【レビュー】着心地の良さが更に進化!カステリ『ESPRESSO2 LS JERSEY』
カステリの長袖ジャージ『ESPRESSO2 LS JERSEY(エスプレッソ2 ロングスリーブ ジャージ)』のレビューです。
2024年の春から新たに加わった『ESPRESSO』ラインですが、2026シーズンからジャージとビブショーツが『2』にリバイスされました。独自素材『Air_O(エアーオー)』による非常に高いフィット感を誇りますが、リバイスにより全体的な性能が更に向上しています。

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■総合評価
これまでカステリのジャージを色々使ってきましたが、その中でも断トツに快適なフィット感を誇ります。ピタピタ…ではないが、しっかりフィットしてバタつかない。おかげでエアロでもある。生地の手触りも良い。カラーも豊富。
買わない理由が無いうえ、着るジャージに迷ったら『とりあえずESPRESSOを着ておくか!』というポジションは、2になっても健在です。
- Air_O という独自素材を使用し、伸縮性を活かした快適なフィット感を誇る
- 高いフィット感がありながら圧迫感を一切感じない
- UPF30で紫外線を97%カット
- ポケット構造が改良されスムースに出し入れ可能
■入手経緯
いつもは『購入動機』となるこのパートですが、今回はカステリ社のご厚意によりこちらのビブショーツおよびジャージを提供いただきました。そのため『入手経緯』としています。いつもありがとうございます。
■製品概要
製品概要
まずはwebサイトに載っている情報を以下にまとめます。
- サイズ展開:XS、S、M、L、XL、XXL、3XL
- カラー展開:4色
- 生地:Air_O
- 公称重量:134g
- 対応温度帯:15~30度
- フィット:タイトフィット
- 価格:22,000円
対応温度帯は15度から。半袖のESPRESSO2は18度からとなっています。
性能の割に価格はこなれていて、『PREMIO EVO JERSEY(36,850円)』『UNLIMITED PRO2 JERSEY(28,820円)』『AERO RACE 8S JERSEY(26,950円)』などと比較すると、中程度の価格帯に位置する製品となっています。
※価格は2026年3月現在
価格はそこそこに抑えたので、カラバリの多さを活かして2着くらい買ってね、という戦略でしょうか。…私は買いました。
ESPRESSOラインとは
ESPRESSOラインは2024年春から追加されたラインナップです。カステリのwebサイトにも『エスプレッソコレクション』というカテゴリーが設けられているほか、ESPRESSO2では半袖ジャージ:14色、長袖ジャージ:4色、ビブショーツ:12色という、ユニクロか?という驚愕のカラーバリエーションが展開されています(長袖がたったの4色なのはなぜ…?)。
またカラーコーディネートをシミュレーションするための専用サイトまで作成されており、力の入れようが伺えます。

ちなみに定番のジャージとビブショーツの他、同じ生地を採用したグローブや、キャップ、ソックス、アームウォーマーなどもラインナップされています。
カステリの新ロゴマーク
2026春夏ラインから、カステリのサソリくんロゴが新しくなりました。

アイコンだった『赤いサソリくん』はイメチェンし、単色の上品なロゴマークに。ウェアのデザインも昨今の流行りを反映してか、全体的に控えめのトーンになっています。
しかしこのロゴのカラーはジャージの色に合わせて変わっているので、手が込んでますよね…。
細部の紹介
まずは全景です。今回のカラーは『PAPRIKA』。ジャケットに使われている『MOCHA』と似た色ですが、PAPRIKAは微妙に赤が入っている感じです。

生地が薄く滑らかなのですぐに皺が寄ってしまいます。着用するとぴったりフィットして皺は無くなるのですが。
左肩部分には『CASTELLI』ロゴが入ります。赤いサソリくんは完全引退ではなく、ジッパースライダーと首元に健在です。ジッパーは信頼のYKK。

ジャージにしては大き目のスライダーが付いているので、温度調節がしやすくなっています。単に『着心地が良い』だけのジャージではなく、その他の機能性も重視していることが伺えます。
ジッパーの内側には風除けのフラップが装備されています。こちらもあると嬉しい装備。

今回の製造国はクロアチアです。

背面です。改良されたバックポケットは3+1で、ジッパー付きのセキュリティポケットも備えます。ポケット入口部分が『PREMIO EVO JERSEY』のように圧着仕上げでフラットになっており、出し入れがしやすくなりました。セキュリティポケットのスライダーも大きくなっています。

以前はこのように見慣れた構造でした。この変更によりジャージ全体で10g程度の軽量化を果たしています。前作にあったポケット下の反射素材は廃止されています。

ESPRESSO2ではポケット自体もフラットな構造になっており、容量は若干減っていると感じます。前作は容量を重視した一般的なジャージのバックポケットでしたが、最近のロードバイクにおける携行品の収納は、トップチューブバッグの登場やトップ/ダウンチューブに簡易なストレージが備わるなど、色々と選択しが増えて進化しています。
そのため『ジャージのバックポケットが荷物でパンパンに膨らんだ人』を見かける頻度は減っているな…と感じるのですが、そのような流れを受けて、エアロと軽量化の両面からバックポケットのスリム化に至った感があります。
内側です。着心地と動きやすさを重視して、シリコングリップは背中側のみに備わっています。前作よりも幅が狭くなり、スマートになりました。

