ブルべレポート2024

【ブルべ】BRM601鬼怒川600を完走しました その2

morou2

2024/06/01に開催された、たまがわのBRM601鬼怒川600の走行記録その2です。

その1はこちらからどうぞ。

■走行記録

コントロール3まで

次はC3、54km先(149km地点)の道の駅なんもくを目指します。

小鹿野のファミマを出発すると、まずは23km先の志賀坂峠を目指します。この峠は埼玉と群馬の国境となる峠ですが、とんでもない九十九折で有名です。坂好きにはたまりません。

Cから峠まで長いのでのんびり進みます。この峠は、途中で東京電力の新秩父開閉所前を通過するのがポイント。見学してみたいなー。

1時間ほど走ってやっと峠区間に突入。この九十九折を見ると志賀坂峠に来たという実感が湧きますね。直線距離では400mほどしかありませんが、走行距離では約3kmというエグい区間です。

碓氷峠などもそうですが、このような九十九折は日影が多いので夏はむしろ走りやすかったりします。途中で2人ほどパスして、志賀坂峠に到着です。時刻は13:31。

群馬に入ると一気に下ります。まず目指すは道の駅上野。ここで昼食その2を食べることにします。コントロールは道の駅なんもくですが、レストランの営業時間(14:30まで)に間に合わないことから、道の駅上野でしっかり食事をしておく必要があります(道の駅上野の施設が非常に立派なことも理由としてあります)。

途中のアップダウンをこなして、無事に道の駅上野に到着しました。時刻は14時。定番の『いのぶたカレー大盛』をオーダーします。食事が出てくるまでの間に、トイレで顔を洗って日焼け止めを塗り直します。ここのカレーはすぐに出てくるので有難い。

道の駅上野のレストランでは1人の参加者と一緒になりました。そもそもの参加者が少ないので、このブルべは本当に人と会わない(笑)

ソフトクリームを食べて休憩したい気持ちを抑えて、道の駅上野を出発。数キロ先にある川の駅上野を通過すると、R299を逸れてK45へ。

この地点から13km先が道の駅なんもくですが、右折地点から3km走ると湯の沢トンネルを通過。このトンネルは3.3kmもある長大トンネルでして、頑張ってトンネルを通過すると道の駅までは下りになります。

一気に7kmほど下って、コントロールである道の駅オアシスなんもくに到着。149km地点、時刻は15:29。貯金は1:51に増えました。奥の自転車は15さんのCHAPTER2です。

ここでは有人チェックが行われていたため、キルハさん、momさん、15さんとしばし談笑。ここの有人チェックで『キツかった!今回も疲れた!』と愚痴を聞いてもらうのが、私の中での定番です。今回はDNSが多かったので他の参加者とも会う機会も少なく、人との会話自体が貴重でした(笑)

コントロール4まで

次は66km先、215km地点のFMみどり大間々店を目指します。到着予定時刻は19:00。このあたりからナイトライドです。

コース的には富岡まで下り、安中を経由して高崎、前橋、みどりを目指します。途中の安中越えに6kmほどの登りが隠れているのが地味に辛い区間ですが、それ以外は平坦なので時間を稼げる区間です。

これは鶴舞う形の群馬県庁。

またこの区間は市街地を多く通ることと、夕食時ということもあり、どこか適当なお店で食事をするようにしています。今回も大胡駅近くの中華料理店で刀削麺をオーダー。きしめんではありません。

ブルべ中は徐々に食欲が無くなってくることも多いですが、お店だと座って食事が出来るうえ、温かくて美味しいので、多少胃腸がやられた状態でもしっかりカロリーを摂取できるのが有難い。

大胡駅から10kmほど進むとC4のFMみどり大間々店に到着です。215.3km地点、時刻は19:16。このCでは、ブロンプトンで走る女性と会ったのみ。徐々にバラけてくるので、会う機会も減ってきます。

