ディスクブレーキ

一般人がディスクブレーキを使う理由について考える

次は我々のような一般人が油圧ディスクブレーキを使う理由はあるのか?についてです。

■レースで使えるか?

まず最初に、レースをする分にはプロと同様の理由で当分ディスクブレーキは不要だと思います。

しかし各メーカーは、トップモデルにも容赦なくディスクブレーキモデルを出しているのも事実です。例えばTREKのDomane SLR 9はデュラのDi2付きでお値段120万円(税別)。

説明を見るとエンデュランスモデルって書いてあるのですが、レースでもないのにこんな高級車は要らないので、レースで使わなかったら勿体ない気がする…。でも同じ金額出すならディスクブレーキじゃない別なモデル買いますよねという矛盾。

少なくとも『レースで勝ちたい。だから次の投資はディスクロードを買うことにした』と言ったら、『にいちゃん、それお金を使う順番間違ってとるで』と確実に言われますよね。

しかしキャノンデールは更に先を行っていまして、最上級モデルの SuperSix EVO HI-MOD はもはやディスクブレーキのモデルしかありません。こちらもお値段約120万円(税別)。2モデルありますが、値段の差は主にホイールがENVEかどうかってところでしょうか。

最後に真面目に比較すると重量増と空力低下(フロントホイールのスポーク本数が増えるので)と引き換えに、ブレーキ性能と剛性のアップを手に入れるかどうか。確かにブレーキの性能が上がって損することは無い(特に雨天)ですが、重くなるのは明らかにハンディです。雨の日はブレーキをギリギリまで遅らせることが出来るようになりますから、ちゃんとタイヤのグリップをコントロール出来る人は速さにつながりますよね。

■一般人の場合

一般人にとってのメリットは、

・絶対的なブレーキ性能のアップ(制動距離の短縮)。
・雨の日のコントロールのしやすさ。
・油圧なら引きの軽さ

この3点になると思います。初心者ほどメリットが多いですね。

ブレーキ性能アップ(制動距離の短縮)

先ほども書きましたが、まずブレーキの性能が向上して損することは1つもありません。軽くブレーキをかけただけで、すぐにMAX近い制動力が発生します。下りなどでも今まで以上に制動距離が短くなり、その分を路面の状況に注意を配ったりする余裕が生まれます。当然ながらブレーキシステムに何を使おうがタイヤのグリップ以上の制動力は出ませんから、あくまでもコントロールがしやすくなるという事ですのでご注意。

雨の日もコントロールしやすい

また雨の日の性能向上も言うまでもありません。あの雨の日のブレーキの効かなさと言ったらありません。私が買う理由の半分はこれ。後はカーボンリムのホイールを使っている人も、油圧ディスクブレーキにしたらかなり楽になるのでは…。金属リムですら止まらないのにカーボンリムで雨のレースとか良く走るなぁ、と思います。

それでもレースでは毎回大落車が発生している訳でもないですから、雨の日でもカーボンリムと金属リムはそんなに違いは無いんですかね?まぁ自分で制動距離が分かっていれば大丈夫ということなのでしょう。でもこういう悩みをする位なら、いっそ油圧ディスクブレーキにしてしまいましょうよという事ですね。

油圧ならではの引きの軽さ

後は油圧であれば、少しの力ですぐに制動力が立ち上がりますので、女性など手の小さい方にもかなりのメリットがあります。これはお勧めしたい。ロードでスピード出して楽しいというのは、ちゃんと止まれるという前提があってこその話ですからね…。

今の段階では、明らかにレースでの勝率が上がるから投資する機材というよりは、一般人にとってのメリットの方が多いですよね。早く105の完成車が出回って、リーズナブルなモデルを普及させて欲しいところです。

ディスクロードになるとスルーアクスルになって、輪行時に今までのエンド金具が使えなくなります。そのためスルーアクスル用のエンド金具が別途必要。今のうちに買っておこうと思います。

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