生地
この製品はESPRESSO用に開発されたAir_Oという生地を使っています。このように細かい穴があり、通気性にも優れています。

生地の素材はポリエステル92%、ポリウレタン8%となっています。ポリエステルは速乾性が高いなどの特徴を持つ一般的な素材ですが、それをベースにポリウレタンを混紡しています。ポリウレタンは伸縮性が高いことが特徴で、これによって快適な伸縮性を実現しています。ちなみに前作よりもポリウレタンの比率が1%高まっており、伸縮性がアップしています。

また生地はUPF30の性能を持っており、紫外線を97%カットするとのこと。
実測重量
今回はSサイズです。実測重量は113gでした。長袖ジャージとしては軽いですね。

サイズについて
Sサイズの各部を実測しました。袖丈:59cm。

着丈:55cm。

身幅:43cm。

■レビュー
サイズ感
今回はSサイズを着用しています。私は身長170cm、体重は58kgです。割とやせ型の体型ですがぴったりです。薄くて良く伸びるので圧迫感は全く無いのですが、下に履いているビブのストラップなどは目立ってしまいますね。

他のジャージではサイズ選択を誤ると窮屈で大変なことになったりしますが、このジャージは伸縮性が高いため許容範囲は他よりも広いです。サイズに悩んだら、(フィット感を重視するのであれば)小さい方を買って問題ないと思います。
フィット感
こちらは背面です。生地の薄さにより、半袖ベースレイヤーの袖口や肩甲骨が浮き出ています。前作よりも生地が薄くなっているような気が…?

高いフィット感がありながらも、エアロ系のジャージのように『姿勢を誘導される感』はありません。着ていて非常にリラックスできるのも大きなポイント。
また裾部分にはシリコングリップが配置されているのですが、シリコングリップは背面のみ。前面にはシリコングリップはなく、代わりに強めのゴムとなっています。前面のゴムで背面のシリコングリップを引っ張り、固定する構造となっています。
前作よりもグリップの幅が狭まっているのですが、固定力は変わっていません。
実走
さてESPRESSO2を着ての実走です。
この日はBRM321大洗銚子300というAJたまがわのブルべに参加。私自身もAJたまがわのスタッフであり、大洗銚子300は何度か主担当を務めている勝手知ったるコース。
このブルべは午前0時スタート。日が昇るまでは『PERFETTO RoS3 JACKET』と『ARIA SHELL2 JACKET』を着て寒さに耐えて走ります。そのためESPRESSO2の着用は昼過ぎから。最高気温は17度となっているので、200km地点、千葉県の銚子で着替えます。

この日の最高気温の予報は17度。この時の気温は15度で対応温度帯の下限でした。
着用した第一印象は『なんて軽くて滑らかなのか…!』。
ESPRESSOは前作を散々使っているので今更感動も何も無いはずなのですが、ESPRESSO2になり、より軽やかになっており、少し驚いてしまいました。
長袖ジャージとは思えない軽さ。着るのも楽。着ていても楽。この素材で他のウェアを色々作って欲しい。
ブルベをメインで走っている私としては、ジャージの存在感が無いというのはとても大事なこと。600kmであれば40時間近く走ることになりますから、その間はずっとジャージを着ているわけですから。
皆さんも『超高性能な布地を身にまとう感覚』を体験して欲しいと思います。
それと明らかに使い勝手が向上しているのがバックポケット。ポケットの入口がフラットになり、引っかかることがなくなって出し入れが非常にスムース。着心地だけでなく、使い勝手もストレスが無くなっています。
唯一気になったのは、前作よりも若干通気性が向上しているであろうこと。下り区間において、17度と対応温度帯の範囲内ではありましたが、(これだけカステリウェアを使っている私が)想定よりも若干寒く感じました。
これは私の推測ですが、最近のカステリは温暖化の影響を考慮して高めの気温に対応するウェアを増やしています。真夏用のウェア(40度対応)もラインナップが増えました。
ESPRESSO2においても、40度までいかなくとも(スペック上の対応温度帯は変えない範囲で)実際の対応温度帯を上げて、使用機会の幅を広げているのでは…と感じました。
■まとめ
リバイスされたESPRESSOシリーズの長袖ジャージです。
伸縮性に富んだ生地で体にしなやかに追従し、圧迫感の一切ない、非常に快適なフィット感を実現しています。
その『ジャージを身にまとう』様な快適さは他のカステリジャージとは一線を画しており、他のジャージが着られなくなります。だからこれだけカラバリがあるのですね。
長袖ながら通気性も高く、紫外線も防ぎますので夏も含めて長く着られる良いジャージでした。
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