ライトとバッテリーが組合せ自由!KNOGのライト PWRを購入。インプレ(レビュー)編その1
先日紹介?したKNOGのライト、PWRを買いました。結局買ってしまいました…。早速インプレ・レビューします。
■KNOGのライト購入
お店に行って『このKNOGのPWRってライト、どうなんですかね~?』と相談しようと思っていたら、
『それならありますよ!今日入荷したんです!』
と即答されて
『あっはい』
と買ってきてしまいました…。
それ程見かけるものでも無いし『品薄そうだし、注文したとしても取り寄せで1ヶ月くらい待ちかな?』と思ってました。ところがお店に行ったら『それって今日入荷したやつですね?これですよね!』と言われて現物を手渡されると、買う以外の選択肢が無い(笑)
まさか当日に入荷しているとか思わないよ。在庫回転率の短縮に貢献してきました。
まぁ輸入元はダイアテックだし、レザインを扱っていたら取引ありますからね。KNOGのベルはどこのお店に行っても置いてあるし。
■商品概要
今回購入したのは、これです。商品名『PWR ROAD』という一番小さいライトヘッド(MAX600ルーメン)とバッテリー(3,350mAh)のセット。セットはこの他に、
- PWR TRAIL:1000ルーメン+5,000mAh
- PWR MOUNTAIN:2000ルーメン+10,000mAh
という組み合わせがあります。ライトの数値はMAXの性能を表しており、私が買ったヘッドだと最大で600ルーメン。それ以下のモードのルーメン数は、アプリで後からいくらでも変更することが出来ます。また基本的には、最初はセットを買った方がオトク。理由は後述。
パッケージ
商品説明も兼ねた立派なパッケージに入っています。結構情報量が多いです。基本スペック、照射パターン、マウントのこと、モードメーカーのこと、ランタイムのことなど。パッケージ記載の初期設定のモードとランタイムは以下の6つ。
- Max:600ルーメン・2h
- Mid:330ルーメン・4h
- Stamina:65ルーメン・23h
- Pulse:600ルーメン・8h
- Strobe:250ルーメン・12h
- Eco-Flash:65ルーメン・195h
上の3つが常時点灯のパターン。下の3つがいわゆるフラッシュのパターンです。このデフォルトで設定されているモードは『MODE MAKER』というアプリで後でいくらでも自由に変更出来るので、あくまで参考値みたいなものです。
中に入っているもの
パッケージの中に入っているものは、以下の通り。
ライトヘッド、バッテリー、サイドマウント
ひっくり返すと、22.2mm用のシムが入っています。
ケーブル2種類(本体充電用とPC接続用)
商品カタログ。この右下の各種マウント類にそそられます。ハンドルに載せるには重すぎる大容量バッテリーをフレームに固定して、ハンドルにマウントしたライドヘッドにケーブル経由で給電するという方式が出来ます。キャットアイのvolt6000みたいな感じですね。
バッテリーを共通で利用出来るアウトドアグッズ。『HOUSE』というインバーターまであります。
■商品詳細
本体
まずは本体からです。本体は、ライトヘッドとバッテリーに分かれています。これがそれぞれ3種類あって、自由に組み合わせが可能というのがこの製品の最大の特徴です。パッケージにも『modular bike light』と表記があって、この表現が特徴を一番良く表していると思います。
これが3,350mAhのバッテリー本体。18650が1本入っているだけですかね?というスリムさ。長さは104mmと結構長いです。私はライトヘッドは最も低スペックのもの(MAX600ルーメン)で良かったのでこのセットを買いましたが、バッテリーの3,350mAhはさすがに心許ないですね。後からミディアムのバッテリーを買い足すつもりです。
バッテリー残量は4メモリのインジケーターで確認します。バッテリーに動きがあるとそれを検知して、残量を表示します。これはかなり助かる機能です。キャットアイは何時間使ったか確かめる術がないですからね。管理が結構面倒くさい。
側面にはこの様な溝があります。ここにマウントを通して固定します。2カ所に穴があると思いますが、ここにマウント側から出てくる爪がはまって固定される仕組みです。固定場所を2カ所から選択可能ということですね(詳細は後述します)。
底面には、PSE適合マークのシールが貼られています。
日本国内での商品のリリースは2017年最初にはあったにも関わらず、この商品が最近店頭に並んでいなかったのは恐らくこのせいではないでしょうか?2018年2月1日にモバイルバッテリーにもPSE(電気用品安全法)が適用されることとなり、端的に言うとPSEマークが無いと日本国内では販売が出来なくなりました。
実際には2018年2月1日適用と言いつつも、その後に1年間の猶予期間がありました。それが2019年1月31日に終わったので、代理店であるダイアテックは国内にある在庫品の全てにPSEマーク適合のシールを貼る事を余儀なくされたはずです。パッケージに開封した形跡があるのはその様な事情と思われます。
こちらがライトヘッド。直径は30mmです。スモールサイズのバッテリーも30mmなので装着するとツライチになりますが、大容量のバッテリーと組み合わせるとバッテリーの方が大きくなって見た目のスマートさは無くなってしまいます。LEDは3つとなっており、その内の2つは画像のように左右に拡散する加工がレンズになされています。
裏面です。600ルーメンの表記があります。バッテリーから給電を受ける端子(写真上側)と、PCとの接続用端子(写真下側)の2つがあります。
ちなみにこのヘッドの外側は2重構造になっていまして、外側の筒が独立して動きます。このライトにはキャットアイのような物理スイッチが無いので、スイッチのON/OFFやモードチェンジの際にはこの外筒をひねることでスイッチの動作を実現しています。
マウント
ともすると、ライト本体よりも重要なマウントです。このマウントが非常に使えるのです。マウントは90度のL字形状にオフセットされていて、ハンドルから吊るすとステムの真下に来るようにすることが可能です。
マウントを装着する際は、この溝に挿入します。
サイドの溝
マウントには可動式の爪が隠れており、
↑↑の画像に写っているダイヤルを回すとこんな感じで爪が出てきます。溝には穴が2つあるのが分かると思いますが、このどちらかの穴の場所で爪を出して、マウントを固定する仕組みになっています。固定場所が2カ所から選べるということですね。
前方の穴で固定するとこうなります。
後方の穴で固定するとこうなります。
実際の取付は、別の記事にします。
付属ケーブル類
ケーブルが2本付属してきます。1つは本体充電用のMicroUSB。
もう1本はPCとライトヘッドの接続用に用いるUSBのオス/メスです。
この様にライトヘッドと接続して、モードをカスタマイズ出来ます。詳細は別記事で。
続きはその2へ。実際にマウントしてみます。
最初はセットを買うのがお勧めですが、パーツが本当に色々あって見ているだけで飽きません。