【ブルべ】BRM1109朝霧高原300を完走しました その3
2024/11/09に開催された、R東京のBRM1109朝霧高原300の走行記録その3です。
その2はこちらから。
■PC2まで
次は85km先、135.9km地点の道の駅朝霧高原を目指します。その前に、まずは道志みちを突破するのが先ですね。
お馴染み青山の交差点を左折すると、40km続く登りの開始。まずは30km先の『道の駅どうし』を目標にセット。
10kmほど進み平丸トンネルを通過。
東京オリンピックのレガシー。ヘアピンの真ん中に設置するのはやめて欲しい。
立派な道志村役場です。76km地点まで来ました。
村長専用の駐車スペース。
稀に見る天気の良さ。気温もちょうど良く絶好のサイクリング日和です。楽しすぎる。
5kmほど進むとようやく道の駅どうしに到着。道の駅の入り口にもありました。
ここではトイレに寄って、缶コーヒーを1本飲んでリスタート。
さて山伏峠までの残りは約10kmになったわけですが、ここからが本番。10km(の更に後半5kmくらい)で残りの標高400mを消化します。
苦労して山伏峠をパス。やっと40kmの登りが終わりました。
ランチを予定している河口湖まではしばらく距離があるので、山中湖までの下りの途中にあるローソンで軽く補給します。Lチキうまい。揚げ物食べられるのでまだ元気。
山中湖に出ると、北側の湖畔を通り河口湖へ向かいます。真正面にそびえる富士山。雲が全くかかっていない貴重な富士山です。
山中諏訪明神の看板です。例のアレです。天気が悪かったり夜間に撮影されるアレなので、晴れた日に撮影するのはレアですね。
明神前交差点で山中湖から離れ、R138で河口湖方面へ。なだらかな下りを進むと、ちょうど左側にほうとうの看板を出すお店があったのでランチにします。
時刻は11:30、105km地点の『甲州路』というお店でした。ほうとうはオーダーから提供まで30分程度かかるのが普通ですが、道志みちをこなした後でもグロスAVEで19km/hくらいで来ており、その貯金をここで使います。
入店時には私の他に2組がいたのみ。
ランチ中に注文できるのは『ほうとう』のみとのこと。普通盛(1,300円)と大盛(1,700円)がありましたが、400円しか違わないなら大盛一択だろう!ということで大盛をオーダー。
注文して待つこと40分、出てきたのがこちら。20cmはあろうかという鍋に入っており、流石に完食出来るか不安になるレベル。富士山柄の小皿がかわいいですね。
40分も待ったので空腹にまかせて半分までは調子よく進みましたが…とにかく野菜の量が半端ではない。しかもデカい。
しかしどの食材もしっかり煮込まれており、若干薄目の味付けなこともあって飽きずに食べられます。20分かけてどうにか完食。大満足ですが流石にスープは飲めなかったですね…。お店の方には申し訳ないことをしました。
食べ終える頃には店内はすっかり満席に。1時間以上お店に滞在してリフレッシュしましたので、重たい腹を抱えながらリスタート。グロスAveは16km/hに減っています。
昼時の河口湖周辺の渋滞はすさまじく、どのお店も行列ができています。早めに入店して良かった。
続いて西湖の南側を通過すると青木ヶ原樹海。精進湖、本栖湖を過ぎると視界が開け、再び左手に富士山が。西側からの眺めも見事です。
こちらは山中湖と異なり車を停めやすいので、記念撮影をする人があちこちでいましたね。
数キロほど下るとようやくPC2。135.9km地点、道の駅朝霧高原に到着です。遠かった…。レシート時刻は13:54、グロスAveはどうにか17km/hに回復しました。
この道の駅で主催のIさんがバイク(エンジン付き)で巡回していたのですが、ツイートを見ると1時間以上前(12:30くらい)だったので、残念ながらお会いすることは出来ませんでした。
道の駅ではレシートを取得する必要がありますので、売店で何かを買います。8年前は食堂で食事をしたのですが、今回はほうとうで1時間以上の時間を費やしたのでパス。カロリー的にも足りるはずです。手軽なものは無いのか…?と物色した結果、飲むヨーグルトを購入して補給しました。
