RoboVac11導入に向けて、いわゆるルンバブルな棚をDIYで作成する
さて皆様いかがお過ごしでしょうか。先日Ankerの掃除機 RoboVac11を導入しました。
■導入にあたり
この手のロボット掃除機を導入するには、床の上に物が散らばっていないことが肝要な訳です。そもそも、床の上に物が散らばっていない家庭は、ロボット掃除機を導入する必要は無いのでないか…という話もありますが、そこは一旦忘れます。
我が家も御多分に漏れず、床の上の散らかり具合においては自慢が出来るほどでした。しかしこれを機会に
1、床の上からの荷物一掃
2、ロボット掃除機(RoboVac11)導入
をセットで行うことで、生活を変えることにチャレンジ。
具体的には、大きな棚を作成してリビングの隅に設置します。一番大きくて、場所を占有している子供たちの学校かばんをその棚に収納してみようと思います。もちろん、リビングに設置するからには、棚の下は掃除機が入り込んで掃除が出来る高さに設定します。DIYで作成するのですから、その辺りは自由に作ることが可能です。
(我が家は注文住宅なので、収納は全て作り付けのクローゼットと床下にある超・大収納の床蔵で対応し、リビングには物や収納家具を置かずにすっきり暮らす…というのが当初思い描いていた理想でした。今となってはそんな理想はどこへやら。みなさんの家も、そうですよね?(笑))
■設計
まず設置場所を仮決めします。我が家の場合、リビングと続いており実質的に1つの部屋になっている書斎があります。そこの出窓の下に置けば大丈夫そうです、約2mほどのスペースがあります。
また今回は例によって2×4材で作ります。2×4材は長さが決まっていて、1本の長さは6フィート(約180cm)あります。この180cmを基準に家具の大きさを考えると、材料を無駄にせずに効率よく作成することが出来ます。180cmであれば、ちょうど2m以内に収まりそうですね。
また180cmもの長さの棚となると色々扱いづらいので、半分に分割して90cmの棚を2つ作成することにします。こうすることで設置の自由度が高まり、搬入や移動もしやすくなります。
棚の高さは出窓の下に収まるくらい。約80cmとします。棚の段数は2段。下の段にカバンを置く想定です。また下段の棚を床からどの程度の高さに設置するかが重要になるのですが、RoboVac11の厚さは約8cmです。あまりギリギリだと潜ってくれない可能性がありますので、マージンを5cmみて13cmの高さに下段の棚板を設置することにします。
これでだいたいの棚のスペックが決まりました。
■材料の買い出し
まずは材料の買い出しです。近所のホームセンターに行って2×4材を買ってきます。脚になる部分は2×4にしますが、棚板は強度は必要ありませんので1×4で十分です。なるべく反りの少ないものを選んで購入します。
■切り出し
材料を買ってきたら、後はひたすら必要な長さに切りだします。今回は1×4材だけで8本、2×4材も6本を購入しましたのでかなり大変です。丸ノコは無いので手作業です。翌日筋肉痛になりました…。
切り出した棚板。
脚と棚板の受けの部分。
■組み立て
材料を切り揃えたら、後はコーススレッドとインパクトドライバーでガンガン接合していきます。残念ながら、暗い中での作業となってしまったので作業中の写真がありません。
完成後はこのような感じになります。
もうちょっとマシな写真は無いのか…と思いますがご容赦下さい。リアルな使用中の写真を載せておきます。
肝心の脚の部分はこんな感じ。
実際に動かしてみましたが、スムーズに棚の下に掃除機が入り込んで掃除してくれました。
棚としても、子供2人のカバンを収納してもまだまだ物が置けます。思惑通りに、リビングに散らかる物を全て収納して、RoboVacくんが仕事の出来る環境を整えることが出来ました。今回の材料費は3000円でお釣りがくる程度ですので、ぜひ作成してみてはいかがでしょうか。