パイオニア SGX-CA600

パイオニアのペダリングモニターモードに気を付けろ

パイオニアのサイコンでしか使えない『ペダリングモニターモード』のまま、ガーミンなど他社のサイコンを使うとどうなるのか?今回は、パイオニアのパワーメーター(ペダリングモニター)を使っている人限定の話です。

■ペダリングモニターモードの罠

今年の4月の話なのですが、たまがわの『いわき600』でEdge1030に表示されるパワーの数値がおかしくなり、トラブルシュートに小一時間ほども費やした事がありました。

起きていた現象は、

  • 数値は表示されるが、乱高下して安定しない
  • パワーメーターとEdge1030のペアリングが頻繁に切れる
  • 表示されるセンサーIDがいつものIDと異なる

というもの。これが最初から数値が一切表示されなければまだ分かりやすいのですが、中途半端にそれっぽい数値が表示されるのです。そのためパワーメーターの電池交換から始まり、可能性の高いであろう順に原因をつぶしていったのですが、モード設定が原因と特定するのに手間取ってしまいました。

ペダリングモニターモードとは

そもそもペダリングモニターモードとは、パイオニア独自の『ベクトル解析』を行うためのモードです。

このようなペダルを踏みつける力をベクトル表示してくれる独自機能であり、このモードの時は『パイオニアのパワーメーターとパイオニアのサイコン』の組み合わせでしか使えず、通信規格もパイオニア独自の規格を使用してデータの送信をしています。

両方使う人は要注意

このパイオニアのパワーメーター(ペダリングモニター)の最大の売りであるベクトル表示をさせるにはパイオニアのサイコンが必須な訳ですが、安いものではありませんので多くの場合はパイオニアのサイコンだけ使うという人が多数派だと思います。SGX-CA600になって相当使えるサイコンになりましたからね。

しかし私の様に普段の練習ではパイオニアのSGX-CA600、ブルベではガーミンのEdge1030を使う、と併用している人はその度にモードチェンジをする必要があります。ちょと面倒ですね。

ガーミンを使う理由は、バッテリーの持続時間。これだけなので、パイオニアも何とかして欲しいところです。しかし『バッテリーの持続時間が20時間欲しい』なんて完全に想定ユーザーから外れた使い方ですから、仕方ないですね。

切替えの方法が限られる

では『ガーミンを装着してきたけど、ペダリングモニターモードのままだった』という場合、モードを切り替えれば良いのか?というとそんなに簡単な話ではありません。

モードチェンジには、基本的にパイオニアのサイコンが必要なのです。私は、たまたまSGX-CA600を使っているみいさんがPCに到着したから良かったものの、そうでもなければこの時点で詰みです。サイコンにセンサー登録をしないといけないので、知り合いじゃなければこんなこと頼めません。

ちなみに、以下の条件を満たしていればサイコンが無くても大丈夫です。

・ペダリングモニターを両脚使っている。
⇒ペダリングモニターモードからデュアルパワーモードへの切替えであれば、右脚の送信機部分にあるスイッチで切り替えが可能。ただし左右両方の電池を外したり、結構な手間がかかる。

・Bluetooth接続が可能な新型である。
⇒型番が『930』系の新型であれば、スマホとBluetooth接続してコントロールアプリを使って切り替えが可能です。

このようの事態がいつ発生するか分かりませんので、どのように対応するか事前に確認しておいた方が良いでしょう。いずれにしても私のように旧型の左脚だけを使っていると、パイオニアのサイコンが無いと詰みです(笑)

ということで、ガーミンとパイオニアのサイコンを併用している人は要注意です。変な数値が表示されたり挙動が怪しい場合は、電池や電波状況よりもモード設定が適切でない場合があるという話でした。

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