Di2 11速化

Di2内蔵バッテリー BT-DN110-1とBT-DN110-2の違いについて

morou2

シマノのDi2用内蔵バッテリー『BT-DN110』の話です。

■型番の謎

BT-DN110のパッケージを見ると、『BT-DN110』の後に枝番が付与されており

  1. BT-DN110-1
  2. BT-DN110-2
  3. BT-DN110-3

の3つの型番があることが分かります。

これの違いは何なのか?気になっていたので調べました。

BT-DN110-1とBT-DN110-2の違いは何?

結論から書きますと、この3つの違いは『各国のリサイクル法に基づく表示内容シールの違い』とのことです。シマノのサポートに電話して聞きました。日本の場合は『BT-DN110-1』タイプのシールが該当するので、日本国内で流通するDi2内蔵バッテリーは、全て『BT-DN110-1』になるということですね。

それ以外の違いは無いということでしたので、型番の違いを気にする必要は無いという事ですね。まぁ日本で正規販売店経由で購入する限りは『BT-DN110-1』以外をそもそも入手することが出来ない、ということになりますが。

またシマノのwebサイトで『BT-DN110』の商品ページを見ると『補足』という項目があります。そこには

『Type1: w/ recycle mark Type2: w/o recycle mark Type3: for Korean market』

と記載があります。これが正に3つある型番の内容を示しており、タイプ1はリサイクルマークあり、タイプ2はリサイクルマーク無し、タイプ3は韓国市場向けということですね。

外装バッテリーの場合

ちなみに外装バッテリーの『SM-BTR1』の場合は『Type1: w/ recycle mark Type2: w/o recycle mark』と2タイプあるという記載になっています。こちらは韓国向けが無いのですが、なぜ外装タイプになると韓国向けが無くなるのか、その違いが分かりませんね…。そしてパッケージを見ても、内蔵バッテリーのように型番の記載があるわけでもありません。どうやってType1とType2を管理しているんでしょう?

当然、何らかの方法で区別しているのでしょうが、だったら内蔵バッテリーは何故パッケージにマジックでレ点を打ったりしているのか?

ちなみに外装バッテリーから内蔵バッテリーに変えた後、何だかバッテリーの減りが早くなった気がします。外装を使っていた時期は半年に一度充電すれば十分で、あまりに充電する必要が無いので無限に使えるかのような気分になるほど。ところが内蔵にしてからは2~3ヶ月に一度程度は充電しています。フロント変速を多用するようになったとか、そんな事は無いのですが。

内装バッテリーは電池の容量が少ない可能性もありますが、電池の容量を見ると

  • 外装バッテリー:530mAh
  • 内装バッテリー:500mAh

と違いは1割未満です。昔は、ファームのバージョンによってはワイヤレスユニットを付けていると電力消費が激しくなるということがありました。なので、今回も新型のワイヤレスユニットが多少余分に電力を消費するようになったとか…?

バッテリーの減りについては検証出来ないのでここら辺にしておきます。

とにかく、『BT-DN110-1』『BT-DN110-2』『BT-DN110-3』の違いについて確認することが出来ましたので、参考にして下さい。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。

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