【レビュー】バイオプラスチックを使用した環境配慮ボトル『ELITE JET GREEN』

ELITEのボトル『JET GREEN』を買いました。環境に配慮した『JETシリーズ』のボトルで、植物(サトウキビ)を原料とするバイオプラスチックを使用している製品です。

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■総合評価

3.0
  • 原料にサトウキビを使用し、1本あたり約160gのCO2削減に貢献する。
  • 見た目はFLYと似ているが、飲み口だけ互換性がある。
  • 生分解性ではないので道端に投げ捨てても分解されない。

■購入動機

ボトルカラーがグリーンだったからです。私のキャノンデール シナプスはベースカラーがブラック、そこに差し色としてグリーンが入っています(リクイガスキャノンデール時代の名残)。そのためグリーンのパーツに反応する習性があります。

環境に配慮した製品らしく、今までにない落ち着いた色味のグリーンだったので、買ってみました。

■製品概要

ELITE JETシリーズとは

ELITEが販売するボトルの中で、環境に配慮した製品の総称というポジションになると思います。具体的にそのような記載は無いのですが、それらの製品にJETの名称が付いています。

このシリーズには、現在2つ商品があります。1つは『JET』。こちらは生分解性のプラスチックを使用しています。ボトルをそこらに投げ捨てても、分解されて土に還るというのが特徴。

2つ目は今回の『JET GREEN』。こちらは植物を原料とするバイオプラスチックを使用しています。環境に配慮したボトルということで新しい取り組みのように聞こえますが、ELITEは2009年にも『HYDRA NATURE』という生分解性プラスチックを使用したボトルをリリースしています。

今回の『JET GREEN』は、サトウキビを原料としています。サトウキビからエタノールを作り、エチレンに加工して樹脂の原料となっていると思われます。生産時のCO2排出量について、ボトル1本あたり約160gが削減されるとのことです。

製品スペックについて

製品スペックは以下の通りです。

  • 重量:80g
  • カラー展開:グリーン、ブラウン
  • サイズ展開:550ml、750ml、950ml
  • 価格:850円(550ml)
  • 対応温度:充填する中身の温度は40度まで
  • バリエーション:飲み口カバー付きの『PLUS』もあり

サイズも3つ、カラーも2色が展開されています。またカバー付きまで用意されているという力の入れようです。このボトルの比較対象は『FLY』になりますが、『FLY』の価格は800円。コストの高い原料を使用していますが50円のアップに抑えられています。

FLYとJET GREENの違いについて

外観からは『FLYの仲間なのでは?』と思いますが、商品名にFLYの単語は入っておらず、FLYの仲間ではありません。私も当初は『FLYの色違い』と捉えていたのですが、基本的に異なるシリーズです。以下に違いと共通点を紹介します。

まず違う点からですが、長さが異なります。環境配慮製品によくある事ですが、一般的に樹脂の強度が低いので肉厚にする必要があります。自転車のボトルは直径が決まっていますから、同じ直径のまま肉厚にすると容量が減ります。するとその分だけ長くする必要があります。

2cmほど全長が長くなっています。

重量についても、ノーマルのFLYは約55gしかないことが売りですが、JET GREENは80gあります。

またFLYは非常に薄くてしなやかで雑に握るだけで中身がスムーズに出てきます。JET GREENは樹脂が厚く従来のボトルと同じような固さのため、意識して握らないと中身が出てきません。

一方、飲み口は共通でこのように交換することが可能。FLYに慣れている人は違和感なく使えます。

飲み口は共通なのですが、径が微妙に異なるためフタには互換性がありません。共通化するとコストが下げられると思うのですが、私ですら思いつくような事を実行していないということは、何かしらの事情があるのでしょう。

JET GREENにしか無い機能として、側面の一部が透明になっており残容量を把握することが可能です。

■レビュー

使用感について

前述しましたが、飲み口はFLYと同じ。樹脂も同様のものを使っていると思われます。少なくとも咥えた時に明らかな違和感はなく、FLYユーザーであれば問題無く使えます。

ただし本体の樹脂は厚く作られており、その分だけ固いです。FLYのようなしなやかさは一切無いので、そこを分かった上で買った方が良いでしょう。とはいえ一昔前のボトルと同じくらいの固さです。FLYがあまりにもペラペラなので、それと比較すると不利になってしまうというだけの話です。

また重量が約80gあり、FLYと比較すると25g重くなっています。こちらも25gの重量差を感じられるはずもなく、使い勝手には特に影響がありません。保冷機能付きのボトルは150g程度ありますので、80gなら十分軽量です。

総合すると、使い勝手に関してはちょっとボトルが固いという点以外はFLYと同様だと思って問題ありません。ただし全長は2cmほど長くなりますので、FLYユーザーでフレームバッグを使っている人は、バッグと干渉が起こる可能性があります。

■まとめ

原料はサトウキビ。製造時のCO2を削減出来る環境にやさしいボトルです。生分解性ではないので、プロのように道端にボトルを捨てても容易には自然に分解されません。

超軽量ボトルで人気のあるFLYと飲み口が共通で重量も25gしか違わない、CO2削減に貢献できるという、意外とセールスポイントのあるボトルです。

CO2を削減出来るという点だけで購入する方は少ないとは思いますが、デザインやカラーが気に入ったら購入するのは大いにアリだと思います。価格もFLYと50円しか違いませんし、容量のバリエーションも多いので。

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