【ブルべ】BRM621 Rさくら軽井沢400を完走しました その1
2025/06/21に開催されたRさくらのBRM621軽井沢400を走りました。

梅雨時でしたが、雨に降られずに無事に23h11mで完走できました。既にリザルトも出ており、無事に認定がでそうです。昨年の同時期に走った、同じくRさくらの『BRM629渋峠400』は予報に無い雨に降られて苦労しましたが、今年はそのようなことは無く楽しく走れました、とっても暑かったけど。
これで今年のSRまで、300を残すのみとなりました。ちなみに300は、10月に自分の副担当開催分がある(大洗銚子300)ので、まぁ認定は取れると思っております。これで今年もSR確定!(フラグ)
■まとめ
コースについて
まずは今回のコースです。
練馬の光が丘公園を出発し、比較的気温の低いうちに灼熱の埼玉、群馬を通り軽井沢まで。軽井沢へは碓氷峠を通りますが、碓氷峠は木陰が多くこの時期でも比較的楽に登れます。
また軽井沢は標高1,000mくらいありますから、最も暑い時間帯は軽井沢で過ごすことが可能な親切設計。夕方に群馬を通り、栃木~茨城~千葉~埼玉~ゴールまでは夜間走行という計画です。
今回も風呂と仮眠の場所としてスーパー銭湯を探したところ、桐生のコース付近にありましたので1時間ほど立ち寄りました。風呂に入って食事も摂り、仮眠もしてかなり回復。快活クラブで仮眠という方も多かったですね。
大きな登りは碓氷峠のみという計画を立てやすいコースで、250kmの桐生あたりからはほぼ平坦で大変走りやすかったです。その代わりポジションが変わらないので、尻へのダメージが大きかったですが…。
ちなみにペットネームである『やさしい軽井沢』というのは、昨年開催された『渋峠400』がキツかったので、それと比べると相対的にやさしい…という意味のようです。
各コントロール通過時刻
各コントロールの通過時刻まとめです。
到着時刻 | 所要時間 | 貯金 | 区間距離 | 総距離 | |
スタート(光が丘公園) | 06:00 | - | - | - | 0.0 |
PC1(ファミマ神川新宿) | 10:10 | 4:10 | 1:34 | 85.5 | 85.5 |
クイズP1 | 14:12 | 4:02 | 1:48 | 64.0 | 149.5 |
クイズP2 | 14:30 | 0:18 | 1:54 | 6.6 | 156.1 |
PC2(ファミマヤオトク南軽井沢) | 15:11 | 0:41 | 1:02 | 11.7 | 167.8 |
PC3(セブン桐生新里町元宿) | 18:55 | 3:34 | 3:13 | 73.8 | 241.6 |
PC4(セブン筑西玉戸) | 23:49 | 4:54 | 2:55 | 69.1 | 310.7 |
PC5(セブン守谷百合ヶ丘) | 2:09 | 2:20 | 3:23 | 42.2 | 352.9 |
ゴール(セブン板橋赤塚2丁目) | 5:11 | 3:02 | 3:49 | 47.5 | 400.4 |
全区間を通じて順調に貯金が増えており、最終的な貯金は4時間弱。こんなに順調な400も珍しいですね。昨年走った『渋峠400』は2時間の貯金でしたので、実に2時間もゴール時間が違います。ゴールのコンビニは同じなのに。
PBPの年(2023年)に走った老越路400は、最初から最後まで雨だったりしましたからね…(遠い目)。
天候について
今回の天候は、予報/実績のどちらも晴れ。最高気温は33度程度の予報でしたが、最初の3時間ほどは曇りと呼べるほどの雲量で、非常に走りやすかったです。
しかし群馬に入り、碓氷峠手前の横川(安中市)あたりで35度前後まで上昇。碓氷峠に入れば木陰が増えるのでどうにかなりましたが、かなり辛かった。
その後は20度後半の気温で暑くは無かったですが、いかんせん蒸し暑く、水の補給のためコンビニストップが増えてしまいました。
夜間になると気温は23度くらいに。楽になりましたが、今度は向かい風が吹き始めます。疲れでペースが落ちているところ、更に進まなくなりました。
ともあれ、一部の暑さと向かい風は辛かったですが、雨も降らず総じて快適に走ることができました。
装備について
当日のウェアは以下の通り。いたってシンプルな夏用装備です。
ウェアは今回も全てカステリです。()内はウェアの対応温度帯です。
- ジャージ:PREMIO EVO JERSEY(半袖)(18-35)
- ベースレイヤー:CORE MESH 3 SLEEVELESS(20-40)
- ビブショーツ:PREMIO EVO BIBSHORT(16-35)
- アームカバー:UPF 50 + LIGHT ARM2 SLEEVES(10-18)
- グローブ:SUPERLEGGERA SUMMER GLOVE
暑さ対策だけでいえばジャージは『Climer’s JERSEY』がベストですが、今回は400km。夜間走行を考慮すると快適性も重視したPREMIOシリーズの上下になりました。
また今回のデバイス類ですが、サイコンはiGPSPORTの『BiNavi』。ナビはGarminの『Edge1040』です。『BiNavi』をナビに使わないんかい!とツッコミが入りそうですが、このような運用にしています。

