【ブルべ】2025Trace日本橋 その2

morou2

4月に走った(そしてDNFした)日本橋Traceのブログその2です。今回はxxまで。

その1はこちらから。

■PC1まで

さてまずはPC1まで向かう…前に、無事にスタート地点に集合しなくてはいけません。何しろ前日は5時間以上飲み続けて、23:30にラーメンを食べましたからね。そしてスタート時刻は6時なので、5時には起床しなくてはならない。

微妙に遅刻した記憶がありますが、どうにか定刻にスタートすることが出来ました。

4月の松本の朝は肌寒い。気温はそのうちに上がるでしょうから、アーム&レッグウォーマーを着用してしのぎます。

まずは51km地点のPC1、セブンイレブン富士見町富士見店を目指します。

今回エントリーしたメンツは、リーダーのりんぱぱさん、りゅうさん、みいさん、べいさん、そして私の5人。りんぱぱさんは残念ながら所用によりDNSとなり前夜祭だけの参加となってしまったため、4人でゴールへ向けて走り出します。

まずは諏訪湖の手前、塩尻峠を目指します。長野はまだ桜の季節。

いつもはキツい塩尻峠も、今回はスタートからたったの20km地点。さすがに何事もなくクリアして、諏訪湖を目指します。時刻もまだ7:30。

諏訪湖の到着は8時くらい。トイレ休憩をして先へ進みます。

諏訪湖を過ぎると茅野へ。中央本線沿いの走りやすい道を進み、ほどなく富士見町へ到着。このあたりまで来ると、気温もかなり上がってきました。

少し走ると、富士見駅近くのPC1セブンに到着です。51km地点、時刻は9:44。4月なのにかなり暑いのですが?さっきまで桜が咲いているとか言っていたのに…。

店の反対側にあるわずかな日陰に入って食事。この時刻でこの暑さでは、先が思いやられます。しかも徐々に向かい風になってきているような気がするし…。Traceなのにキツくなってきたぞ?

■PC2まで

水分をしっかり補給して次のPCを目指します。4月とは思えない暑さになってきたので、日焼け止めをしっかり塗ってリスタート。さすがにまだ50kmしか走っていませんので、文句は言いつつもDNFを考える雰囲気ではありません。

ちなみに次のPCは105km地点の富士川ドライブインです。鰍沢なので、かなり進みますね。

ということでPCを出立してひたすらR20を下ります。走り慣れた道ですが、微妙に速度が乗らないので恐らく微妙に向かい風になっている感じ。

暑さに耐えながらも、64km地点のサントリー白州蒸留所の前に到着。

ここは個人的な事情により、ぜひ立ち寄らねばなるまい…ということで、先頭を引くりゅうさんに立ち寄りたい旨を相談。時間的な余裕は十分あるので、土産物屋に立ち寄ることに。

このポットから蒸留所の入り口まではちょっとしたヒルクラなのですが、これまでひらすら下りで登りに飢えていた私は喜んで先へ進みます。道を逸れて蒸留所への登りへ突入する際、蒸留所に行くことは同意していたはずのべいさんが『ここを登るの??』と驚いたのは忘れられませんが、そうですよ、登るんですよ!

そもそも、アポなしでショップに立ち寄ることが可能なのか?を確認したかったので、それも兼ねて私が先行して受付を目指します。駐車場入口に到着すると、受付に行かずとも『今は完全予約制です』ということを警備員の方から教えていただく…。

今では蒸留所の見学だけでなく、ショップでの買い物も含めて完全予約制になっているとのこと。以前は気軽に立ち寄れたのですが、時代は変わりますね…。

せっかく寄り道してもらったのに、仲間には大変申し訳ないことをしました…。気を取り直して先へ。

釜無川にかかる穴山橋から望む七里岩。

この先、韮崎で再び釜無川を渡り、甲府方面ではなく鰍沢方面へ進みます。

県道42号に入ると明らかに向かい風がひどくなります。下りなのに向かい風が体感できるレベル。先頭を引いてくれているりゅうさんは、かなり大変なはず。

そしてその強い南風に乗ってどこからか花粉も飛んできている模様…。くしゃみと鼻水が止まりません。4月の半ばになって花粉で苦労することになろうとは。

4月とは思えない暑さ、強烈な向かい風、花粉辛い(私が特にひどい)を我慢して、どうにか105km地点の富士川ドライブインに到着しました。時刻は13時ですが、サイコンの記録によると気温は35度となっています!

