【ブルベ】たまがわ小鹿野200の開催準備
来週末(10/13)に、たまがわの小鹿野200を開催します。私が主担当なので、今はその準備を裏で進めているところです。
先週末にコースを試走して、キューシートを出しました。エントリーも終了したので、これからエントリーリストの掲出です。
このコースは『いつも走っているコースでブルベをしたい』という思いから始まったものです。コースをゼロから考えて、ブルベを開催するのは如何に大変な事かと身を以て体験しました(色々な人にお世話になりました…)。コースはもっと改善出来ると思うのですが、時間的な制約もありますので、まずは今回の形で開催となります。
私は2012年のブルベ初参加当初、自宅の近くから発着のブルベ(A埼玉)があったからこそ、思い切ってブルベの参加第一歩を踏み出すことが出来ました。当時は200kmも走るなんて信じられない、例え完走出来たとしても自宅までどうやって辿り着けば良いのか…。完走後は5kmも走れたら御の字、自宅の近くでないととてもじゃないが参加出来ない。そう思っていました。その当時使われていた自宅付近発着の開催は無くなってしまい、隣の越谷市がメインの発着となってしまったため少々遠い状況です。
今も休日に埼玉県の荒川サイクリングロードに行くと、多数のサイクリストが走っています。私がロードを始めた20年前には想像出来なかった光景です。ですが、最も人口が集中しているはずのさいたま市には、そこを発着とするブルベがありません。東の越谷、西の入間にはあるのに、です。さいたま市の人も多数ブルベに参加しているはずなのですが、どこか他のスタート地点までわざわざ移動してブルベを走っています。
まぁ理由は分かります、都市部から発着するよりも、郊外の発着の方が走りやすいからです。都市部からスタートすると、市街地を抜けるだけで30kmくらい走る必要があったりしますからね。発着地となる公園なんかも確保しづらいですし。
しかしその状況を何とかしたい、さいたま市周辺の荒川CRを走るサイクリストにも、もっと手軽にブルベの世界に足を踏み入れて欲しい、その想いで開催をやってみようという事にしました。
いつもの走り慣れたコースをブルベにするのは楽しい作業です。一方で、初見では走りづらいはずの道があったりしても『ここはこの様に曲がるのが当然』『見れば分かる』『昔から皆そうしている』という感覚になってしまっているので、第三者の視点でコースを見ることが難しい、というデメリットもあります。
また『担当としてはこの道を通したい、この景色を見せたい』という場合もあるのですが、住宅街の生活道路を通る必要があったり、目印も何もない箇所を曲がらなければいけない等、ブルベのコースにするには難しいことも多々あります。
道を知っている人が先導して数人のグループで行くのなら大した問題にはなりませんが、反射ベストを着た怪しいサイクリストが100人も走るとなると、また別の話になってきます。
ブルベは自己の責任で参加することが要求されますし、正にその通りだと思います。ですが担当者としては、やはり参加してくれたからには楽しい体験を共有したいですし、良い思い出を持ち帰って欲しいと思っています(残念ながら天気まではどうにもならないのですが…)。その想いが無かったら、とてもではありませんがこんな裏方作業は出来ないと、新米スタッフの私ですら感じます。
参加者の皆さんはそこまで把握する必要はもちろんありませんが、他の商業イベントと同列に考えられてしまうと成り立たない部分があります(幸いな事に、その様な人はほとんどいませんが)。
主催担当者は、開催当日は参加者と一緒に走る経験を共有することは出来ません。ですが開催までには、色々な開催動機があることを思い出してもらえると、次回のブルベ参加がより楽しい体験になると思います。
それでは、小鹿野200の当日お待ちしております。
川口から自走で参加させていただきました。
白石峠を含む峠をゲップが出るほど堪能させていただきましたが、時間がギリギリで地元グルメの堪能はできませんでした。(その辺りは自分を鍛えるしかないですね)
今後も楽しそうなブルベがあれば参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。
コバじゅんさん
ご参加いただきありがとうございました。わざわざブログにコメントまで頂き嬉しい限りです。川口からですと、本当にスタートまで近いですよね。
またやりたいと思いますので、その時はぜひご参加お待ちしております。