SR600 Fuji①(DNF)

【ブルベ】DNFした人のSR600 Fuji レポート PC7まで

morou2

さてSR600のレポートその4。ようやく美ヶ原です。

■PC6まで

さて予定通りに6時起床。そそくさと準備をして天気予報を確認。やはり明るい時間帯は全部雨マークになっている。見なければ良かった…(結果的にはこの予報は全く外れ、雨は朝だけだったのでした)。

しかしふとツイッターを見ると、ichoさんはそんなのお構いなしに既に走り出しており、それを見て自分もすぐに出発することに決定。天気予報はアテにならないことが多いし、ブレーキシューが無くなったらそこでDNFで良い、ということにする。

そしてまずはサクッとPC6の信濃国分寺に到着。295km地点。

■PC7まで

その後、大屋のセブンで朝ごはんを食べ、

美ヶ原の登り口を目指します。

が、途中から早くも雨が降ってくる。しまむらの軒先を借りてカッパ装着、先へ進む。白樺湖まで最後のコンビニとなる武石口のセーブオンを右折すると登り開始。まずは武石観光センターまでのまっすぐな登りが12km続く。ここ、淡々と6%くらいがまっすぐ続き、民家も途切れないのであまり登っている感覚がなかったのですが後で良く見ると約600mも登っていることが判明。私、予習不足で完全に美ヶ原をナメてました。まあ予習していてもしていなくても、坂が前にあればとりあえず登るんですけどねw

ルートラボによると、
武石口⇒観光センター 標高差578m 12.3km
観光センター⇒美ヶ原 標高差830m 12.7km

なのですが、私の感覚としては(登った後ですら)

武石口⇒観光センター 標高差200m 12.3km
観光センター⇒美ヶ原 標高差600m 12.7km

みたいな感じ(^_^;) もうむちゃくちゃw

美ヶ原の標高はほぼ2,000mなんですが、1,500mくらいだと思ってました…。

DNF後に確認して標高2,000mもあることを知り、そんなに登ったのならDNFしなければ良かった…と思っても後の祭り。2,000mクラスは渋峠と麦草峠だけという認識で、DNFするか悩んだ時も『麦草峠で1,000mとか登れない(>_<)』(実際に上るのは約700m程)と勘違いしていたのでした。完全に美ヶ原の方が大ボスですよね~。

しかし『あなたの使っているEdge500は高度が表示されるでしょ?』と皆さん思われるかも知れません。

ところが最近、Edge500の気圧センサーの機嫌が非常に悪く、雨が降るとすぐに無茶苦茶な数値になってしまうのです。以前は雨が降っても全くそんなことはなかったのですが、最近は雨が降ると即ダメ。裏面の穴の水滴を拭ってもダメ。結局2日間でgarmin君が記録していた標高は…

■1日目

標高11,000m登った後、すごい速度で海面下の-600mくらいまで往復を繰り返していたようです。とにかく、標高のマイナスは-1,200mまで仕様として表示出来ることを確認w この乱高下に耐えられる生物はゾウリムシ位なのではないでしょうか。

■2日目

私はロケットにでも乗っていたみたいです。

全てこんな感じだったので、美ヶ原の標高を1,500mと思っても仕方ない。全部Edge500が悪いんです!

…とにかく雨も降っていて、途中の帝国ホテル的なバス停で休憩したりしながら観光センターまでたどり着く。雨も降っていたこともあって誰もおらず、うら寂しい限り。しばしコーラで休憩した後、本番の登りにアタック。期待していた景色は何も見えず『コースを完走するぜ』という義務感のみをモチベーションにして登っていく。ずっとこんな感じ。

そして、途中で雨が上がったのでカッパを脱ぎ、その後事件が起きたのはお伝えした通り。ビーナスラインを走るのも目的の1つだったため、気合でピークまで登る。ピーク手前のこれは何?

建造物が見えた時はうれしかった(^_^)

道の駅が見えると長い登りも終わり!

忘れずに写真を撮って、

ピークはさすがに晴れ間がありました。

ふと停めた自転車のサドルを見ると、MAXまで後退していた…。いつからだ…w

これに気が付かずに1,500m登れるなら、このポジションでOKということに…w
その後、観光センターまで下って麓にある『うつくしの湯』で体を温め、帰ってまいりました(*_*)

ミヤタの前もすっかり乾いています。。。

何故かDNF後にこの景色。数時間前までここは雨が降っていたんですが。。。

登る時にこれが見たかった。

とまあ、色々ありまして最後は上田駅前まで自走で帰還、駅前の居酒屋で新幹線の時間まで飲んだくれる。すぐ近くの席にいた人が『自転車ですか?』と話しかけてくれたのですが、口が滑ってSR600のことを話すとドン引きされる。それまで色々質問してくれていたのですが、いきなり話しかけてくれなくなりました。

これで私のSR600は終了。一緒にスタートしたichoさんはその後も走り続けて見事時間内に完走、素晴らしいです!お疲れ様でした!

途中で無念のDNFで終わってしまったSR600 Fuji。私にとっては夏休みとはいえ600kmのブルベに出られるだけで嬉しくて仕方がなく、楽しみにしていた景色はあまり見えなかったものの、ほとんどが初コースだったので大変楽しく走ることが出来ました。美ヶ原までは到着したものの、ビーナスラインを走ることが出来なかったため、3日後に子供と遊びに行くと称して娘と一緒に車でビーナスラインに来てしまったのは内緒の話。麦草峠や野辺山も明るい内に走ってみたい。Twitterで応援いただいた方には本当に申し訳なかったですが、道中は本当に力になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。

私のリトライはというと、カミさんに頭を下げてどうにか9月にエントリー出来る見通しとなりました。

次はコースも途中までは判っているし、コマ図も作らなくて良いなど準備も楽なので、その分頑張りたいと思います。

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  1. shinya

    こんにちは。
    密かに来年SR600を走ってみたいと考えていましたが、
    なかなか厳しそうですね。
    渋峠を超えた後に菅平に登る気力があるかどうか・・・(笑)
    リベンジ頑張って下さい!
    どこかのブルベでご一緒した際は宜しくお願いします。

  2. morou

    shinyaさん
    コメントありがとうございます。SR600ですが、私のブログはあまり参考になさらない方が宜しいかと…(笑)
    でも確かに、制限時間は長いですがひたすら登りと下りしかありませんので、油断は出来ませんがそれなりに走れる方ならコースが楽しいのでモチベーションを維持して頑張って走れると思います。でも確かに夜の菅平は結構心が折れていましたが(^_^;)
    もし走られる時は応援させてください。ブルベでもお会い出来たらいいですね(^_^)

ABOUT ME
@morou2
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。

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