ダイソン コードレス掃除機『V8 Slim』を購入したのでレビューする。

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ダイソンのコードレス掃除機『V8 Slim』を買いました。使い始めて3週間ほど経ちましたので、製品の概要や使い勝手をレビューします。

掃除機がコードレス化して生活が変わったのですが、それについてはこちらの記事にまとめています。V8 Slim自体のレビュー記事とは分けました。

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■購入経緯

まず購入の経緯ですが、先ほどの上の記事にまとめています。我が家もようやく掃除機のコードレス化が完了。キャニスター式は、出番がほとんどなくなりました。それでもたまに必要な場面があるので捨てる訳ではありません(本当は捨てたいが)。

キャニスター式って場所を取るので保管場所が必要なのですが、家を建てる時に(このブログは、元々は注文住宅建築ブログでした)大工さんにお願いして、すぐに使えるようにキッチン横の一等地に専用の保管場所を作っています。当初はそこまでこだわったのですが、使用頻度が落ちてしまったので今では邪魔者扱いです。家を建ててから12年も過ぎると、生活スタイルも変わりますね。掃除機のコードレス化が当たり前になるなんて、想像していませんでしたよ。

■V8 Slim Fuffy

私が購入したのはこの『V8 Slim Fluffy』というモデルです。私が購入したタイミングでは45,000円だったのですが、1週間後に、実売価格が突如4万円以下に値下がりしました…。

ダイソン サイクロン式コードレススティッククリーナー Dyson V8 Slim Fluffy ニッケル/アイアン/レッド SV10KSLM
Dyson(ダイソン)

■開封の儀

気を取り直して製品の概要を紹介します。外箱はこの様になっています。箱は思ったよりも小さいです。パーツごとに分解されているので、売却する時のために箱をしまっておいてもあまり邪魔になりません。

箱を開けると説明書と本体他、各種付属ツールが入っています。

それでは内容物を確認していきます。まずは本体。20%だけ充電してあると明記してあり親切です。構造はミニマムで小型ですね。本体のみの重量は1.58kg。最新のDigital Slimは1.5kgなので、80gしか変わりません。かなり軽い部類です。

パイプです。SlimではないV11などのノーマルタイプと比較すると10cmほど短くなっており、取り回しやすさと軽量化に貢献しています。実際に使いましたが、普通にこの長さが最適と思うのですが…。

収納用ブラケットとACアダプターです。壁にネジで固定するタイプなので、使う人を選びます。我が家は2×4の注文住宅なので、壁に穴を開けるのはウェルカムです。そういうことを気兼ねなくDIYするために注文住宅にしたので。

付属ツール2種。隙間ノズルとコンビネーションブラシです。最近は『光る隙間ノズル』というものがあるのですが、光る隙間ノズルが付属するのは『V8 Slim Fluffy+』のみとなっています。上手い商売です。

クリーナーヘッドです。

全部並べるとこのようになります。非常にシンプルな構成です。他の付属ツールが必要になれば後から買い足すつもりですが、しばらくはこのまま使うでしょう。

■収納用ブラケット

収納用ブラケットは付属ツールをスマートに収納可能です。これって非常にありがたいですよね。今までも、掃除機にはオプションで色々なノズルが付いていました。しかしもともと使用頻度が低いうえに、棚に収納したが最後、使ったことがありません。目につかなくなると存在自体を思い出さなくなるんですよね。ということで、常に目に入る、取り出しやすい、邪魔にならない収納、というのは非常に良いです。実用性があるというだけで、お金を出す価値があります。今までは勝手に付属してくるのに、ろくに使ったことが無かったですから。

この収納用ブラケットは、当然ながら充電も可能です。裏側はこのようにコードを這わす溝が付いています。

ACアダプターの先端はこのように独特の角度がついているので、

このようにケーブルをセットして、

先端もうまい具合にセットします。ここに本体を収納すると共に、コネクタを挿すことになります。収納しながらコネクタを本体に挿す際に力がかかるので、コネクタは簡単には動かなくする必要があります。そのためコネクタをここに収めるのは少々力を要しました。

実際に収納するとこのようになります。固定には太めのコーススレッドが必要なので、壁には思いっきり穴が開いています。この位置になったのは、ここに2×4材の柱が通っているからです。『下地探しどこ太』を使って、石膏ボードの向こうにある2×4材の柱を探しあてます。ま、12年もこの家に住んでいてDIYも自由にやっているので今更そんなことは気にしません。今更というか、最初から気にしていないですが(笑)

設置完了

無事に設置完了です。都合よく『コンセントがあって』『邪魔にならない』場所があったので良かったです。ACアダプターのケーブルの長さの範囲でしか設置出来ませんから、収納ブラケットを設置出来る場所は限りがあります。もちろん延長ケーブルで延長することも可能ですが、出来ればやりたくないですよね。

■使用感

取り回しの良さ

早速使ってみました。まず感じるのは、取り回しの良さ。私は身長170cmですがちょうど良いサイズです。Slimでないタイプだとパイプが10cm長くなりますが、長さはジャストサイズです。

ノーマルより10cm短いSlimのパイプ

パイプがこれより長いと、身長が180cmくらいなければ大変だったのではないか?と感じます。そのうえ、例えばV11だと重量も2.7kg近くあるので動かすのは大変だと思います。

