ブルべレポート2024

【ブルべ】2024 日本橋フレッシュ(Fleche)完走・認定!その3

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2024年の日本橋Flecheの走行記録、今回はその3です。

その2はこちらから。

■PC4まで

次は60km先(242.6km地点)のセブンイレブン沼津白銀店を目指します。コースは日本平の南側を回り清水から由比、富士川を越えて富士から沼津へ進みます。

海岸沿いのR150をしばらく進むと、なぜかべいさんが停車。どうやら道沿いに多数あるいちご園に立ち寄りたかったようです。後から調べると『早川農園&cafeいちご畑』というお店だったもよう。cafeということでコーヒーも販売しており、『paypay使えます』という案内もあったのでスマホだけ持って店内に入ります。ところがコーヒーは現金オンリーの券売機での発券が必要で、paypayは使えなかったのでした。

財布を取りに戻るのも面倒なので、べいさんに貰った苺を味わいつつ、そのまま店内をウロウロして時間をつぶす(色々なお土産があって退屈はしなかった)。

そしてPCを出てから15kmほど進むと清水港です。この付近には、ルート申請時に自転車通行不可の陸橋を通してしまっていた箇所がありました。それをルートの予習をしていたそばりさんが直前に発見、当日までにルートの修正を行って事なきを得たという顛末があったのです。

おかげで当日は余裕を持って走行することが出来たのでした。まさに神様そばり様です。こうして足を向けて寝られない方角がまた1つ増えたのでした。

駿河健康ランドの重力を振り切って、いつもの道へ。

富士川まで辿り着いたところで日没。だいたい220km地点ですね。

柚木駅を過ぎたところにあったガストでディナー。チーズinハンバーグを注文しましたが、そばりさんがすかさずクーポンを出してくれます。道を教えてくれるだけでなく、クーポンまで出してくれてまさに神様…。

時刻は19時。220kmを13時間で移動しており(アベレージは17km/hほど)時間には余裕があります。時間に追われることなくゆっくり食事をして、リスタート。なんて平和なFlecheなんだ…。

ガストを出た後は吉原、田子の浦、原、片浜と東海道を東へ進みます。日没後も追い風のままで、全く頑張ることなく沼津へ。

PC4の到着は20:10。243kmを14時間で進んでいますので、アベレージは17km/h以上をキープ。昼食も夕食も屋根と壁のあるお店で食べたうえ、脚も使っていないのにこのペース。

■PC5まで

次はいよいよ御殿場越えです。ここまでほとんど平坦コース、風も追い風であまりにも楽をしすぎましたが、ついに登りです。べいさんが何か文句を言っていた記憶がありますが、静岡から神奈川に入るにはどこかの峠を越えないといけないので諦めるしかありません(そもそもコースを引いたのがべいさん)。

事前にはちやまさんから提案をもらっていたのですが、どうやら御殿場にスーパー銭湯があるとのこと。ここまで順調に来ていることから、登坂の後に銭湯で汗を流し、ついでに可能であれば多少の仮眠もしてコンディションを整えたうえで先へ進みましょうということで話がまとまります。

御殿場越えはコース上唯一のまとまった登りですが、平均斜度5%くらい?であること、相変わらず強い追い風であることも手伝って、これまた何事もなく御殿場まで到着。クライマックスのはずの『コース上唯一のまとまった登り』のくだりが2行で終わってしまいました。平和過ぎて本当に書くことがない(笑)

御殿場駅前に到着すると銭湯に向かうわけですが、少々複雑だった銭湯への道のりもそばりさんに頼って華麗にクリア。そして無事に銭湯に到着し受付と料金支払いをする段階で『クーポンありますよ』とそばりさん。

聞くとこのスーパー銭湯は初めてとのことでしたが、何故即座にクーポンが出てくるのか…。何でもルート策定の段階で御殿場のスーパー銭湯に立ち寄ろうという話題が出た時点で、クーポンの有無をチェックしていたとのこと…。見習わなくては…。

徒にキャリアが長いだけのおっさん達は全く役に立たず、立ち寄る可能性のある商業施設も含めて徹底的にチェックを行ったうえで臨むそばりさん。全く頭が上がりません。

ちなみに銭湯はとても良い湯で30分ほどの仮眠もできました。私は3月なのに最高気温20度を越える天候の中、半袖&レーパンで走った結果がっつり日焼けしてしまい、温泉が肌にしみたのでありました…。

さて銭湯に1時間程度滞在してリスタート。『このまま朝まで寝ていたい』という誘惑も無く、健康的にリスタート出来たのは追い風のおかげで全く疲れていないからであります。

御殿場駅を過ぎると後は下り。さしたる苦労も無くPC5(280km地点)に到着。時刻は23:50。さすがに肌寒くなってきたので半袖は諦めて、カステリのジャケットを着こみます。

