パーツのインプレ・カスタマイズ

冬ブルベの準備。クラフトのアンダー『ACTIVE EXTREME』を極寒のオーバーナイト400kmブルベで試す

クラフトアンダーウェア

数年ぶりに冬用のアンダーウェアを買いました。クラフトのACTIVE EXTREME(アクティブエクストリーム)です。

クラフトアンダーウェア

非常に有名なメーカーですが、今までは冬用のアンダーを買い換えたことがそもそも無かったので、縁がありませんでした。クラフトはスウェーデンのブランドで、北欧らしく自転車用よりもクロスカントリー用のウェアの方が充実しています。キャップなんかのアクセサリーもクロカン用の方が色々ありますね。

どちらも同じ長距離系スポーツなので、普通に自転車用としても使えます。一度やると分かりますが、クロスカントリーはめっちゃ辛いです。非常に運動強度が高くて、大雪の中を走ってもすぐに汗だくになります。ひたすらヒルクライムしている様なものですね。

■購入経緯

今まで使っていたのは、パールイズミの良く判らない長袖アンダーです。いつ購入したのかも不明。少なくとも10年は使っています。何故そんなに使えるのかというと、使用頻度が低いからです。昔のアンダーって、あまり汗抜けが良くないんですよね。あとジャストフィットしていない。なので汗をかくとウェアに吸われずに逆に冷えてしまって、それならばむしろ夏用のアンダーを着た方が冷えないという状況でした。

また今までは2~3月というと、ブルベの参加も長くて300kmまで。400km以上は参加したことがありませんでした。オールナイトのブルベを走らないので(そもそも開催も少ない)、必要無かったんですよね。3月頃は300kmと言っても平坦が多いし、21時くらいに帰って来られる。上記の様に夏用のアンダーで特に困りませんでした。

■冬のオーバーナイトには良い装備が必要

ところが今年はPBPイヤーということで、AJたまがわでは正月から400や600が開催されます。私も400を走る予定だったので、さすがにまともな暖かいアンダーウェアを1着くらい買っておこうと思った次第。400kmは24時間位はかかりますからね。ヒルクラをすると汗をかくので速乾性が必要。かと言って平坦でも寒くない保温性も両立する必要があります。

ということを考え始めたのが、400kmの準備を始めたクリスマス明けくらいから(私はスタッフ試走を行うので、年内に走る予定でした)。例によってあまり比較検討する時間も無かったので、周りに使っている人も多いので気になっていたクラフトを購入することに。手ごろでサイズ感も把握しているのはパールイズミなのですが、やはりデザインが…。モノは良いんですけどね…。

どうせアウターウェアの下に着るからデザインは本人の自己満足なのですが、やはり気に入ったものを着たいですよね。クラフトならブラック1色のパールイズミと違ってカラー展開もしているので、選ぶ楽しみもあります。

■クラフトの2018ラインナップ

ちなみにクラフトの冬用ベースレイヤーは、2018年ですと下記の3タイプがあります。

ACTIVE EXTREME 2.0

生地にクールマックスを使っているので、非常にサラサラした感触です。保温よりも汗抜けを重視した造りで(保温性も普通にあります)、脇と手首がメッシュになっているのが特徴。長めのクルーネックと短めのラウンドネックが選べるのも嬉しい。後述しますが、個人的にはクルーネックの方が喉元くらいまでカバーするので好みです。更にクルーネックはカラーも3色展開。

ACTIVE EXTREME

2.0ではないただのACTIVE EXTREMEは、保温性重視の造りで10度~マイナス25度までカバーするのとのこと。流石にマイナス25度は盛りすぎのような。日本ではそこまで低温にならないので良く判りませんね…。2.0よりも厚手の生地で、心拍数を上げられない信号待ちなどでも暖かい。こちらはクルーネックのみで、カラーは2色。

ACTIVE EXTREME 2.0 WS

ACTIVE EXTREME 2.0の前面にウィンドストッパーのファブリクスを合体させたモデル。こちらの方がより自転車向きですね。しかし価格も1万円オーバーと、アンダー1着にしてはなかなかのお値段。そりゃウィンドストッパー使えば高くもなろうと言うもの。

■購入したのはACTIVE EXTREME

結局買ったのは、ACTIVE EXTREMEです。オールナイトの400を完走するのが目的なので、保温性重視。これ、良く見たら2017モデルなんですね(買うまで気づかなかった)。クラフトは細かいモデルチェンジはありますが、基本的には数年は変わらないのでほぼ同じものと思っています。

クラフトアンダーウェア

右半身に入るステッチが良いですね。今回はSを購入。ベースレイヤーは皮膚に密着して汗を吸ってもらってナンボですし、海外サイズなので1つ小さめが良いです。

実際に使ってみて

年末の400kmの試走で実際に使ってみました。登りの汗をじわっとかく状況でも、すぐに汗を吸ってくれます。一方で夏用のアンダーのように過剰なサラサラ感はなく、信号の停止時や休憩時でもしっかり保温してくれます。

またクルーネックが個人的には非常に良いです。

クラフトアンダーウェア

例えば、汗のかき始めの状況で体温調整のためにアウタージャケットのジッパーを少し下げる事があると思います。確かに汗をかけばアンダーに吸わせれば良いのですが、2~3cmくらいだけジッパーを下げて少し風を入れると、そもそも汗をかく事を防ぐことが出来ます。

その様な場合、アンダーウェアの首が短いと胸元まで一気に外気が入ってきてしまい、少しジッパーを下げただけでも非常に寒く感じてしまうことがありました。走りながらこの絶妙なジッパーの開け具合を調節するのが面倒だったのですが、クルーネックならアンダーが首元まで覆っているのでジッパーを多めに下ろしても一気に寒さを感じることがありません。

これで汗のかき始めの体温調節が非常にやり易くなりました。なるべく汗をかかない、かつ寒くもないというのがベストですからね。もちろん首が長いので信号待ちや休憩時でも寒くなることはありません。ブルベの様な強度低めの状況では、非常にマッチしていると思います。

12/30に走った400kmの試走時には、埼玉で夜中の3時くらいにガーミンの温度表示がマイナス7.7度になっていることもある程に気温が低かったのですが、それでも何の問題も無く走り切ることが出来ました。さすがにマイナス10度近いと鼻水は止まらないし顔は寒さで痛かったですが、体幹はACTIVE EXTREMEのおかげで常に快適。まさに神様。体温を下げないためになるべく強度を上げて走る様にしていたのですが、高い保温性能の割に汗をかいてもサラッとしているし。ただ、練習で更に高強度の場合はクールマックスを使ったACTIVE EXTREME 2.0の方が向いているかな?と思います。

ということで、定番ですが価格も手ごろですし、どれを買っても失敗がない製品という事で迷っている方にはお勧めしたい。オールナイトのブルベには ACTIVE EXTREME 。お金があればACTIVE EXTREME 2.0 WSが良いと思いますが、このふわっと保温されている感触はクールマックスの生地には無い性能です。

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