レビュー記事にも書きましたが、実はBiNaviはサイコンとしても非常に完成度が高いのです。個人的にはiGS900みたいな名称にすべきと思っているほど。
iGS800と比較して、BiNaviの唯一のネガはランタイムの短さ。それでも公称35hのランタイムはありますので、400kmを走る分には十分です。3万円台でこの性能と大画面が手に入る時代になりましたので、便利になったものです。
■走行記録
それでは走行記録です。
スタートまで
今回は練馬の光が丘公園から6時スタート。5時半の到着を目指して、自宅を4時半に出発します。この時期は日が長くて絶好のブルべシーズンですね、4時には明るくなっていました。ライトの点灯時間が短くて助かります。
トラブルも無く予定通りに到着しましたので、いつものデイリーヤマザキで直前の補給。遠征しているクマさんと入れ違いでした。

今回は400kmにも関わらず、エントリー数が何と100名とのこと。200kmでも100名のエントリーは珍しいのですが、一体どういうことなのか。恐らくですが、スタートの便利さ、コースの難易度と開催時期、400の開催自体が貴重など色々な要因の結果だと思われます。
デイリーを出発して予定通りに受付に到着。今回はたまがわ勢が私を含めて10名ほど参加している(!)ので、知り合いを探してご挨拶まわり。こういうのが非常に楽しいですよね。100名のうち約1割がたまがわとは、一大勢力ではありませんか。

Rさくらジャージ率が高いのも印象的でした。ブリーフィングを終えると、みいさんの装備チェックを受けて順次スタート。

PC1まで
最初の目標は85km地点のPC1。スタートは練馬なので便利である反面、当分の間は信号と車の多い幹線道路を走り、郊外を目指す我慢の旅が続くことになります。
適当にスタートすると、偶然に某嫁さんが前にいるのでしばらくそのまま隊列を組んで進みます。1kmも走るとすぐに我らが埼玉県にIN。R254(川越街道)を進み、英インターでR463に入り、所沢方面へ。どちらも交通量が多く、車でもあまり走りたくないルートですが、6時台なら特に問題なく走れるものですね。

航空公園の手前でK126に入り北上。ここで恐らく6:15スタートであろう、じんじんさんにパスされます。相変わらず信号が多いので、隊列の中切れや再連結を繰り返しながらR16との交差点(上奥富)へ。
この交差点の独特の形状により、30kmほど一緒だった某嫁さんとはここで前後が入れ替わってしまい、徐々に隊列も分離するように。
しばらく埼玉を走ると、越辺川を越えて鳩山に入ります。ここまで来るといつもの練習コースの範囲なので、いわゆる土地勘がある状態。同時に距離も40kmほどとなりましたので、PC1(85km地点)の前に一度補給しておこう、ということでセブン鳩山今宿店にIN。

曇りではあるものの湿度は非常に高いので、どう考えてもボトルの水はPC1までもちません。多数のランドヌールがこのコンビニで補給をしていました。この辺りで左側にあるコンビニは、ここのセブンか、少し先のローソン鳩山泉井店しかありませんからね。
ここではRinoさんも補給をしており楽しく会話。Rinoさんとは以降のPCで何度も会うほか、ゴールでも一緒になるのでした。
リスタート後はいつもの道を通り、小川町から八高線沿いへ。途中でR254を逸れて折原駅方面へ進みます。

途中で小さな峠を越える。

峠を越えると折原駅。

ちょうど9:10発、高崎行きの気動車が到着したところです。八高線は基本的に1時間に1本しかありませんのでかなりのレア度。

その後、荒川を渡るためいったん八高線とはお別れして寄居駅まで。赤城乳業の前を通り、再度R254を逸れてPC1へ。神川町へ入るとすぐにPC1、ファミマ神川新宿店(85.5km地点)に到着です。時刻は10:10で貯金は1時間ほどありますが先着しているランドヌールが多数います。

既に南側からの日差しがキツく、皆さんわずかな日陰に集まっています。ここでは某嫁さんとRinoさんに会いました。あまりにも暑いので手短に補給して、先を急ぐことにします。
この先も暑くなることが確実ですが、あと50kmくらい走れば標高1,000mの軽井沢が待っています。きっと涼しいはず…と思って頑張ることにしますが、その前にまずは碓氷峠を攻略しなくてはなりません。
その2へ続きます。