建物の中に入ってもしばらくは鼻水と汗が止まりませんが、豚生姜焼き定食をオーダーして一息つきます。味は普通でしたがボリュームは満点笑。

私が言うのもなんですが、今回の4人(私も含めて…)はブルべ歴10年以上のベテラン。いつもであれば食べ終えたらさっさと店を出て先へ進むところですが、この気温と向かい風(と花粉)では外に出る気がしません。

また計算すると分かりますが、ここまでの大部分は下りであるにもかかわらず、7時間もかけてたったの105kmしか進んでいません。通常のBRMであれば足切りギリギリのレベル。コース的にはありえないほど楽なのですが、手を抜いているわけでもないのにこのアベレージ。

我々はFlecheのような苦労は嫌なのでTraceにエントリーしているのですが、このままではTrace的な制限時間にも間に合いそうにありません。

ちなみにTraceの制限時間は最大34時間ですが、ゴール受付までの移動時間とか、ゴール受付に行く前に風呂に入りたいとか、そういった諸々の事情を勘案して各チームのTrace的なゴール時間が決まります。

それらを踏まえると『既に想定ゴール時間に間に合いそうにないな…』というのを各メンバーは(ベテランなので)薄々感じており、それが最短距離で行動してドライブインを出発しなかった要因のような気がします。

というわけで、ゴールである伊東からの電車の時間を考慮すると時間に余裕は無いのですが重い腰を上げてリスタート。

引き続き強烈な向かい風と花粉、30度を超える気温の中を進んでいきます。正直なところ楽しいサイクリングという雰囲気はもはや1ミリもなく、下りなのに向かい風に抗って進んでいくというストイックなサイクリング。

一同の心に『これをあと(伊東までの)120km続けるのか…そんなつもりじゃなかったんだけど…』という気持ちが芽生えたところで、身延線波高島駅に差し掛かります。

ここでりゅうさんから『ここは数少ないコースと駅が近いポイントですが、ここ(波高島駅は無人駅)でDNFするよりも、発展している(駅前に店舗が色々ある)身延駅まで走行してDNFしてはどうか』という提案がなされます。

一同賛成しDNFが決定、そして身延駅まで進むことに。無念ですが身延駅でDNFとなりました。私は本当に花粉が酷くて耐え難かったので、DNFして安堵しました…。

今回は本当に条件がひどかった。4月の長野~山梨にもかかわらず気温は35度。強烈な向かい風で下りなのに全然進まず、花粉もひどい。身延駅で輪行準備する仲間は生き生きとしていました笑

次の電車までは40分ほど余裕があったので、各々輪行の準備をしつつ、トイレに行ったり食料やビールの買い出しに勤しみます。東海道新幹線に接続する富士駅までは1時間かかりますので、ビールが無いと死んでしまう笑。

買い出しをしていて驚いたのは、JR切符の購入に際しての決済手段はクレジットカードと現金のみでしたが、駅前の商店で買い物をする場合はあらゆるキャッシュレスの決済方法が使えること。身延駅周辺はゆるキャン△の聖地なので、観光客の増加に適応したことが伺えます。

JRも早くクレジットカード以外(せめて交通系)にも対応してください。

ということで無事に乗車してプシュ。4人で一緒にクロスシートに着席できてラッキーでした。

身延線って、富士山が良く見えるのですね。

この後、確か三島あたりで東海道線に乗り換え、熱海から自宅まで帰ったような気がします。

少々不本意な終わり方でしたが、とにかく向かい風と暑さ、花粉に苦しめられました。早めにDNFして良かったと思います。また来年にチャレンジしたいですね。

それではまた次のブルべで。この記事は4月のTraceのことを9月に書いているので、既に400と600を完走済み。次は私が副担当のたまがわBRM1005大洗銚子300です。前週あたりに事前認定走となる予定です。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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