Zwift

Zwift始めました Bluetooth心拍計で悩む

morou2

始めるのに何年かかっているんだよ…と言われそうですが、この元号改元のGW10連休に自転車に乗れなくてストレスが溜まるので、今更ながら重い腰を上げてZwiftを始めました。

■Zwift開始

始めたきっかけ

2019年のGWは元号が『平成⇒令和』に改元することで実現した10連休です。AR日本橋などでは1000kmが開催されたりしていました(数年後に懐かしく見返した時のために記録しておく)。

その10連休に自転車にほぼ乗れないので(カミさんが仕事のため)、このストレスをどうしようかと出した答えが『Zwiftをやる』。

Zwift構成

Zwiftをやるにも構成が色々あります。この辺をどうするかは今更なので細かくは述べません。今月号のサイスポにも載っていた程ですからね。試行錯誤した結果、私は以下の構成となりました。

 

  • iPad Air2
  • パイオニア ペダリングモニター(右):パワーとケイデンス
  • 3本ローラー ELITE ALION AL13
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新しく導入したパイオニアのペダリングモニターがちょうどBluetooth対応モデルでしたので、これだけのシンプルな構成で接続出来ています。注文した時点ではBluetooth対応はどうでも良かったのですが、意図せずに役に立ってくれました。

当初はwin10のPCでやろうとしましたが、グラフィック性能が足りないらしく起動してしばらくするとzwiftが落ちます。PCを買ったのは昨年ですし、割とCPUにも金がかかっているのですが…。仕方なくiPadでやりましたが、こちらは何の問題も無く動きます。ANT+のドングルを買わずに済んだので良かったです。

後はローラー台ですが、2012年(!)に購入して埃をかぶっていたELITEのALIONを引っ張り出してきました。ローラーがアルミ製なので、非常に安定して重厚に回転します。筑波8耐などでチームメイトが持ってくる樹脂の3本ローラーにのると、回転が軽すぎて上手く乗れなかったりします。これは負荷調整も可能(もちろん手動)なので、負荷最大にするとそれなりに追い込むことが出来ます。

■課題点

心拍が記録出来ない

2つ気になっている点がありまして、1つ目はこの環境だと心拍数をZwiftに送ることが出来ないこと。現在使用している心拍計は、Garminの旧モデルのハートレートセンサーです。こちらはANT+接続しか出来ないためSGX-CA600にはANT+で心拍データを送れるのですが、iPadに送るにはBluetoothが必要です。

PCにドングルを挿してANT+接続していればサイコンとZwiftの両方に心拍データを飛ばせるのでしょうが、今のままではBluetoothの心拍計が必要になります。手元のサイコンに表示されるのであればそれで十分とも思うのですが、後からログを見返す時にやはり心拍データも一緒になっていた方が便利との事。

しかしサイコンに心拍数を表示させるだけであれば、従来のANT+の心拍計で十分です。Bluetooth接続の心拍計ってあまりメジャーではない気がするのですが、みなさんZwiftをやる時はどうしているのでしょうか。またBluetooth対応の心拍計を買ったとしてZwiftにはデータが送れるようになりますが、今度はサイコン側がANT+しか対応していないため、手元のサイコンで表示が出来なくなります。やりたい事はZwiftにも心拍データを送りつつ、心拍数の確認は手元のサイコンで行いたいという事なのです。

困った時のTwitter

他の皆さんはどうしているのかTwitterで少し聞いてみると、まずZwiftの際は割とBluetooth接続している人も多かったです。そのやり方ですが、

  • リストバンド方式の光学式
  • Bluetooth対応心拍ベルト(キャットアイとか)
  • ポラール系

大きく分けてこの3つ。この点、Garminは新型のプレミアム心拍ベルトでもANT+のみ対応なのでダメですね。

リストバンド方式の製品は、このあたり。心拍ベルトが苦手な人も多いですからね。これ1台で色々済んでしまうので非常に便利だそうです。Zwiftにデータを飛ばしつつ、手首につけたこいつで心拍を確認する事が出来そうですね。欲しくなってしまうので、変なものを私に勧めないで…。