■PC3まで
道の駅には私の他にも3名ほどのランドヌールを見かけました。ここまでは会うことが全くなかったために、かなり安心しますね(笑)
次の目的地はPC3、199.5km地点のセブンイレブン駿東小山店です。今年の4月に走ったFlecheでも立ち寄ったコンビニですね。
ブルべが無ければ一生立ち寄ることのないコンビニだと思いますが、ブルべ的な交通の要衝にあるため10回以上は利用している気がします。
道の駅朝霧高原からの区間距離は60kmですが、8年前の経験からすると富士山麓の南側は補給ポイントが非常に少ない(むしろ全くない、自販機すらない)。
ということで、まずは道の駅の自販機で飲み物を余分に購入してリスタート。
道の駅を出発すると、約10kmほど下りが続きます。ほうとうを食べて低下したアベレージが一気に回復していく。
148km地点、上井出交差点を左折すると登りの開始。この登りは173km地点の富士サファリまで続きますので、実に25kmの登り。このコースはとにかく1つの登りが長い。富士山麓を走るコース特有ですね。
時刻は14時前後。気温は20度前後で、朝からすると何と15度も上昇しています。
ジャケットのジッパーは完全にオープン。FLY JACK-SEYはダブルジッパーですが活躍の場はなく、ベースレイヤーだけで良いのでは?と思うほど。
ただしそれは登っている間だけの話。下りになるとジャケットが必要になります。そのためジャケットを完全に脱ぐわけにもいかず、汗だくにならない程度に強度をコントロールして登っていく。
とにかく淡々と、景色にも変化はありませんが、心を無にして登っていきます。ここを登るのは8年ぶり2度目なので耐えられた面もありました。
ピークとなるこどもの国まで1時間以上登り続けましたが、無事に到達。道志みちよりはるかに辛い…。25kmは長すぎるって。170km地点、時刻は15:42。
前回は喉の渇きに耐えられずに、わざわざこどもの国の駐車場に立ち寄って自販機で飲み物を購入しましたが、今回は予備のドリンクを持っていたので問題なし。ちょうどボトルの残量も減っていたので、サドルバッグからペットボトルを取り出して補給。
コースとしてはここが登りのピークなので、あとは下るのみ。5km先にコンビニがある(ファミマ裾野須山店)ことも把握していますので、まずはそこまで移動します。
下っていくとあっという間にコンビニに到着。当初はここで補給したいと思っていましたが、PCまで残り20km、しかも下り。このコンビニはスルーしてPCまで一気に移動することにします。
さてこの付近はかの有名な自衛隊の東富士演習場。特有の寂寞とした風景が広がります。
付近には何も無い割に、反対車線が激しく渋滞しているな…?と思いつつ進んでいくと、2kmほど進んだところで理由が判明します。
ここには太平洋クラブの御殿場コースというゴルフ場があり、この日は太平洋マスターズが開催されていて、ちょうど観客が帰路につくピークだったのでした。
路肩が狭いのに延々と他県ナンバーのベンツや観光バスなどが列をなしており、進む気配がありません。いったん交通誘導員に停められると、観光バスが5~6台も駐車場から出てくるし…。仕方なく歩道を押し歩きます、この方が早かった。
とはいえ御殿場に行きたい我々とは異なり、ほとんどの車は東名高速に行きたいだけなので、1~2kmも進むと渋滞は消えてなくなります(2kmも渋滞していたら十分過ぎますけども…)。
見慣れた御殿場の市街地を通過して30分ほど走ると、ようやくPC3、セブンイレブン駿東小山店に到着です。199.5km地点、時刻は16:55。どうにか明るい時間帯に到着できましたが、渋滞のせいで15kmに1時間もかかってしまった。
ここには2人のランドヌールが先着していました。この時点でグロスAveは約18km/h、貯金は2時間ほどありますので完走が見えてきました。『寒いですねぇ』『これで登りは終わりですよね?』などと他愛もない会話をして和みました。
その4へ続きます。