SR600四国山脈

【SR600四国】2日目。最強台風21号通過後の惨状

天空のバルコニー

さてSR600四国の2日目です。

■台風21号の猛威

いつもの習慣で6時前に起床すると、台風21号が更なる猛威を振るっています。昨夜の暴風雨の状況も恐怖を感じるには十分だったのですが、物凄い暴風雨に…。部屋から外を見て『これは自転車で下るなんて絶対にありえない』と思ったのですが、朝食を食べる為に建物の反対側にある食堂に移動すると、食堂側の状況は更に凄かった。あれは人間が立っているのも無理なレベル。

1本の電話

朝食後に部屋に戻って情報収集。どうやら台風は当初の予想よりも東寄りの進路を進んでおり、四国の西側である現在地は影響が少なそうです。恐らく9時を過ぎればかなり風雨は収まりそうな気配。という事をやっていると、自宅のカミさんから電話が。ちょっとしたトラブルが発生したとのことで、朝から1時間ほど電話で話し込むことに。

詳細はここでは触れませんが、この電話以降『家をカミさんに任せて一人で遊んでいる場合なのか』というモヤモヤした気持ちを抱えたまま走ることになります。

それとは別に、宿から出る方策も考えなくてはなりません。これは宿の方と相談して、まだ雨は降っていましたが『もうピークは越えた』と判断し、PC4の長沢の滝に向けて出発することにしました。

PC4へ向けて出発

泥水の川となった道路の下り(工事現場の土砂が流れていたらしい)を長沢の滝に向けてそろそろと降りていきます。雨もまぁ『やや強め』位の普通の状態です。こんな時にディスクブレーキの安定感が光ります。止まる事に関する心配をすること無く、路面の状況だけに気を配って走ることが可能です。

しばらくすると、ようやくPC4長沢の滝に到着です。時刻は10:30です。

いつもは清らかな渓流なのでしょうが、今日ばかりは濁流となり音を立てて流れています。

長沢の滝

台風のあと

この後、徐々に空は落ち着きを取り戻してきます。しばらく走って国道439号に出ると、今度は矢筈トンネルまでの登り開始。センターラインのある国道ですが、時折通るのは役所の車だけ。外出している人は誰もいません。矢筈トンネルを通過後も雨は降ったり止んだりを繰り返し、なかなかレインウェアが脱げません。

途中にあるドライブイン引地橋も、今日は臨時閉店。

ドライブイン

時間と共に時折晴れ間が覗くようになり交通量も増えてきます。しかしカッパは脱げない。ドライブインから数キロ進むと、仁淀川町の市街地に到着です。ここには久々のコンビニがあります。ここで補給を行い、先に進みます。ここでは輪ゴムも買いました。

輪ゴムはeTrexに使います。マウントの爪がすり減って頻繁に発射されるようになってしまったので、X字縛りの刑。輪ゴム10本ほどで完璧に固定されています。リーズナブル!

etrex

また雨の場合はシートバッグのsuew・PF1にレインカバーをかけます。パンパンになっているのは、ショックコードに脱いだレインウェアをバッグの上に括り付けているからです。ショックコードがあると、濡れたレインウェアをしまう必要が無いので楽ですね。

防水カバー

PC5までのこの貴重な平坦区間は補給にも困ることは無いのですが、先程の仁淀川町のローソンから20km弱進むと、食品スーパーが発展したような『コンビニMOMA』があります。このお店も店内に厨房があり、自家製の弁当を売っています。またイートインもありますので、雨が降っている場合などはローソンよりもこちらの方が良いでしょう。私が利用した時は、イートインコーナーはにんにくの香りで満たされていました(笑)

コンビニ

ここから少し進むと、道の駅『633美の里』があります。この日は営業しているかどうか微妙な感じでした。

道の駅

■PC5、稲叢山への登り

さてここを過ぎると、いよいよPC5・天空のバルコニー、稲叢山への登りです。ここは大橋ダムまでは国道を通って普通の登りですが、大橋ダムを過ぎるといよいよ本番です。一気に標高1,400mまで登ります。この後半の斜度がきつい。PCの度に一気に1,000mも登るところばかりで本当に大変。ピークを越えると、反対側にPC5の天空のバルコニー(の看板)があります。何か一休み出来る東屋でもあるのかと思いましたが、ベンチがあるだけでした。登る前は晴れていましたがこの標高1,400mの場所は小雨が降っており、ベンチに腰掛ける気にもならず。。。

天空のバルコニー

晴れていたら良い眺めなのか?