コントロール5まで

次は74km先(289km地点)のC5、セブン宇都宮森林公園入口店を目指します。ここまで雨に降られず来ましたが、予報によるとそろそろ雨が降ってくるはずです。

みどり市からは、桐生(群馬)、足利(栃木)と通過して佐野市に到着。『床屋の角にポツンとある公衆電話』もこの区間ですね。

葛生に到着した辺りで雨がぽつぽつと降ってきたので、とりあえずレインシューズカバーのみ装着しようといつものローソン葛生北店で停車。

ローソンには他に参加者の方が2名おりまして、レインウェア上下を着込んでいるところでした。

私はスマホのバッテリー残量が少なかったため雨雲レーダーを見るのも止めていたのですが、話を聞くとすぐに雨が降ってきそうだとのこと。実際に確認すると、むしろ葛生周辺だけがたまたま降っていないという状況。

それならば、と私もレインウェアの準備をしますが、レインウェアを着る間もなくあっという間に本降りになってきます。このコンビニで停まらなければ道端で濡れながらレインウェアを着込むことになっていましたから、非常にラッキーでした。ついでに補給もできましたし。

ここから先はナイトライド&雨ライドとなりますが、このコンビニは255km地点。コントロールは34km先ですが、ここからが辛かった。小雨で済むかと思っていた雨はすぐに本降りとなり、水たまりをかき分けて進むことになります。

いつものペースでペダルを踏んでも22~23km/hしか出ない状況にイライラしながら、淡々とペダルを踏んで進んでいきます。34kmが非常に長く感じられましたが、どうにかC4に到着。289km地点、時刻は23:14です。

雨にはうんざりですが、ほぼ計画通りの到着時刻で、貯金も3時間超に拡大。順調なのは一体何故なのか…。

ここから先は雨のため道中の写真は無いのですが、雨でペースが上がらないためかこのコンビニでは5人ほどの参加者が滞留しており、わずかな軒下が賑わっていました(チャリダー取材班の方もいた)。

他の参加者に話しかけると、ホテルは矢板に予約している人がほとんど。矢板までの距離はたったの35km先なのですが、止まない本降りの雨と、既に23時半を過ぎているという事実がモチベーションを奪います。他の参加者のモチベーションも非常に低そう。

残念ながらこのコントロールで撤退を決めた人も数人いた模様。私はDNFするほどではありませんでしたが、レインウェアを脱いで早く寝たい。頑張って雨の中を進むことにします。

本日の宿まで

いよいよ本日の宿を目指してC5を出発します。ホテルは矢板のルートイン。35km先、325km地点です。

この区間はいつも夜間走行なので、どこを走っているのか良く分かりません。途中で道の駅うつのみやろまんちっく村を通過し、このBRMのペットネームである鬼怒川を越えます。

蒲須坂駅のあたりで進路を北に変え、弱まる気配の無い雨の中をひたすら進みます。途中でパトカーが車線規制をしているので何事かと思ったら、車同士の大きな事故でした。

余計なことを考えずに心を無にして淡々をペダルを回し、約2時間後。ようやく矢板の街に到着。

少しだけコースアウトして、まずはホテルのすぐ隣にあるセブンイレブンで翌朝の食料を調達してルートインへ。このルートインは雨でも自転車の部屋持ち込みを容認してくれる神対応のホテルでした。

チェックインの時刻は1:10。チェックポイントの新幹線駅である西那須野駅にもホテルが集積していますから、私も当初は西那須野駅前に宿泊しました。しかし矢板⇒西那須野は距離が11kmあり、移動にはだいたい30分かかります。矢板到着ですら1:10なので、少しでも早く寝るべきという観点から、矢板で宿泊するようになりました。

西那須野にもルートインがありますが、ルートインの大浴場は2:00でクローズしてしまいますしね…。

逆に西那須野まで頑張ると、いつもは食べられないホテルの朝食を食べて効率良く補給することが可能になるというメリットがあります。今回は朝食よりも、少しでも早く寝て早く起きることを優先しました。

とにかく部屋に入り、やっとレインウェアを脱ぐことが出来ました。明日も1日中レインウェアを着ることになるのかと思うと憂鬱ですが、大浴場の営業時間に間に合いました。お風呂に入ってくつろいで、早めに寝ることにします。

翌朝は5:30に起床して6:00に出発予定です。おやすみなさい。

その3に続きます。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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