【ブルベ】BRM623R東京300 神流川 その2
群馬県に入ってから10kmほど進むと、徐々に小雨が降ってきます。12:20で、レーダーにはこれ位の雨雲が映っています(現在地のピンは、位置が間違っています)。もう時間の問題ですね。
■諦めてレインウェアを着る
少し進むと神流湖が見えてきました。雨が徐々に強さを増しているので、スマホでの撮影はこのあたりが限界でした。天気が良ければ素晴らしい眺めのはずなのですが、残念ながら今日は今1つ。
そういえば、この辺り(120km地点くらい)でクロサワさんとスライドしました。クロサワさんは2番手でしたね、その2~3分前に1人スライドしました。既に60km近い差が付いているとは。そもそもの速さが違う上に、荷物も極少だし、休憩しないし、全く敵いません。
そして標高を増すにつれ、雨雲の中に進んでいく感じになります。最初は霧雨だったものが、止む気配無く徐々に小雨にグレードアップしていきます。運良く帝国ホテル風のバス停がありましたので、『これはもう止まないだろうな』と判断して、持参したレインウェアとシューズカバーを早めに装着します。私の後ろを走っていた方もこの場所に停車して、同じようにレインウェアを着ていました。
例の法則発動
が!
バス停で着替えをしていたほんの3分程度の間に、雨が止んでますorz
正に『着ると止む、脱ぐと降る』の法則ですね。この通り雨上がりで路面はウェットですが、雨は降ってません…。止むなら着る前に教えて…。
改めて雨雲レーダーを見ると、雨雲が通過してしまったようです。この画像を見る限りでは、しばらくは大丈夫そうに見えます。
カッパは暑いので脱ぎたいですが、さっき着たばかりだし、だいたい脱ぐと降るんだから…。と思いしばらく走りますが、結局は冷静になって雨雲レーダーを信じてカッパを脱ぐことに。
高価なレインウェアを無造作に縛り付けます。雨の日はこういう装備の脱着が多いので、地味にどんどん時間が過ぎていくんですよねー。今回は300kmなので、ちんたらしているとゴールは日付が変わってからになってしまい、武蔵小杉からの終電が無くなってしまいます。なので早く帰りたいのですが、雨の日は仕方ないと割り切るしかありません。
折り返しの道の駅上野に到着
そして脱いだら予想通り雨が降ってきたのですが(笑)、折り返しも近いし、幸い霧雨程度でしたので無視して進みます。折り返しの道の駅上野には、13:50くらいに到着です。6時スタートでしたから、ここまで約8時間。まずまずのペースです。既に多数のランドヌールが到着しています。
ここは大変綺麗な道の駅でした。レストランも広くて混雑しておらず、人権のある食事が取れそうです。
スペースにも余裕があり、屋根のある場所に自転車を停めることが出来て非常に助かりました。
ここでは猪豚丼が有名ですが、今回はカレーを注文。カレーにしたのは単に食べたかったからです。すぐに出てくるし。ちなみに写真はありません。空腹だったので、写真を撮る前に手を付けてしまいました(笑)
そして本降りに
食べ終わってふと外を見てみると、いつの間にか雨は音を立てて本降りの様相に…。予報は0.5mmでしたよ、話が違うじゃないですか…。つい5分位前に、baruさんから『雨はどうです?』と聞かれて『小雨が降ったり止んだりですよ~』と返したばかりだったのにどうしてくれるの。
雨雲レーダーを見てもこんな感じ。45分前と全然違う、こりゃダメっぽいですね。レインパンツは持ってきていないのでレーパンは濡れるでしょうが、諦めて走るしか無さそうです。こういうシチュエーションのためのディスクブレーキ+フルマッドガードです。機材に隙は無い!
つづく。