油圧ディスクにしても65gしか増えないのに、同じ油圧ディスクでDi2から機械式変速にすると194gも増える!本当なのか…?シマノのwebサイトは適当ですからね…。これはDi2にしろと言っているようなものじゃないですか。ちなみに、デュラエースを見てみたら同じような重量差だったので、間違いではない。むしろデュラの場合、油圧Di2から油圧紐変速にすると200g以上重量増だった。

マッドガードのダボ穴

これが例のマッドガード装着用のセンターブリッジです。不要な場合は、このブリッジごと外せます。

フロントフォーク裏にも、ついてます。

ざっくり以上です。詳細はまた追って。

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管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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