■PC6まで

さて次はたったの25km先、305km地点のPC6(ファミリーマート小田原中町店)を目指します。

御殿場からはひたすら下り基調…のはずなのでありますが、大雄山線沿いの若干のアップダウンをこなしPC6(305km地点)に到着。

到着…のはずなのでありますが、『この先にコンビニがある』はずなのに暗い住宅街を進む…若干の不安が頭をよぎりますが、その不安は的中。何と24時間営業を行っておらず、営業時間外でありました。

このような場合は代替の証跡(コース上の近隣のコンビニなど)を用意することになるのですが、とりあえず申請したPCに到着した証跡も確保。時刻は1:15。

コンビニは基本的に24時間営業であり、Flecheの証跡に便利に使えるという前提はコロナ禍を経て崩れました。

そもそもコンビニの店舗網がここまで発展しているのは世界中でも日本くらいと思いますが、22時間地点の証明もコンビニが活用できないとなると、他国のようにコンビニレシート以外の方法を考える必要がありますね。

念のため色々を写真を撮影してこのコンビニを出発。補給はコース上にある次のコンビニで行う事に。こちらは補給のために立ち寄ったセブンイレブン。

この辺りまで来ると、ルートが重複している他のチームと遭遇するようになってきます。このコンビニに立ち寄る前後で2チームが通過していきました。どのチームも通るルートは同じなんですよね。

ちなみに御殿場で休憩した影響で、アベレージは15.5km/h程度まで落ちています。

■PC7まで

さて次は22時間地点である江の島のマクドナルドを目指します。25km先、335km地点です。ここからがFlecheの本番です。

風は相変わらず追い風なので、さしたるイベントも無く江の島のマクドナルドに到着。マクドナルドは意外と混雑していましたが、しっかり補給もして午前4時に一斉にマカロン(調理の必要がないため)をオーダーして証跡を入手。
※画像はお腹が空いたので食べたポテトのレシート。

マクドナルドのスタッフからは、午前4時に一斉にマカロンをオーダーしまくる迷惑な奴らと思われたことでしょう。ちなみに私はここでもマカロンをオーダーした直後にトイレに行きました。

ついでに『水が無いのでコンビニに寄りたい』と発言すると、危険を察知したそばりさんから水を分けてもらい、事なきを得ました。水くらいマクドナルドで事前に補給しておけと私も思います。やはり一番足を引っ張っているのは私なのかもしれない…。

■ゴールまで

江の島のマクドナルドを出ると、次の目的地はいよいよゴールです。認定が徐々に現実のものとなり長かった旅も終わりに近づきます。ゴールの距離は362km、証跡の時刻は6時。これを目指していざ出発。

マクドナルドを出ると、いつもの腰越の交差点を左折して北上。内陸に入るとこれまでの強烈な追い風アシストは無くなってしまったのですが、残り25kmを2時間で走破すれば認定となります。

この先のコースは湘南モノレール沿いを通り大船まで行くというえげつないもの。その後は港南台から上大岡、弘明寺から黄金町を通過して横浜まで。信号峠が凝縮された地獄の区間です。

早朝のため交通量は少ないのですが、とにかく信号のつながりが悪く恐ろしいほど進みません。じわじわと貯金を削られていきますが、幸いにしてパンク等のトラブルもなく、順調に進んでいきます。

横浜駅に近づくほど信号が増えアベレージが落ちていきますが、苦労しながらもどうにかトラブルなくゴールのコンビニに到着!

各自で最後の買い物を少し物色するとすぐに6時。一斉に買い物を済ませて無事に証跡を入手。

三河安城からの24時間、お疲れさまでした。完走できて本当に良かった!

■ナイスプレイスへ

さて完走後は、ゴール受付のためにナイスプレイスへの移動が必要です。各チームがナイスプレイスに集う点もFlecheの醍醐味であります。今回は代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターがナイスプレイスですが、私は横浜駅が目の前ということもありいったん自宅へ帰還。自転車を置いてシャワーを浴びてから向かいます(iGPSPORTの新製品、iGS800が自宅に届いていたので触ってみたかったというものある)。

ちなみにベイさん&トリさんも自宅へ、はちやまさんは銭湯に寄ってから、そばりさんはそのまま会場へ向かうことに。

改めて10時に集合し、証跡一式を提出し、確認のうえ問題なく受理されました。正式な認定は後日とはいえ、証跡に関して問題がなければ認定も出ると考えて良いでしょう。

その後は軽い打ち上げのために代々木駅付近の昼飲みが出来るお店を探し、互いの健闘を称えます。改めてお疲れ様でした。

難易度の高いFlecheですが、トラブルなく5人揃って完走することが出来て本当に良かったです。べいさん、トリさん、はちやまさん、そばりさん、ありがとうございました。楽しく思い出に残るFlecheとなりました。運営していただいたAR日本橋のみなさん、ありがとうございました。

次回のブルべは、ランドヌールさくらのBRM504さくら600会津若松です。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。

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