R×Lソックス

【レビュー】5本指&和紙糸のR×Lソックス WILD PAPER5で超快適

R×Lソックス(武田レッグウェアー)の『WILD PAPER5』を買いましたのでレビューします。武田レッグウェアーは、高価ですが一度使うと戻れない製品造りをしている会社です。本社は埼玉県富士見市です、埼玉県の企業としても応援したいですね。

■総合評価

吸湿性能は素晴らしいです。一方で汗の量が少ないとドライになり過ぎるかも。価格も3,000円近く、かなりの高額商品。この値段だと、同社の5本指ソックスを2足買うという選択肢もありです。

■製品概要

自転車やランニング向けのソックスを製造・販売しているR×Lソックスブランドの5本指ソックスです。同社の製品カテゴリでは、ラン向け、自転車向けのどちらにも掲載されています。その中でも吸湿速乾性の高い『和紙糸』を使っていることが特徴です。

■購入動機

ずばり、足をドライに保ち、快適に走りたかったからです。今までは通販で送料を無料にするために買った3足で1000円くらいのソックスとか、何かの参加証で貰ったシマノのソックスを使っていました。そもそもの価格も安いですし、そんなものを何年も使っているのでヘタり切っています。我ながらひどい…。

その上、金額合わせで買ったソックスは『差し色でグリーンが入っていて、キャノンデールとカラーが合う』というこれまたすごい理由で使い続けていました。

しかしいい加減ちゃんとしたソックスを買っても良いのではないか?と思っていたところ、興津600を一緒に走ったpekoさん、vegaさんから『もはやR×Lの5本指以外は使えない』という評価を聞きました。ちょうどいつものショップでも、ソックスコーナーにはR×Lの製品を店頭在庫するようになっていたんですよね。

私は仕事においては革靴を履いてデスクワークをする職種なので、常に足が蒸れています。おかげで土踏まずや指の間がかぶれたりして、皮膚科の常連客です。そのうえ自転車シューズは強度を保つためにどうしても通気性が悪くなりますから、足をいたわるはずの休日でもダメージを与えています。蒸れてふやけた状態の足よりも、ドライな足の方が安定してペダリングが出来るはずです。

足をドライに保つには、とにかくまず5本指ソックスです。R×Lの製品にも5本指のものはいくつかありますが、中でも特に吸湿性能が高いと謳っている『WILD PAPER5』という紙の繊維を使ったソックスを試してみる事にしました。

■製品詳細

それでは製品の詳細を見ていきます。

価格

まず価格ですが、2,860円(税込)です。同社のソックスは1,800円前後が中心価格帯なので、高級品です。

5本指

特徴の1つである5本指ソックス。単にポケットが5つあるというだけではありません。

各指の太さに合わせて立体的に編みつつ、指の下側のふくらみに合わせた立体的な編み方をしているとのこと。

紙糸

もう1つの特徴である『紙糸』。

かかと上部にも『WILD PAPER5』の刺繍が入ります。

製品説明には『高強度』『軽量』『調湿』という説明が並びます。

紙糸の特徴
  • ナイロン糸と組み合わせることで高強度である
  • 従来の糸より、比重が半分で軽量である
  • 紙なので調湿性能に優れる

まずこの製品の素材を見ると、ナイロン・分類外繊維(紙)・ポリエステル・ポリウレタンの順で記載されています。一般的に使用量の多い順で記載しますから『分類外繊維(紙)』は2番目に使用量が多いということになります。そしてその説明には『独自に試作を重ね開発した紙糸にナイロン糸を撚った、従来の紙糸より高強度の紙糸』とあります。

また紙の比重は一般的な糸の約半分とのことで、軽量化にも貢献しているそうです。更に吸湿性、速乾性に優れているため、むしろウェットコンディションでの使用を推奨という記載まであります。

一方、紙の繊維のデメリットとして伸縮性が無いので履きずらい、衝撃吸収性が低いという2点が挙げられています。しっかりとデメリットも書いている点は好感が持てます。

紙糸のデメリット
  • 伸縮性が低く、履きづらい
  • 衝撃吸収性が低い

個人的に最も求める項目は吸湿性なので、高強度を最初にPRしている点が良く分かりません。強度が高い素材を使う目的は、一般的には軽量化や小型化です。少ない材料で同じ強度になるからですね。

生地の厚みは従来と同じで良いので、より吸湿性を重視してPRすべきなのでは?と感じます。それとも、トレランなど激しい衝撃がかかる分野では、ウェットな状態で走るとソックスが破けるのが普通なのでしょうか?それなら分かりますが、この製品の最大の売りは強度なのか、ドライ性能なのか、今一つ伝わってきません。

立体形状

先ほど、足指の編み方が立体であると紹介しました。それ以外にも、R×Lの特徴として『かかとが立体編み』になっています。型崩れせず、しっかりとソックスがかかとをサポートします。

左右も決まっています。親指が太くなっていますから、手袋と同じで左右を区別する必要があります。これは一般的ですが、それ以外にも、実はかかとの造りが左右で異なるという手間のかかることをしています。

■実際に履いてみます

それでは実際に履いてみます。親指の付け根のグレーの部分に『あそび』のようなスリットがあります。伸縮性が低い素材なので、スリットを入れて伸縮するようにしているのでしょうか?スリットは、この場所以外にもいくつかあります。

履いた感触ですが、履いた瞬間に『ソックスが乾いている』と感じます。足が発汗するそばから汗を吸われているようです。試しに、平日に1日中このソックスを履いて仕事をしてみました。いつもの革靴程度では蒸れることは全く無く、むしろ乾き過ぎて寒く感じました…。ドライ性能という点では、あまりにも快適すぎます。そこらの5本指ソックスとは次元が違います。

次にこれを履いてロードバイクに乗ります。先ほどと同じく、履いた瞬間から水分が吸われる感じがすごいです。

いつものルートを60kmほど走ってみましたが、蒸れとは無縁で快適そのもの。5本指がそれぞれ独立している上に、足が湿っていないためにシューズの中で自由に動かせるので、しっかりと圧をかけてペダルを踏めます。

ただしこのソックスの特性として生地がやや薄め(強度があるためだと思われる)なのと、伸縮性が低いため肌触りが固めです。肌触りが固いといっても普通に履けるレベルなのですが、好みは分かれる部分かも知れません。綿の肌触りとは明らかに異なります。

またあまりにもドライに保たれるという点と相まって、むしろ足が自由に動き過ぎると感じる人がいるかも知れません。シューズの固定は、通常より気持ちキツ目にしても良いかも。ウェットコンディション推奨というのも納得です。

汗のかき方というのは非常に個人差が大きいので、汗かきの人にはむしろ大変ハマるのではないでしょうか。

■まとめ

紙の繊維を使用することにより、『足をドライに保つ』ことに特化したソックスです。

肌触りも非常にサラッとしていて軽量です。汗をたくさんかく人や、足をドライに保ちたい人、また多少のウェットコンディションに向いていると思います(多少ではないウェットコンディションだと、何を履いても同じです!)。

価格は高いですが、違いが分かる性能差はあると感じました。気になる人は、1足持っていて損はしないと思います。おすすめです。R×Lのサイトでは、『LIFE』という日常用のカテゴリにもこのソックスは掲載されています。なので私は自転車に乗らない時も、快適なので履いています(笑)

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