ディスクブレーキ

【カンパニョーロ】ディスク用ホイールはこれだけある!2019年度版まとめ

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2020年度モデルのディスクブレーキ用ホイールをまとめています。次はカンパニョーロです。カンパは意外にも早い時期(2016)からゾンダディスクを出してきて、ハイエンドのボーラでなくゾンダでディスク化してくるあたり、当時は非常に喜ばれました。何故なら性格的にも定番で、かつ買いやすいお値段だったからです。

当初はディスク用のホイールは各社とも『ロード用では初めて出します』という状態でしたので、いきなりボーラを出されても買うのはリスキーです。その点、ゾンダあたりなら『失敗しても良いか』と寛容になれる価格です。ユーザー側もゾンダは質実剛健と思っていますので、それ程性能は求めませんし。QRも6穴のモデルも揃えていて、使っている人も見かけますし、割と売れたのでは無いかと思います。

その後、BORA ONEとULTRAシリーズが2018年にディスク用としてリリースされました。それからワイドリム化したBORA ONEが出るのかと思いきや、WTOという新たなBORAシリーズがリリースされ、今ではこちらが主力になっています。

■カンパニョーロのディスクブレーキ用ホイール(シマノ)

リム高内寸外寸重量価格
BORA ONE 35DB TUB3524.21,276¥267,000
BORA ONE 35DB WO3523.51,483¥299,000
BORA ONE 50 DB TUB5024.21,348¥267,000
SHAMAL ULTRA C17 DB 2WAY1722.21,557¥175,000
ZONDA DB(センターロック)26/28171,657¥84,500
ZONDA DB(センターロック、QR)26/28171,657¥90,500
ZONDA DB(6穴)26/28171,657¥83,000
ZONDA DB(6穴、QR)26/28171,657¥87,000
SCIROCCO DB(センターロック)33191,739¥70,500
SCIROCCO DB(センターロック、QR)33191,739¥73,000

カンパフリーももちろんあるのですが、今回もシマノフリーだけとさせていただきます。シマノフリーのモデルは全部で10モデルありますが、チューブラー/クリンチャー、センターロック/6穴などのバリエーションを考慮しないと実質は5モデルですね。

ざっと見ると、買うならシャマルウルトラあたりでしょうか。同等クラスのレーゼロと比べて、リム幅がまだC17のおかげなのか、若干軽くなっています。値段も少しだけ安いですし。他社はどんどんワイドリム化していますので、C17が良いのであればシャマルウルトラでしょうね。

後は軽さだけならボーラワン35ディスクのチューブラーです。チューブラーとは言え1,200g台という恐ろしい軽さ。シマノのC40(リムハイトは37mmです)チューブラーでも1,384gなので、それよりも更に100gも軽いという。

しかしこれ、リアホイールのOLDが知りたいのですが、サイトには情報が載っていません。日本のディストリビューターは、何故スペックをしっかりwebサイトに記載しないのでしょうか?本国のページを見たら全て載っているのですから、出し惜しみする理由は無いはずです。国内の販売店にはしっかりした紙のカタログを作成・配布しているディストリビューターも多いですが、webの情報は非常に貧弱でやる気が一切感じられません。
(後日カワシマサイクルサプライさんに問い合わせをしたところ、BORA ONE 35 DBはエンド幅は142mmとのことでした)

今どき、調べればすぐに分かるスペック程度は載せておかないと逆に売れなくなります。ショップだって、いちいち『このホイールのOLDはいくつなの?』みたいな質問に対して、紙のカタログをめくって返答するなんてやりたくないはず。そこにカタログ置いておくから、勝手に見てと思うのでは。ショップが提供する付加価値って、もっと別なところにあるはずです。

3Tだって、契約があさひに移ってから一気にwebサイトが充実して知りたいことがすぐに分かるようになりました。おかげでハンドルやステムを買いたいときは、3Tは常に候補の1つです。知りたい情報が確実に入手出来るので、買ってから失敗することが無いからです。

話が逸れてしまいましたので戻します。カンパのリムブレーキモデルにはブレーキ面が金属の、いわゆるアルカーボンディープリムモデルの『バレット』があります。

これらの『ブレーキ面が金属のディープリム』というモデルは、ディスクブレーキ版の存在価値は無いように思えます。バレットはカンパニョーロブランドの安価なディープリムという立ち位置でそれなりに需要があったと思うのですが、ディスクブレーキへはフルカーボンに変身して移行したりするのでしょうか。

ということで、カンパに関してはゾンダなら買い。ボーラ・シャマルウルトラはリアのエンド幅が130mmのフレームの人は買えますが、そうでなければ2世代目のボーラワンDBが出るのを待つ、ということになりそうです。

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管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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