【ブルベ装備】雨対策・雨装備・防水について その5(ウィンドブレーカー編)
ブルべ雨装備・雨対策編の続き、上半身編の『最低限の装備で突破する人』についてです。
■ウィンドブレーカーはあった方が良い
200kmなどの比較的短い距離では、空模様が少し怪しい程度だったらフル装備の雨具を持参しない人も多いです。もちろんコースにもよりますけれど、速い人であれば6時間ちょっとで完走出来てしまいますので、降り始める前にゴール出来たりする訳です。
また600kmなどの長距離でも雨の予報が無ければ、レインウェアを持参しない判断をする人もいるかと思います。レインウェアは重いしサドルバッグの容量を圧迫しますからね。なるべく早く走りたいという人にとっては、単なる重りにしかなりません。
ただしどんなに晴れの予報でも、夜間走行を挟む400km以上の距離になると、どこかで局所的な豪雨に遭遇する可能性が結構あります。なにせ400kmなら片道200km、600kmなら片道300kmも広範囲に移動する訳です。
それで装備が無くて心が折れてDNFという人を何人も見ていますので、お守り代わりにウィンドブレーカー(と輪行袋)はあった方が良いです。
また携行することを考えると、軽量なのと収納するための袋やポケットがついていることを確認した方が良いです。
■パールイズミ
代表的なのはまずパールイズミですね。いろんなお店で売っているので試着も出来ます。相変わらずデザインがいかにもパールイズミなんですけれど、物は良いですよね。
■カペルミュール
カペルミュールからもレインジャケットが出ています。こちらもかなり軽量です。私はこれを使っています。
■カステリ
海外ブランドが良い!という人はカステリです。結構安い。色もちゃんと3色あります。お安い分、重量は100gを超えるようです。カステリはwiggleが一番安いですね。
ウィンドブレーカーは色々なブランドから出ていますので、後はお好みで探していただきたいと思います。個人的には、軽量でないと携行する気にならず徐々に使わなくなります。まずは軽さで選ぶのが良いと思います。
またあくまでも緊急用というか、雨対策として用いるのであれば急場の雨をしのぐ目的になります。ウィンドブレーカーは透湿性は無く、ベンチレーションも甘いものが多いです。これを着たまま全開でヒルクライムしたりすると、内側が結露しまくりで逆に体が冷えたりします。なのでダウンヒルや平坦での豪雨の場合に上半身を濡らさない目的になるでしょう。長距離のヒルクライムで雨対策をしたい場合は、やはりちゃんとしたレインウェアを持参することをお勧めします。
■ブルべ雨装備・雨対策・防水編は他にもあります
- レインジャケット編
- レインパンツ編
- グローブ編
- シューズ編
- レインウェアは洗濯するの?
- ウィンドブレーカー編