【ブルべ】BRM1007スーパーアタッククリスタル300を完走しました その3

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2023/10/07に開催されたA埼玉のBRM1007スーパーアタッククリスタルの走行記録その2です。その2はこちらから。

■走行記録

木賊峠へ

やっとの思いで瑞牆山荘に到着しました。次は175km地点、標高1,670mの木賊峠を目指します。ここからがクリスタルラインの一番おいしいところです。

まずは瑞牆山荘からリーゼンヒュッテ付近まで一気に下ります。18時近い時刻のため、気温は10度を下回り9度を表示しています。

下りの途中でいったん停車。今後のことを考えてまだ明るい内に装備チェンジをすることに。人がいないのを良いことに、アンダーを長袖にチェンジします。新しいアンダーは汗で濡れていないので暖かくて気持ちが良い。その上からベスト代わりに半袖裏起毛のPRO MID THERMALを着て、更にBETA RoS JACKETを着ます。これで夜中の下りも大丈夫でしょう。

道は狭くてカーブもきつく、舗装も良くないため飛ばせません。11年前はこんな林道を走るのは初めてだったのでかなり不安になったものでした(ライトも1つ水没していたし)。今回は、前回の記憶も残っているので特に不安もなく進んでいきます。着替えで5分ほど停車したのですが、相変わらず誰にも会いません。

リーゼンヒュッテ付近の標高は1,250m前後。ここから1,670mの木賊峠を目指します。恐らく全行程でも最も路面が悪いのがこの区間。舗装がアスファルトではなくコンクリートなのです。表面は粗く、タイヤが跳ねて明らかにパワーロスしています。

11年前はコンクリートが剥がれており中の鉄筋が見えているという、更にひどい有様だった(進めなくて押し歩きした)のですが、流石に補修されたようで鉄筋が見えているほど劣化した個所はありませんでした。楽しみにしていたのにネタにならないじゃないか。

峠のプロファイルとしては、標高差約400m、距離約6kmなのでそれほどキツく無いはずなのですが…相変わらず後半になると11~12%の斜度が普通に出てきます。かと言って中盤は緩いのか?と言うとそんな事は無く、斜度の下限は8%というイメージ。

こんな峠ばかり登っているのでそろそろキツいです。1日中、白石峠(※埼玉の有名な峠)を登っているような感覚です。本当に休まるところが無い。エベレスティングの方が登る峠を選べますから余程楽です。

そして17:47、どうにか7つ目の峠である175km地点の木賊峠(1,670m)に到着です。かろうじて薄暗い内に到着できました。瑞牆山荘からわずか10kmの距離なのですが、下りがあったにも関わらず55分もかかっています。出力はもはや100w程度しか出ません…。キツい…。

なお、瑞牆山荘で8分あった貯金はついにマイナス7分に。貯金を一気に15分も失い、晴れて借金生活に突入です。真面目に走っても貯金が減っていきます。

乙女高原へ

次は8つ目の峠である乙女高原を目指します。192km地点、区間距離は17km。

木賊峠(1,670m)からいったん黒戸奈神社(1,100m)まで下ったのち、改めて乙女高原(1,654m)まで登り直します。文章にすると修行度が高い。

しかし乙女高原に辿り着くことが出来れば、後は塩山まで一気に20kmの下り。久々にコンビニで休憩が出来るうえ、残すは大ボスの柳沢峠のみとなります。余計なことは考えずに、心を無にして頑張りましょう。

まずは漆黒の闇の中をフルブレーキングしながら下っていきますが、この区間で久々に他の参加者をパスします。

実は私はスタートからずっとある人を探しており、他の参加者と会うたびにフレームをチェックしていた(その人が参加していることはスタート地点で見た)のですが…。

ついにその人に会うことが出来ました。道は悪く自転車2台が並走できるような幅も無いため私が横に並ぶと『先に行ってください』と言われたのですが、恐る恐る声をかけると、やはり探していたその人でした。

その人は11年前の参加時に、奥多摩からゴールまで一緒に走ってくれた方でした。当時の私は道案内にコマ図を使っていたのですが、柳沢峠からのダウンヒルの最中にコマ図ケースが吹っ飛んでしまっていたのでした。

予備のコマ図は持っていたものの、当時は更に時間がギリギリで、キューポイントの度に停車してコースを確認する余裕などありません。これはタイムアウトか…と思っていたところ、後ろから颯爽と現れたその方と一緒に走ることになり、どうにかゴールまでたどり着けたのでした。ルートもそうですし、快く先頭を引いてくれたことも大きかったでしょう(私は道が分からないので先頭を引けない)。

このあたりの顛末は11年前の記事に書いています。

コースも終盤に差し掛かり『私の脚では追いつくことは無理だったか…』と思い始めていた頃だったのですが、奇跡的にお会いすることが出来てようやく11年前のお礼を伝えることが出来ました。

並走するのも危険なので、二言三言の言葉を交わしたのち、後ろ髪を引かれながらも私が先行してお別れです。

さて下りきって登りの開始。周囲は完全に夜になっており、獣の遠吠えや銃の発砲音のような音が聞こえてきます。相変わらず道も狭く荒れており、こんな林道を夜間に通る人などいないだろうな…と思っていると、後ろからレンタカーがやってきて追い越していきました。

向こうも自転車で走っている人がいて驚いたと思います。ちなみに前回も、この区間でバイクに抜かされました。昼間に会うのならまだ分かるのですが、昼間には会わない割に夜間になると会うのは何故なのか。

その後は景色も分からない、とにかく熊や鹿が出てこない方がおかしい様な道を淡々と進んでいくと、唐突に道が開けた場所に出ます。何やら駐車場の様ですが、何故こんな場所に駐車場があるのか。そこから1kmほど進むと、ようやくピークに到達!ピークと言っても、この境界標識があるのみ。

時刻は19:15、192km地点。8つ目の峠である乙女高原(1,654m)に到着です。木賊峠からの区間距離17kmに1時間半かかりました。借金は7分から30分に大幅に拡大。

これで下れる…という安堵感と共に、峠の名称が無いため達成感は無いまま事務的に写真だけ撮影してダウンヒルに入ります。

塩山へ下る

ここから塩山の町に向かって20kmのダウンヒルです。今までの林道ではダウンヒルと言いつつもフルブレーキングで下ってきたのですが、下りの途中で通過する焼山峠を過ぎたあたりでクリスタルラインも終わり。前回は焼山峠を左折しましたが、今回は右折。

すると道が良くなってきて、それなりに速度を出せるように。速度が出ると寒くなってきたので、途中停車してレッグウォーマーを装着。

徐々に民家が増えてきて信号にも遭遇するのですが、一般の方を見かけた時は少し感動してしまいました。あの山の中からやっと戻ってきたのだと…。

その後も下り続けて国道140号に出ます。そこから1km走ると左折するポイントがあるのですが、あえて直進して60kmぶりのコンビニに到着。ファミマ塩山小屋敷店です。私の他にも2人の参加者がいました。補給ポイントは、このコンビニか4km先の国道411号沿いのセブンイレブン(前回は通過チェックに設定されていた)しか無いですからね。

時刻は20:05、距離は210km地点。借金は乙女高原での30分から5分に短縮。ダイナミックなコース設計です。しかしここでの休憩と柳沢峠の登り(15kmある)で借金は再び拡大することは確実。中々厳しい状況です。

次回はついにラストの大ボス柳沢峠です。果たして主催のリクエストである『柳沢のバカヤロー!』と柳沢峠で叫ぶミッションは達成出来るのか?

その4へ続きます。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。

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