空

登りより遅い下り

時刻は既に17時を回っており、さっさと下山します。自分が登った時は、台風の直後でしたので道が大変なことに…。下りなのに15km/h程度しかスピードを出せません。時折出てくる登り返しの方が速度が出ているという…。

下り

枝があっても突っ込むしか無いです。この大きさの枝(これはマシな部類)がそこら中に落ちてます。50回は突っ込みました。

下り

それとここの下りですが『蓋の無い排水路』が道路に対して斜めに設置されており、非常に危険です。排水路の幅は15cmほどもあり、変な角度で侵入すると大怪我します。

この下りに予定の2倍くらいの時間がかかってしまい、早明浦湖に到着する頃にはすっかり日没に。この日は早明浦湖畔の宿、さめうら荘に宿泊予定。その前に、粉飴をAmazonで購入して、ここのローソンでコンビニ受取に設定しているので受け取りにいかねばなりません。PC6は翌朝撮影することに。

無事にローソンに到着して、粉飴を受取します。大きな箱をぶら下げたまま宿に向かいますが、想定外だったのがローソンのある市街地と宿との間の高低差。地図上の直線距離は1.5km程度なのですが、高低差が何と100mもあり、そのせいで3kmほど迂回もせねばならず大変な目に遭いました。宿から何度も電話かかってくるし。

という事で何とか2泊目の宿、さめうら荘にほぼ予定通り到着。風呂に入って食事です。

夕食

ビールは大瓶しかない。仕方ないなぁ。

夕食キリンとアサヒが両方置いてある昔ながらの宿

ここは土佐町の町立の宿なのですが、かなり年季が入っており宿の中でコオロギが普通に鳴いています。ちなみにこの日の宿泊者は私のみ。食堂ではもう1組が食事をしていたのですが、食べ終わったら帰ってしまいました…。

管理人さんに話を聞くと、やはりこの建物は老朽化が激しいので、すぐ裏手に新築中なのだそうです。新築の建物も見せてもらいましたがほとんど完成しています。後は外構の工事をして、各種の検査を受けて来年4月から新規に営業したいということでした。新しくなったらまた行きたいですね。かなり不便だったので…。

ついにDNF…

そしてこの食事中にツイッターをしていると、台風21号の影響で四国各地に通行止めが発生しているとのこと。まさにコース上にも5か所ほど通行止めとなっています。その内のいくつかは数時間で解除されるかも知れませんが、全てが復旧するとも思えません。

今朝のカミさんからの電話でモヤモヤしていたこともあり、この通行止め連発を見てついにDNFを決断。台風の後はこうなるだろう…とは思っていましたが、実際に体験してみると何ともすっきりしない気分です。なんせツーリストで走る計画でのんびり来ましたからね、本人は非常に元気な訳です。しかしコースが走れないのですから、仕方ありません。

食事を終えて部屋に戻ると、大阪はもっとすごい被害が出ているとのこと…。この台風の中を走っていたかも知れないと思うと、背筋が寒くなります。

台風の様子

翌日の宿、ラフォーレつるぎ山にキャンセルのため慌てて電話するも、20時を過ぎており『本日は営業終了です』というアナウンスが流れるのみ。仕方ないので明日電話することにしましょう。

剣山で1泊の予定でしたが、明日はそのまま伊予西条まで帰ります。帰宅が1日早まることに。ルートは大歩危(R32)を通って帰るのが距離的にちょうど良さそうです。折角なので大歩危も観てみたいですし。

ということで、受け取った粉飴は全く使うことなく自宅に送ることになりそうです…。

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