ディメンションNDR

サドル沼再び。プロロゴ(prologo)ディメンションNDRが気になる…快適なサドルを求めて

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■座骨部分が痛い

最近、走っているとお尻が痛くなります。具体的には段差などの衝撃が積み重なると、座骨が当たる部分が徐々に痛くなってきます。先日DNFした『いわき600』では、300kmしか走らなかったのに結構な痛みで困りました。ちなみに現在使っているサドルは、セライタリアのフライトフローというモデル。

このサドルは2017年6月から使っているのですが、なぜ今頃になってこんなことを問題に感じるようになってきたのか?自分でも良く分かりません。しかし乗っていて感じるのは、サドルの座面が割と薄いのではないか?ということ。段差での突き上げの度に衝撃がダイレクトにお尻に伝わり、サドルで衝撃吸収している感がありません。パッドは厚ければ良いというものでも無いのですが…難しいところです。 とりあえずサドルのせいと決めつけて、交換して解決を試みようと思います。

■気になっているのはプロロゴのディメンション

実は以前から気になっていたサドルがありました。プロロゴのディメンションシリーズです。

限定モデルもある

このサドル、以前試乗させてもらったキャノンデールのSystemsixについていて、 非常に良かったんですよね。プロロゴはレールの材質が3タイプあって、重量が中間のTirox(ステンレス)だとカタログ重量で179gと割と軽量。その割に値段も14,000円程度と、お手頃です。インターマックスからは限定のカラーモデルが出ていて、これも非常にカッコいいですよね。限定カラーまで作られるということは、かなり売れているのでしょう。

NDRモデル

また最近出たのが、ディメンションの派生モデルである『NDR』と『CPC』。CPCは以前からプロロゴのサドルに搭載されている機能で、サドルの表面を加工することで若干の衝撃吸収、グリップと通気性を向上させたものです。これがディメンションにも付きました。次にNDRはパッドを3mm厚くしたモデル。これが私の狙っているモデルです。更にNDRでパッドを増量させつつCPCも付けたモデルもあります。こちらのサドル形状は『ラウンド』タイプとなります。

AGXモデル

更に、ディメンションシリーズの新たなモデルとして2020年の10月頃にリリースされたのが『AGX』。アドベンチャー(Adventure)、グラベル(Gravel)、シクロクロス(Ciclocross)の頭文字を取ったものです。パッドの厚みはNDRと同じですが、ベースの素材が異なっており、しなりやすくなっているとのこと。またサドル形状は『セミラウンド形状』となっています。
※ Ciclocrossはprologo社の表記に従う

※『ラウンド形状』などのサドル形状については、こちらの服部産業さんのブログが詳しいです。

プロの選ぶプロロゴサドルとは?スクラッチM5&ディメンション編②

ディメンションのラインナップまとめ

この『NDR』『CPC』『NDR+CPC』の3パターンに加えて、レールも3グレードありますのでラインナップがかなりややこしいことになっています。更にプロロゴとしてはラインナップされているが、代理店のインターマックスは輸入していないというモデルもあります。それらを整理して表にするとこうなります。ついでに重量も載せてみました。
※実際は『Space』という更に快適性を増したモデルもあるのですが、割愛

NackTiroXT4.0
ノーマル27,500円15,950円12,980円
149g179g204g
CPC36,300円22,550円
159g189g
NDR27,500円15,950円12,980円
157g184g218g
NDR+CPC$25922,550円
169g198g
AGX不明12,650円
187g220g

Nackはカーボンレール、Tiroxがステンレス、T4.0がクロモリレールです。価格表記がドルのモデルはインターマックスで扱いが無いモデルで、本家のサイトから価格を持ってきました。この記事を書いた当初は日本に入ってきていないモデルもかなりあったのですが、ディメンションがヒット商品となったのでほとんどのモデルが輸入されるようになりました。

そして実はプロロゴの代理店契約をしているのはインターマックスだけではないらしい。それを聞いて更に探してみると、こちらの『服部産業』が代理店となっているみたいですね。服部産業さん、えらい。インターマックスは有能な社員に独立されてしまい(株式会社Manysのこと)、webサイトが全く更新されていない状態なので服部産業が頼りです。この会社、以前は3Tも盛んに情報を発信していた記憶があるのですが発信が途絶えてしまいました。3Tの販売はあさひに統一されてしまったのでしょうかね…。
※多くのモデルは服部産業で扱いはあるのですが、コロナのせいで物が入ってきていないとのことです。

ともかく、お値段が1万円ちょっとで3mmパッドが増えていて、それでいて重量184gと今のフライトフローよりも軽くなるという、実に都合の良いサドルがありました。まずはこれを入手してみたいと思います。しかしレールの違いだけで30gも重量が変化するのですね。カーボンレールのNackにしたら相当軽くなります。魅力的だなぁ。

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■前乗りサドル

ちなみにこのディメンションというサドルはショートノーズで『前乗り』に適したサドルです。実は私は気が付くとサドルのノーズ部分に腰が移動しているタイプ。登りになると更に前乗りになります。なのでその点からも、このサドルは以前から気になっていたのでした。

今回入手しようとしているのは『NDR+Tiroxレール』のモデルでインターマックスには扱いが無いタイプですが、ネットでは普通に買えます。服部産業経由で入ってきています。出荷は少し時間がかかると言われていますが、届きましたら早速使ってみたいと思います。

※2019/08/17追記:届きました。使用したインプレはこちらから。非常に良いです。

※コロナによる品不足で、Amazonは価格が高騰しがちです。価格チェックの際はヤフーなども併せて確認してください。

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レールはスチールで良いよ、と言う方はこちらのT4.0。少し重くなるだけで、値段はかなり安くなります。レール以外は同じ。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。

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