【ブルべ】BRM1102朝霧高原300を完走しました その3

morou2

2025/11/02に開催された、R東京のBRM1102朝霧高原300の走行記録その2です。今回はPC3からゴールまで。

その2はこちらから。

■走行記録

走行記録です。前回はPC2の道の駅朝霧高原(135.9km地点)に到着しましたので、PC3のセブンイレブン駿東小山店(199.5km地点)を目指すところから。

PC3まで

道の駅朝霧高原の到着は、13:13くらい。ここで補給をする目的で、これまで少量の補給に抑えていました。道の駅のレストランで食事をして、この先に待ち構えるこどもの国への登りのカロリーを補給します。

昨年は山中湖の先でほうとうを食べたのですが、滞在時間が実に1時間以上に及んでしまいましたので、今回は道の駅で妥協です。13時を回っていますが、レストランは中々の込み具合。そもそも、この道の駅自体がかなりの混雑ぶり。

食券を買って受付に提出、待つこと約15分。肉を食べたかったので、肉丼とモツ煮です。

ここで気付いたのですが、このPC2では何らかのレシートが証跡として要求されています。食券はお店に渡してしまったので、証跡らしきものは手元にありません。

食券の現物が既に無いので、食券に『時刻』や『道の駅朝霧高原』という証跡になりうる印字があるのかも不明なのですが…。

昨年は売店で飲むヨーグルトを買って済ませたので、今年も飲むヨーグルトを買うことにします。

あっさりと食べ終わり(全然足りない)、証跡を入手するため売店へ。飲むヨーグルトを買って、ブルべカードと共に撮影したのが13:43。昨年は220円だった飲むヨーグルトが240円に値上がりしていました。切ない。

こどもの国への登りはコンビニ不毛地帯なので、水の予備も買ってPC3へ向けてリスタートです。背後の顔出しパネルで、女の子が犬と一緒に顔出ししようとして悪戦苦闘していたのが可愛かった笑

コースとしては、富士宮市の市街地の北端まで一気に下った後、改めてこどもの国まで登り直します。このコースを走るのは3度目なのですが、このこどもの国への登りが非常にキツい。私はどちらかと言うと登りが好きな方なのですが、ここの登りは何故かキツい。

文句を言いながらもその登りを3回走りましたので、なぜそんなにキツいのか?を考えてみました。

斜度がキツいからか?と思い、プロファイルを見てみるとそうでもない。道志みちは約40km(PC1から)で900mを登るので、平均斜度は2.3%くらい。こどもの国への登りは約15kmで400mを登るので、平均斜度は2.7%くらい。

斜度を見ると確かに道志みちよりはキツいですが、騒ぐような斜度ではない。

では何故なのか…?

改めて考えてみましたが、結論としては『登っていてつまらない』からなのではないかと。

道志みち(R413)は木陰もあって、適度にワインディングもり、脇に川が流れていて渓谷の雰囲気もあり走っていて飽きません。むしろ楽しい(山伏峠の直前はキツいけど)。

一方、こどもの国への登りであるR469は木陰もワインディングもなく、直登の道を西日に焼かれながら登っていくことになります。景色も単調で変化がありません。

斜度も割と一定でメリハリが無いので休むポイントが無く、ひたすら一定の出力が要求されます。うーん、これはキツいな、仕方ない笑

ということで、道の駅から一気に下っていくと、例のMETの方に追いつきました。少し走ると徐々に登りが始まり、METの方が少し速い感じなのですが、頑張って↓の画像くらいの距離感でついていきます。

K72とR469の名も無き交差点から登りが本格化するのですが、ここで私の方が先行気味になってしまい、残念ながらお別れ。単独でこどもの国を目指すことに。

景色の変わらない直登の国道が続き、ブルべではないロード乗りの人を2人ほどパスして、やっとの思いでこどもの国に到着。景色は良いのですが、やけに疲れました。本当に疲れた。

2016年にこのコースを初めて走った時は水を切らしたまま数キロを登ることになり、こどもの国の駐車場にあった自販機でどうにか水を補給しました。今回は未開封のペットボトルがサドルバッグに入っていますので、残量を気にせず好きなだけ水を飲むことが出来ます。

厳密にはこどもの国がピークというわけではなく、更に500mほど進むことになるのですが、登りとは言えないような斜度なので余裕。下りに転じると裾野市を目指して一気に下っていきます。

そして到着するのが裾野の自衛隊演習場。荒涼とした独特の光景がそそりますね…。

大野路の交差点で久しぶりのコンビニが登場するのですが、水は十分にあるのでパス。ここからは実にゴールまで全て下り基調なので、補給はPCで行うことにします。PCまでは残り20kmなのでとりあえずどうにかなるでしょう。

ちなみに昨年のこのBRMの開催は1週間遅い11/9でした。演習場の隣にあるゴルフ場『太平洋クラブ御殿場』では『三井住友VISA太平洋マスターズ』という大きな大会が行われており、通過時刻が16時前後であったため観客の帰り渋滞に巻き込まれてしまい、ひどい目に遭ったのでした。

これは昨年の画像ですが、観光バスが6台も一気に出てくるので、5分くらい待機させられたのでした…。

幸い、今年は開催が1週間ずれていたので特に何事もなく通過。この辺りの裾野~御殿場は、キャノボやFlecheで何度も通っていますので『いつもの道』みたいな感覚でPC3へ向かいます。

