パーツのインプレ・カスタマイズ

ディスクブレーキでも使えるチェーンキーパーを比較する

ディスクブレーキになると、リムブレーキ時代に使用していた製品が使えなくなることがあります。今回はディスクブレーキでのチェーンキーパーを取り上げます。対象は『ミノウラ CR-100』と『フィードバックスポーツ チェーンキーパー』の2つです。

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■スルーアクスル(ディスクブレーキ)では従来のチェーンキーパーがそのままでは使えない

ディスクブレーキになると、リムブレーキの時に使えていた色々な製品が使えなくなったり、使い方の変更を余儀なくされたりします。メンテ用スタンド、輪行用のエンドスタンドなどなど。

先日はメンテナンススタンドについて紹介しましたので、今回はメンテナンススタンドからの流れで、メンテナンス時に使用するチェーンキーパーについて確認します。

ディスクブレーキ(スルーアクスル)でも使えるスタンドはこれ。目的に合わせて選ぶディスクブレーキ用スタンドディスクブレーキ(スルーアクスル)でも使えるスタンドを紹介します。 ■ディスクブレーキ(スルーアクスル)で困ること 今までのスタンド...

まず結論から言うと、チェーンキーパーはリムブレーキと同じものが使えます。ただし、使い方が異なります。エンドの形状が全く異なりますから当然ですね。

スルーアクスル用のリアエンド。

例えば、このミノウラのチェーンローラー『CR-100』です。スルーアクスルで使用する場合はローラー部分だけを取り外し、自分のアクスルにローラーを取り付けて使用します。要するにローラー部分だけあれば良いので、ここだけ別売りして欲しいくらいですね(※別売りもしているらしいです。お店に聞いてみて下さい。)

ちなみにディスクブレーキになると、スルーアクスルはフレームの付属品となります。アクスルはそれぞれネジのピッチなどの仕様が異なるためクイックの様に汎用性はありません。複数のフレームで使いまわしは出来ないと思って下さい。

■そもそもチェーンキーパーは必要なのか?

このチェーンキーパーという商品ですが、使っている人はどれ位いるのでしょう?セットするのが面倒なので、使わない人も一定数いると思います。

少しの間ホイールを外すだけだから…という場合は、面倒なので使わない人も多いでしょう。私もその一人でした。チェーンキーパーを使わない場合、チェーンがこのようにチェーンステーと接触した状態になりますが、クランクを回さなければ良いですからね。

一方で、クランクの角度が悪かった場合など『ちょっとなら良いか』とクランクを動かしてしまうことがあります。クランクを動かすとチェーンも動きます。チェーンが動くとチェーンステーを傷つけます。

私は3Mの保護テープを巻いていることもあり『多少なら大丈夫だろう』と、クランクの角度調整をすることが多くありました。その『多少なら大丈夫だろう』の積み重ねがこの状態です。保護テープなんて無いようなもので、チェーンステーの内側にしっかり傷がついていますね。

外側からは見えないので普段は気にならないのですが、メンテスタンドに載せると過去の自分に文句を言いたくなります。私みたいなものぐさな人は、プロテクターを付けるのも1つの手ですね。ネオプレン製で、全周カバーする製品が最適です。

■スルーアクスル(ディスクブレーキ)でのチェーンキーパー使用方法

ここからは、実際に2つの商品の使用方法を確認します。

対象製品

比較対象となる製品は『ミノウラ CR-100』と『フィードバックスポーツ チェーンキーパー』の2つです。

ミノウラ『CR-100』

まずはミノウラの『CR-100』です。こちらの製品は所持している方も多いのではないでしょうか。

先ほども書きましたが、この製品をスルーアクスルに使用する場合はローラー部分のみを使います。

実際にセットしてみましょう。まずはローラーをチェーンにセットします。

この状態からチェーンをリアエンドの位置まで引っ張り、スルーアクスルを挿してフレームに固定します。ローラーが小さいので、手を汚さない様にチェーンを引っ張るのが大変でした。

チェーンラインも綺麗に出ています。

この製品を使うメリットは、リアディレイラーを動かせる点です。

ただし私のスルーアクスルは端の部分に段差があるため、ローラーがこの部分で引っ掛かってしまいます。そのため動きはあまりスムーズではありません。

クランクを回してチェーン清掃も普通に出来ます。後述のフィードバックスポーツと比較すると、チェーンの動きはあまり滑らかではありません。ローラーの径が小さいせいでしょうかね?

最初からチェーンキーパーをしっかり使っていたら、この様な悲しい事態を招かずに済みます。こんなものを見せられて辛い…。

パークツールの『ダミーハブ』を持っている方も、同様にローラー部分だけを取り外し、アクスルにセットして使う方式になります。その他、多数出ている他社製品も同様ですね。

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フィードバックスポーツ『チェーンキーパー』

続いてフィードバックスポーツの『チェーンキーパー』です。

こちらは別記事で詳細な使い方を紹介しています。

【レビュー】フィードバックスポーツの『超高級チェーンキーパー』購入あの一部で有名なフィードバックスポーツ『チェーンキーパー』を買いました。マニアックな商品で情報が少ないため、レビューします。 ...

この製品の特長は、アダプターを交換することでクイックとスルーアクスルの両方に対応することです。その他の製品の様に、ローラー部分だけを使うという勿体ないことがありません。

また本体が大きいため非常に持ちやすいです。チェーンを引っ張る動作も遥かにやりやすいです。

本体から出ている突起部分をリアエンドの穴に入れ、ダイヤルを回すことで固定します。詳細は先ほどの別記事を見ていただきたいのですが、ダイヤルを回すと穴の中でアダプターが拡がることで固定する方式です。

チェーンを固定するとこのようになります。アルミ削りだしの本体が、絵になりますね。ローラーの径が大きいため、チェーンの動作もスムースです。

デメリットはディレイラーを動かすことが出来ない事。個人的にはチェーンキーパーを使って変速調整は行いませんので、特に問題ありません。

■まとめ

今回はディスクブレーキ(スルーアクスル)で使えるチェーンキーパーを紹介しました。どちらもスルーアクスルで問題無く使える事が分かりましたが、それぞれのメリット/デメリットをまとめてみます。

ミノウラ『CR-100』のメリット、デメリット

■メリット
-簡単な変速調整が可能
-価格が安い

■デメリット
-全体を買っても、使うのはローラー部分だけである
-ローラー径が小さく、チェーンの動きが渋い

フィードバックスポーツ『チェーンキーパー』のメリット、デメリット

■メリット
-ローラー径が大きく、チェーンの動きが滑らか
-本体のセットがやり易い

■デメリット
-価格が高い

これから買う人は、悩みどころですね。ミノウラなどのようなタイプの製品ですと『本体を1,500円くらいで購入する必要があるが、使うのはローラーだけ』という勿体ない事態が発生します。フィードバックスポーツであれば付属するアダプターの交換で対応出来ますが、そもそもの価格が高いですね。

ちなみに私は自戒を込めて、思い切ってフィードバックスポーツを買ってしまいました。これからはチェーンステーを傷つけずにメンテをしていきたいですね…。

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