ヴィットリア コルサ28Cを導入しました
バルブエクステンダーを買ったので、手持ちのスペシャのチューブに継ぎ足してようやくタイヤの交換が出来ました。買ってあったヴィットリア コルサ グラフェン2.0の28Cです。
6/8の男鹿200の前に、先行してリアだけ交換しています。
■ようやく前後とも交換
男鹿200の前にリアだけ交換したのですが、3週間経ってようやくフロントも交換出来ました。サイドまで黒のフルブラックも良かったのですが、ブラックも意外といけます。
タイヤ交換はサドル交換よりも前でしたので、記事が前後してしまっていますね。サドルやディスクローターで軽量化している割には、タイヤを太くしたりして重量化しているので、トータルでどうなっているのか分からなくなってきました。3月にハンドルを交換した時までは把握していたので、一度まとめないといけないですね。ちなみに3月の時点では、338g軽く出来たらしいです。
■28Cの乗り心地
肝心の28Cですが、まず空気を入れるのが少し大変です。25Cと比較しても明らかにエアボリュームが増えます。空気圧は前後とも5.6barに設定。私の体重は58kg。
最初の漕ぎだしは、私にはあまり25Cとの違いが感じられません。もともと信号スタートなどでダンシングをしないので、それ程影響が無いのでしょう。
しかしいったん走り出すと、明らかに路面が滑らかになったような印象を受けます。乗り心地はそれ位に25Cと違います。23C ⇒ 25Cの時も明らかな違いがありましたが、25C ⇒ 28Cも明らかに違いがあります。
私の体重は変わっていないのに空気圧を25Cの時と一緒にしていますので、エアボリュームは何割か増えている訳です。その分タイヤの変形も減るのですから、走りも滑らかになるはずです。走り出してしまえば、快適そのもの。
特にたいていの舗装の凹凸を吸収してくれますので、その違いが大きい。例えば舗装の荒れ度合いに1~10段階(10が最凶)まであるとすると、
- 23C:2段階くらいまでしか吸収出来ない
- 25C:5段階くらいまでは吸収出来る
- 28C:7段階くらいまで吸収可能
という感覚です。こんな舗装でも、かなり衝撃を吸収してくれています。座ったままで走破可能。
じゃあファットバイクのタイヤならどうなるんだ?と思いますが、あのレベルになると余程の大穴で無い限りは、ほとんど気にならなくなるのでは無いでしょうか…。ファットバイクやMTBでブルベを走る人もいるのですが、太いタイヤにも一定のメリットがあるというのが良く分かります。開通直後の綺麗な舗装の道路だけを200km走れるのであれば23Cのタイヤが速いのかも知れませんが、実際はそうでは無いですからね。
28Cで吸収出来ない障害物は、穴だったり荒川の秋ヶ瀬公園から北上する時の竹林の根っこだったりと言う様な、『ロードのタイヤじゃどうにもならない』『ハンドル操作で回避するのでタイヤの太さは関係ない』というレベルの障害物だと思います。走っている時の不快な衝撃のほとんどを吸収してくれますので、非常に快適ですし、常にトラクションがきちんとかかって安定して進んでくれます。後は、下りの安心感。
ヒルクラでタイムを出したい時やアタックがかかるような状況ですと、単純に重い分が不利だと思いますが、一定ペースで走行するブルベなどではトラクションもきちんとかかるし、疲労も減るし、メリットが上回っていると感じます。タイヤが太くなることに抵抗を感じる方も多いと思いますが、少しでも興味があれば騙されたと思って一度は使ってみる事をお勧めします。
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