この取り回しに関しては、広いフローリングのリビングで、床の上も整然と片付いている…ような家庭は、掃除機本体が大きくて重くても問題無いと思います。掃除機を細かく動かす必要が無く、一方向に動かすだけで済むからです(そういった家は、むしろルンバに掃除させる方が向いていると思いますが)。

ちなみに我が家は子供が多く床の上に物が散乱しているため、物を避けつつ細かく掃除機をかける必要があります。私は狙った場所にヘッドをスムーズに移動させるため、主に右手で動かしつつ、左手もパイプに添えて全体を動かす補助にするというやり方にしています。

重量の軽さ

取り回しの良さとも共通しますが、本体だけの重量が1.5kg程度しか無いのは非常に大きい。なぜかというと、付属ツールを使う時は本体+付属ツールという形態になるからです(もちろん、パイプの先に付属ツールを付ける事も可能です)。

軽いので気軽に掃除をする気になるということは、家を綺麗に保つ上で非常に重要だということが分かりました。軽くてコードもありませんので、2階を掃除したついでに1階もやってしまおう…という気にさせてくれます。

特に便利なのはコンビネーションノズルを付けた時です。このブラシを使って窓の周辺にたまったホコリを掃除しますが、2階だけだとすぐに終わってしまうので『ついでに1階もやるか』となります。軽くて持ち運びしやすいのは大きなメリットですね。

また、もうしばらくしたらエアコンもダイソンで掃除しようと思っています。上を向いて使う事になりますから、軽さは特に重要ですね。

それと、車です。車の掃除は非常に面倒でした。我が家はたまたまウッドデッキに屋外用のコンセントがあります。そこに4mくらいの延長コードをつないで、キャニスター式の掃除機を持っていって掃除をする必要がありました。はっきり言って面倒。

しかしダイソンならそんな心配は無用。わずか2kg弱の掃除機を持って、そのまま車に行けば良いのです。何と楽な事か。自転車じゃないですけれど、軽さは正義。

ルンバとの組み合わせ

必ずしもルンバでなくとも良いと思いますが(今では沢山の種類が出ている為)、放っておけば勝手に掃除してくれるロボット掃除機と組み合わせると最強の生活が出来ると思います。

何が最強かと言うと、『掃除をする時に電源をコンセントに挿さなくて良い』。これだけの事ですが、これが家を綺麗にします。両方導入していない人は、一気に両方導入しても後悔しないと思います。とにかく掃除に対する心理的抵抗をなくせば、家は綺麗になります。

『床の上に物が散らかっているから無理』という人は、まず買いましょう。買わないと床の上を綺麗にしようとはしません。買ったから、有効活用しようとして綺麗になるのです。

そして、常に完全に綺麗な状態を保つのは難しいですから、ちょっとした掃除が簡単なダイソンを使い、片付けられない箇所とか、玄関とか、階段とか、ルンバの足りない部分を補うのです。正に現時点で最強の掃除方法。

■まとめ

重量についてはdigital slimにはかないませんが、十分に軽量なV8 Slim。大きさはほぼ一緒なので、いきなりdigital slimを買うのは価格的にハードルが高いが、まずは試してみたいという方に最適。

ダイソン サイクロン式コードレススティッククリーナー Dyson V8 Slim Fluffy ニッケル/アイアン/レッド SV10KSLM
Dyson(ダイソン)

掃除機のコードレス化は本当に便利です。今ではコードレスの掃除機は、ダイソン以外にも色々あります。しかしダイソンが一番機能向上について投資をしており、吸引力と軽さ、使い易さを総合すると抜きんでているのは事実だと思います。

その分、頻繁にモデルチェンジがあり1年も経つと旧機種になってしまう難点はあります。実際には劇的に性能が変わる訳では無く、『吸引力15%アップ』のような緩やかな進化です。逆に言うと少しづつ性能アップはしているものの、性能は同じなのに色だけ変えて新製品ということは無いので、いつ買ってもハズレは無いということになります。

前回の記事にも書いたように、掃除機のコードレス化は家を綺麗にするのに値段以上の効果があります。とにかく『掃除をしたい』とちょっと思った時に、気軽に掃除が出来るということが重要なのです。

気になっている人、検討している人はとりあえずSlimタイプにしておけば間違いないと思います。余裕があれば現時点で最新のDigital Slim。

SV18 FF ダイソン Dyson Digital Slim Fluffy コードレススティッククリーナー 掃除機
Dyson(ダイソン)

V8 Slimでも十分に恩恵を受ける事は出来ます。

ダイソン サイクロン式コードレススティッククリーナー Dyson V8 Slim Fluffy ニッケル/アイアン/レッド SV10KSLM
Dyson(ダイソン)

カーペットに付着したペットの毛もしっかり取りたい、家が広いので長時間稼働が必要、という人はノーマルモデルのV11ですね。

【6/22新発売】ダイソン Dyson V11 Absolute Extra サイクロン式 コードレス掃除機 dyson SV15ABLEXT 2020年最新モデル

この辺の選び方はまた別の記事にまとめましたのでご参考に。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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