気付くと御殿場線と並走するようになり、PC3、いつもの『セブンイレブン駿東小山店』に到着。199.5km地点、時刻は16:22です。

暗くなると下りの危険度が増すので、明るい内に到着出来て良かったです。PC2からの区間距離63.6kmを2h44m(2.75時間)で走りましたので、AVEは23.1km/hとなかなか。こどもの国があったのに、全体としてはやはり下り基調なんですね。

ちなみに昨年は、このPCの到着時刻は16:59でした。30分早い到着でしたが、今年はほうとうを食べなかったのでその分だけ短縮出来たということでしょう。ほうとうは、本当に時間がかかる食べ物ですな…。

ここではしっかり目に補給をして、プロテクトJ1も塗り直す。17時すぎには完全に日没になり気温が下がることが想定されたので、グローブもフルフィンガーに換装してライトも点灯し、夜間走行に備えます。

発売されたばかりの、iGPSPORT『TL50』を投入

PC4まで

ついに山岳地帯が終わり、ここから先は平坦区間です。64.7km先のPC4、ローソン大船4丁目店を目指します。西湘バイパスを突破して、湘南モノレール下の凶悪なアップダウンをクリアするコースです。

PCを出発すると、すぐにR246との合流地点。空が美しい。

電線が邪魔

しばらくR246を走り、清水橋交差点から酒匂川の北側へ。街灯の無い区間なので、iGPSPORTのVS1800Sが本領を発揮します。いったん停車して、アプリから操作して3LEDをフル点灯。

この明るさが必要なのは酒匂川の北側を走る5kmほどなのですが、街灯皆無の区間は道も悪いですし、普通の市街地では使えないような凶悪な明るさは本当に役に立ちます。

山北町に入り、一気に小田原まで下ります。東海道本線を越え、R1に入ると進路は東へ。大磯からR134に入りますが、ここでようやく追い風になり、ひたすら35km/hで巡行。

R134は何度も通りましたが、今回は渋滞がひどかった。道路の脇は割とスペースに余裕があったので、ゆっくり走ってどうにか江の島に到着。

北に進路を変えて、湘南モノレールの湘南江の島駅の脇を一気に登っていきます。ここの登りは本当にエグい…。その先も続くモノレール下のアップダウンをこなして大船へ。

横須賀線を越えてしばらくすると、PC4のローソン大船四丁目店(264km地点)に到着です。時刻は19:44。追い風のおかげで、予想よりも早く到着できました。

ゴールまで

残りは40km。貯金は4時間近くありますので、余程のことが無い限り完走出来そうです。

コンビニで味噌ラーメンを食べていると、METの方もやってきました。順調そうで何よりです。

しかし残り40kmといえども楽ではなく、関内やみなとみらいの信号峠、鶴見や新川崎の坂があったりしてあまり快適に走れない区間。とにかく最後まで気が抜けません。

PCを出るとすぐに横浜。まずは上大岡を目指します。埼玉県民からすると、あの上大岡駅前の発展ぶりに驚きます。

しばらく走ると伊勢佐木町に到着。関内、馬車道の信号峠をクリアするとみなとみらいです。

このあたりで反射ベストを着たランドヌールに追いつきます。同じ朝霧高原300の参加者か…?と思いつつ挨拶してパスしましたが、フラットペダルだったり、やけにゆっくり走っていたのが気になりました。

帰宅後に確認したところ、恐らく前日にスタートしていた同じR東京の600km『いってこい御前崎』の参加者だった模様。あちらは570kmくらい走った後ですから、ペースがゆっくりだったのも納得です。

みなとみらいの喧騒を抜けると、東神奈川~新子安~鶴見へ。鶴見のあのアップダウンですが、今回は脚が残っていたのであまり苦労せずに走れました。

鶴見川を渡ると新川崎へ。ここでも『いってこい御前崎』の参加者らしきランドヌールをパスしました。もう少しでゴールですね。お互い頑張りましょう。

武蔵小杉を過ぎると丸子橋を渡り多摩川沿いへ。二子玉川まで行きたくなってしまいますが、途中で逸れて等々力方面へ。日体大付近で右折して、コメダが見えるとゴールのローソン(304km地点)に到着!

時刻は22:06でした、16h06mで無事に完走です。今までで一番楽に走れたかもしれません。

コンビニで買い物をして自転車に戻ると、主催のIさんが見回りにきていました。R東京はゴール受付もリモートなのですが、やはりゴール後にコースの感想なんかを雑談できると楽しいですね。

10分ほど喋っていましたが、そろそろMETの方もやってくるだろう…と思い、挨拶してゴールを後にします。この後はスーパー銭湯に移動して風呂と食事の予定ですが、スーパー銭湯の閉店(AM2時)まで余裕がある時間帯にゴール出来たので良かったです。

帰り支度をしてゴール受付を済ませ、スーパー銭湯へ。無事にラーメンにありつけました。

今回は車での移動ですから着替えも持参。風呂に入って綺麗な体で帰宅出来ました。

2025シーズンは既にSRシリーズを一通り走っていますが、今回は追加の300km。また年末には昨年と同じくRさくらの筑波200にエントリーしていますので、お会いできる方がいましたら宜しくお願いします。

それではまた。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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