またアームバンド方式の光学式心拍計もwahooから出ています。これもかなりスマートですね(いつの間にかbluetooth/ANT+に対応していた)。

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オーソドックスにBluetoothに対応している心拍ベルトはキャットアイが定番ですかね。逆にANT+には対応していないという潔さ。今後はこれで十分だと思いますが、今のままではサイコンに心拍数を表示させることが出来ません。キャットアイのサイコンを買えばサイコンもBluetooth対応なのですが、後述する『Bluetoothは2台同時にペアリング出来ない』という問題が発生します。

ポラールは早くからBluetoothに対応しており、この点は有利になっています。中でも『H10』という心拍ベルトは、『ANT+/Bluetooth両対応』な上に『同じプロファイルのBluetooth機器2台と接続が可能』という凄い機能を持っています。通常、Bluetoothは『同じタイプの製品と同時に接続が出来ない』という仕様になっています。Bluetoothのユニットが2つ内蔵されているのでしょうか?

その点この製品はANT+とBluetoothを使って2台と接続も出来ますし、通常は出来ない『Bluetoothで2台接続』も可能になっている点が優れています。全部使って3台同時が可能なのか分かりませんが、現時点では最強ですかね?当然、価格もそれなりです。

で、オーソドックスな上記3つ以外で特に気になったのがvさんが使っているという『ANT+/Bluetooth両対応』の中華心拍計。vさんの使っているものは上腕に装着する製品とのことだったのですが、今や中華でも普通に『ANT+/Bluetooth両対応』があるのですね。

で、調べてみたのですがAmazonで普通に売っていました。Yahooと楽天でも同じものが売っています。私はやはり胸に装着するタイプが信頼性が高いと思いますので、心拍ベルトタイプにしたいと思っています。これが『ANT+/Bluetooth両対応』でAmazonなら5,000円というリーズナブルプライス。

他にも人気なのは、CooSpoというブランドの心拍計。もちとんANT+とBluetoothの両対応。こちらの方がデザインが良いですね。2020年に発売された新モデルです。

アームバンド式もあります。これ、持っている人が周りに何人かいます。

メンテナンススタンドの時も書きましたが、この中華製品の商流ってどうなっているのでしょうかね?以前は中華はAmazonでしか売っていなかったと思うのですが、最近はYahooや楽天のネット小売業者も仕入れて販売しています。Amazonの販売価格と比べると、同じ商品がYahoo・楽天だと2割位高かったりします。間に『中華製品の卸業者』がいるであろうとは思いますが、普通の小売店でも販売しようと思えるクオリティになってきている…ということなのでしょうか。

これが果たしてどこまで使えるのか?気になるのでちょっと使ってみようと思います。ANT+とBluetoothは別々のユニットが組み込まれているはずですから、よほど変な仕様で無い限りはANT+でサイコンと繋ぎ、BluetoothでZwiftと繋ぐというのが出来ると思います。これで見やすい手元のサイコンで心拍を見つつ、Zwiftにも心拍データを送るというのが可能になります。現状ではZwiftとBluetoothしつつサイコンにはANT+接続したいとなると『ANT+/Bluetooth両対応』の製品を買うしかないですよね…。

屋内でZwift出来ない

1つ目の課題が長くなってしまいましたが、気になっている点の2つ目が『屋内でローラー出来ない』ということ。これは自宅にそのような大きな空きスペースが無いので、もうどうしようも無いのですが…。天気の良い日にウッドデッキに3本ローラーを出してやるしか方法がありません。

雨の日に出来ないと意味が無いだろ!と言われそうですが、子供が3人いるとそんなスペースはあろうはずもなく。我が家の場合は、たまたまウッドデッキという屋内と屋外の中間のようなスペースがあるのでそこを活用出来ていますが、これが無かったらローラーをするスペースなど全くない、ということになります…。

お気づきと思いますが、真夏と真冬は無理です。

それでも7歳の娘と留守番をしながら1時間弱だけZwiftをやるということが出来るようになりましたので、かなりの進歩です。

ともかくGWに少しでも自転車に乗るという野望が実現出来ました。3本ローラーに久しぶりに乗りましたが、これをやると間違いなくペダリングが綺麗になりますね。

このローラーでもそれなりに負荷がかかりますし、Zwiftでモチベーションも続くのでトレーニングとしては十分なのですが、Zwiftをやるとスマートトレーナーが欲しくなるというのが良~く判りました(笑) これは危険です。

⇒ANT+/Bluetoothの両方に対応する中華心拍計を買いました。インプレはこちらから。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。

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