雨装備

【ブルベ装備】雨対策・雨装備・防水について その4(シューズ編)

さて次はブルベ雨装備・雨対策・防水の足編です。これもまた悩ましいところ…。

そもそも雨対策(防水)する必要があるのか?

雨を最も受ける場所

毎回ここから始りますが、足(シューズ)も対策をする人/しない人が分かれる場所です。何もしない人は本当にカッパすら着ないのですが(そういう人はごく一部)、『手は平気だけど足が濡れるのは嫌』『足は平気だけど手は濡らしたくない』など、平気な部分は人それぞれなんですね。

足については、上から降ってくる雨の他にタイヤが巻き上げる水をもろに受けるため、最も雨を受ける場所です。じゃあ雨対策が最も必要ではないか?と言うのはその通りなのですが、その対策にも限界があります。体の末端で冷えても平気な人も多いですし、グローブの様に1周回って諦めて何もしない人が多いのも足防水の特徴です。

防水対策の必要性

しかし、一度浸水してしまうと乾きにくいのがシューズです。途中で雨が上がっても、ソックスとシューズだけ最後まで濡れたままということは普通です。またあの濡れたソックスとシューズの不快感が嫌いな人も多いでしょう。私もその1人です。ブルベの平坦200kmを6~7時間で走ってしまう人は『対策なんて不要』という人も多いのですが、普通の人はそうもいきません。

シューズならではの事情?

防水のレインシューズカバーはいくつか製品があるのですが、クリートキャッチのために足裏側は露出しています。露出の面積は製品によって大小がありますが、結局は『クリートが露出していると』、クリート固定用のネジ穴から浸水してきます。クリートが露出していると浸水するって、全ての製品がそうですよね…?と思われた方。そうです全ての製品が浸水します。

要するに何もしなかったら30分で完全浸水するところ、カバーを着けたら1時間に延ばすことが出来るというだけです。いかにタイヤによる下からの水の跳ね上げが多いか、という事の証左でもあります。しかしこの『クリートのねじ穴から浸水するんです』という話題は、一般のロード乗りの人には一切理解してもらえません。普通の人は10時間とか雨の中を走ったりしませんからね…。ブルベをやっている人以外にはこの話題を振らないことをお勧めします。

具体的な防水対策

まずはレインシューズカバー

それでもレインシューズカバーを付けると、浸水はしますが『浸水度合い』はだいぶ軽くなります。最後は浸水するのを分かっていても、レインシューズカバーを使う人は多いですね。

代表的なのはこのへん。名前が変わって『レイン』とは言わなくなりました(空気抵抗削減にも使えるため)。

シマノからも出てます。かなりしっかりした作りです。デザインが許せれば…。

後は定番のヴェトローゼも、ゴムなので防水性は高いです。耐久性は高くないので、ブルべに使うにはアレかも知れません。

レインシューズカバーについては、どこも似たり寄ったりだと思います。デザインと価格の許せる製品を買いましょう、という感じでしょうか。

シューズそのものを防水に

ちなみに、投資をしても良いというのであれば、ゴアテックスを使った完全防水シューズがSIDIなどから出ています。シマノにもあったのですが、いまは無くなってしまいました。こういうのはヨーロッパでニーズが高いようですね。しかし、こちらもやはりクリートの穴が開いていますので、完全に水を防ぐことは出来ません。

足への浸水を防ぐには

カバーでは上からの浸水しか防ぐことが出来ませんが、他の方法でクリートのねじ穴からの浸水を防ぐ方法があります。それは『シューズカバー+ビニール袋』です。

確か最初はサイクルベース名無しで『完全防水 for パールレーシングシューズカバー』として紹介されたのがきっかけと思います。

  1. シューズを履いた状態で足首まで入るサイズのビニール袋を用意する(コンビニのレジ袋で十分)。
  2. レインシューズカバーを用意する。密着した方が良いので、パールイズミのカバーがベターです。
  3. ビニール袋を履く。
  4. その上からシューズカバーを履く。
  5. レインパンツを履いていれば、足首で余ったビニール袋は裾にしまう。パンツを履かない場合は、余り部分を折り返したりして、ビニールテープやセロテープで上手に縛る。

これでクリート部分も完全に覆われた状態になります。覆われたままペダルキャッチして構いません。ビニール袋側に最低限の穴が開き、残りはビニールに覆われたままです。これで下からの水も完全に防ぐことが出来ます。通気性はゼロですが、自分の汗で少ししっとりする位です。雨の中を何時間走っても濡れませんし、シューズも全く汚れません(これもメリット)。

CB名無しのレビューを読めば書いてありますが、ポリ袋のサイズは12号でジャストらしいです。私はコンビニで買い物した時の袋を取っておいて、それを使うようにしています(家に沢山あるんですよね…)。

今のところ、完全防水にするにはこの方法以外知りません。逆にとりあえずこの方法であれば、ブルベの様な長時間の走行でも、ほぼ完全に雨を防ぐことが可能です。先日も10時間ほど雨の中を走りましたが、靴下が自分の汗で濡れた程度で済みました。すごい。

ということで幾つか製品を紹介もしましたが、やろうと思えば完全防水出来ます。しかしランドヌールでも、ここまでやっている人はなかなかいません。やはり人によっては、ここまでの必要性を感じないということでしょう。皆さんも自分なりの防水基準を作って、費用や手間と相談しながら自分なりの防水対策を確立されて下さい。

■ブルべ雨装備・雨対策・防水編は他にもあります

  1. レインジャケット編
  2. レインパンツ編
  3. グローブ編
  4. シューズ編
  5. レインウェアは洗濯するの?

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