【IIJ】楽天モバイルの陰でひっそりと始まっていたIIJmioギガプランが非常に良い

IIJから『ギガプラン』というすごい名前の新料金体系がリリースされています。大量にCMを打つ楽天モバイルの陰に隠れて地味な存在ですが、よく見るとかなりの良いプランとなっています(ギガプランの内容自体は2月くらいから公表されていました)。

■IIJも料金プランをリニューアル

ギガプランをリリース

2021/4/1から、料金プランがリニューアルされました。その名も『ギガプラン』。私も数年前からIIJユーザーなので、こちらのプランに変更する予定です。

IIJとは

IIJは、会社名を『株式会社インターネットイニシアティブ(Internet Initiative Japan)』といいます。会社名が長いのでIIJという通称の方が有名です。個人ユーザー向けには『IIJ mio』という名称で、スマホ向けの格安simの提供など個人向けのインターネットサービスを提供しています。法人向けのデータセンターやネットワークサービスの事業がメインの会社なので、そちらの分野では有名です。

格安simのサービスでは、楽天とともにeSIMを提供している数少ない会社です。

■ギガプランの詳細

最初にざっくり言うと

最初に、価格帯が似ている楽天モバイルとの比較をポイントだけ載せます。

IIJ ギガプランのポイント

  • データ量を選択して契約する方式は同じだが、かなりの値下げ。
  • 使用するデータ量が分かっている人向け。
  • 追加で購入するデータ容量(ギガ)が安い。
  • 20GB以上使うことが多いなら、金額の上限が決まっている楽天モバイルが良い。

ギガプランの詳細

それではプランの詳細です。

https://www.iijmio.jp/gigaplan/

まずSIMカードの機能により、『音声通話あり』『SMSだけ』『データ通信のみ』『eSIM』の4つに分かれています。音声通話が必要な場合は『音声』を選択。今はLINE通話で済んでしまうことも多いので、不要な人もいると思います。『SMS』は、音声通話は出来ませんが認証のための電話番号が付与されるタイプ。morou家の長女はこのタイプで契約しています。『データ』は本当にデータ通信のみ。『eSIM』は物理SIMカードが発行されないタイプです。

これと毎月必要なデータ容量を組み合わせる一般的な方式になっています。契約している容量の上限になると、

・データ容量を追加購入:1GBあたり220円(税込)
・速度制限状態で使い続ける:最大300kbps

のどちらかを選ぶことになります。これも一般的。ドコモの『ahamo』なんかは追加でデータ容量を買うと1GBあたり550円(税込)程度ですから、非常に安いですね。ちなみに音声・SMSの場合は、回線をドコモかauで選択することが可能です。
※月額料金の表にある『タイプD』というのは、ドコモ回線のことです。

楽天を微妙にくぐる料金設定

容量の区切りは楽天と一致しないところもあるのですが、金額で比較するとIIJの方が安くなっています。例えば楽天は3GBまでは1,078円(税込)ですが、IIJは同じ価格で4GBです。多くの会社が区切りにしている20GBの場合は、楽天は3,278円(税込)ですがIIJは2,068円(税込)。

また楽天は1GB、3GBなどの区切りを少しでも超えるとその途端に上の料金が適用されますが、IIJなら速度制限がかかるのみ。220円(税込)払って1GB単位で追加購入することも出来ます。

楽天の直接の競争相手はドコモなどの3大キャリアですから、『どれだけ使用しても上限は3,278円(税込)』+『段階制で使わない人も安い』という合わせ技がメリットです(それと最初の3ヶ月が無料)。IIJはそこの隙間を上手く突いてきた印象です。

デュアルSIMで、楽天と組み合わせると…

もう1つ注目なのがeSIMです。これはIIJも宣伝のために安くしていると言っているほどですので、非常に安いです。eSIMの対応機種はデュアルSIMに対応していることが多い(例えばiPhoneのeSIM対応機種なら全てデュアルSIM)ので、IIJ(2GB:440円)と楽天(1GBまで無料)を組み合わせると3GBが440円(税込)で使えることになります。

■キャンペーンも実施中

4/1からスタートしたばかりなので、期間限定(5/31まで)で以下のキャンペーンが実施されています。

初期費用1円

新規契約でギガプランを契約した場合、初期費用3,300円(税込)が1円になります。

MNPでスマホが110円から

『MNP転入』『音声SIMの契約』『キャンペーン対象機種のスマホ購入』で、対象のスマホが特別値引きされます。対象機種は全部で16機種ありますが、シャオミの『Redmi 9T』など4機種は110円になります。

※上記リンクの真ん中から下あたりにキャンペーン詳細が記載されています。各キャンペーンには適用条件がありますので、条件をよく確認してください。

実は私もIIJユーザー

先ほども書きましたが、morou家はIIJユーザーなのです。確認したら既に7年目に突入していました…。IIJはデータ容量を多数のSIM(3回線以上)でシェア出来るプランがあるのが特徴でして、今までは『ファミリーシェアプラン』という名称でした。妻や母親は自宅以外ではネットをほぼ使わないので、こういうプランがあると非常に助かります。管理も楽です。

今後はわざわざ別のプランにはせず『データシェア機能』として存続するとあります。どのプランを契約してもデータシェア出来るのは有難いですね。効率よくデータ容量を使えます(機能の提供開始は2021年6月以降)。基本料金も、今までは12GBで約3,000円だったのが、これからは20GBで約2,000円ですからね。

■まとめ

メイン回線として

楽天の魅力は1年間無料な事(4月以降は3ヶ月無料)、1GBまでは無料なことでした(500MBくらい使えば無料で放置出来る)。IIJは2GBまでなら音声通話を付けても858円(税込)。eSIMでデータ通信のみで良ければ何と440円(税込)です。eSIMが使えるiPhoneを持っている人は、2回線目としての選択肢に十分なりますね。楽天もeSIMに対応していますが、ここまで安くはありませんし、無料部分の1GBは少なすぎるという人が多いはず。

アンテナを自前で立てているので通信エリアの対応力が若干不安な楽天に比べ、IIJはドコモ/au回線を使いますので通信エリアに関しては全く問題ありません。楽天も使い方次第で安いとはいえ、auとのローミングを切って電波が入らなくなっているみたいなので、IIJも十分検討の余地があると思います。特にデュアルsimが出来る端末を持っている人は、楽天の代わりにどうでしょうか。『楽天は信用出来ないが、IIJは信用できる』という人はいるはずです(笑)