R×Lソックス

【レビュー】R×Lの定番5本指ソックスで快適ライド

morou2

R×Lソックス(武田レッグウェアー)の5本指ソックス『Type-ZERO』を買いましたのでレビューします。

■総合評価

  • 迷ったらこれ買っておけ的な定番商品。万人向け。
  • 非常に自然な履き心地。
  • 長時間履いても全く疲れない。

■製品概要

自転車やランニング向けのソックスを製造・販売しているR×Lソックスブランドの5本指ソックスです。対象はマラソン、トラック競技となっていますが、自転車でも十分使えます。コンセプトは『ソックスの感覚がZERO。究極の履き心地』です。

カラー展開も10色、サイズ展開もXSからXLまでの5サイズ、それでいて価格も1,760円(税込)とリーズナブルです。これだけのカラー、サイズ展開から察するに売れ筋であろうことが分かります。

■購入動機

ブルベはとにかく長時間走ります。靴の中で足が蒸れると、かぶれたりして足の健康に良くありません。蒸れないソックスを探していたところ、『R×Lの5本指ソックスが最高』という人が周囲で多かったため、購入することに。

この製品はラン用ですが、5本指はラン用が非常に充実しています。まずは同社の定番であるこちらの製品を試してみる事に。ショップでオーダーしたのですが、納品まで1か月もかかってしまいます。『WILD PAPER5』などの方が先に入手出来てしまったので、レビューの順が遅くなりました。

■製品詳細

価格

価格は1,760円(税込)です。同社の製品は2,000円を超えるものも多いため、安価な部類に入ります。高品質な5本指ソックスがこの価格であれば、順当な値付けだと感じます。

超立体5本指製法

この製品を含む同社製品の特徴は、特許を取得しているという超立体5本指製法です。

具体的には、各指の下側が立体的に編まれています。ただしこの機能は、基本機能と言って良いほど他の製品にも導入されています。

かつ、各指の太さに合わせて立体的に編まれているとのことです。細かい点ですが履くと非常に自然に指に密着します。かと言って圧迫感は無く、ストレスが少ないです。私は他社の5本指ソックスも持っていますが、ここまで作り込まれているものはありません。この履き心地は体感して欲しい。

その他、

  • 履き口の締め付けを柔らかくすることでフィット感を向上
  • 足首の曲がる部分のみ柔軟性を向上
  • つま先の耐久性を向上

という機能が盛り込まれています。

■実際に履いてみます

それでは実際に履いてみます。

履き心地

比較的薄手のソックスなのですが、履き心地については今までR×Lのソックスを2足履いた中で一番自然です。ストレスに感じる部分が全くありません。究極の履き心地と謳うだけのことはあります(ただし、その事があなたがソックスに要求する性能と合っているかは別です)。

同社の他のソックスはいずれも『一芸に秀でている』という1点突破型の製品が多いです。例えば滑り止めがすごいとか、BOAダイヤルを締めた時に圧迫感が無いとか。BOAダイヤル向けのソックスなんてあまりにマニアック過ぎると思いますが、実はちょっと欲しい。

一方、このソックスの売りは『履き心地』。普段使いのソックスじゃないんだから、それが売りになるとは思えません。しかし私もこのソックスを買ってしまったように、自然な履き心地を求める人は多いのでしょう。

実際に『ヒールロックソックス』を履いた時は、足裏に滑り止めがあるせいでソックスがシューズの中で撚れてしまいました。『WILD PAPER5』は吸湿性は神レベルですが、トレードオフで履き心地はゴワゴワしています。

サイズについて

この製品は、サイズ展開が5サイズとなっています。通常の製品はS~Lの3サイズなのですが、XSとXLが追加されています。

  • XS:20~22cm
  • S:22~24cm
  • M:24~26cm
  • L:26~28cm
  • XL:28~30cm

私の足サイズは26cmなのですが、ヒールロックソックスではMを買いました。結果としては若干の圧迫感があったのでType-ZEROではLを買ったところジャストフィット。

この『サイズの境界』に足のサイズがある人は、悩ましいところです。R×Lの製品に関しては完全に競技向けであることから、フィット感を重視していると思われます(要するにきつめ)。その点も加味して、24cmや26cmの人は迷ったらワンサイズ上を選ぶことをお勧めします。

■まとめ

一点突破型の製品が多いR×Lの製品の中で、『履き心地』という一見したところ競技結果に直結しなさそうな要素を訴求している商品です。しかし豊富なサイズ及びカラー展開と、webサイト上でページ上部に表示されていることからも、リピーターの多いかなりの売れ筋であることが伺えます。

特徴のある製品は『良いと思って買ったけど自分には合わなかった』というリスクがありますが、この製品に関してはそれが当てはまらないと思います。とにかく履き心地を重視しているため『マイナスポイントが無い』という点で失敗しないからです。

同社製品の入門編という位置づけでも非常にお勧めですし、この製品だけ何足も買うのもありだと思います。とにかくR×Lの製品を使ったことが無いというのは損しています。使った上で『これは自分には合わない』と判断するなら良いですが、食わず嫌いをするのだけはお勧めできません。わずが2,000円弱の価格でこれだけの性能のソックスが手に入るのですから、ぜひ自分に合う製品を見つける沼にハマって欲しいと思います。

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ABOUT ME
@morou2
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。

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