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morou2 自転車＆家つくり日記！
【レビュー】フィードバックスポーツの超高級『チェーンキーパー』購入
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あの一部で有名なフィードバックスポーツ『チェーンキーパー』を買いました。マニアックな商品で情報が少ないため、レビューします。
『これのどこがチェーンキーパーなのか？』と感じると思いますが、パッケージにはしっかりと『チェーンキーパー』の文字がプリントされています。
Contents
■製品概要
これはチェーンキーパーです
アルミ削りだしのダイヤル。固定方法不明の構造。使用方法が何も書いていない、代理店の商品サイト。チェーンキーパーなのに5,000円以上するという価格の高さ。果たして誰がこの商品を買うのであろうか？
ということで買ってみました。
何故ならカッコいいじゃないですか。フィードバックスポーツの製品はカッコいいんですよ。ちなみにUSの本家サイトを見てみましたが、向こうでの価格も40ドルでした。国内価格はむしろ良心的ですね。
クイックリリース、スルーアクスル両方に対応
この製品の素晴らしい点は、クイックリリースとスルーアクスル（12mm）の両方に対応していることです。クイックとスルーアクスルのバイクを両方持っている、これからスルーアクスルのバイクを増やす予定である、という場合にはうってつけの製品です。高額な投資が無駄になることがありません。
（もっとも、クイックとスルーの両方使えるというのは、この製品だけではありませんが…。パークツールやミノウラのチェーンキーパーでも、スルーに使えることは使えます）
■使い方（スルーアクスルの場合）
それでは早速レビューです。まずは本体の構造を確認します。
本体の構造
先ほど使い方が不明と書きましたが、クイックの場合は見れば想像がつくと思います。間にタケノコバネが入っていますので、エンドを挟んで本体を回すと固定されます。
問題はスルーアクスルの場合です。スルーアクスル用にはアタッチメントが付いており、交換して使用します。まずは上記画像のように本体とナット部分を分解します。スルー用のアタッチメントはパッケージの裏側についています。
中身はこのようなパーツです。
分解するとこのようなパーツから構成されています。
パーツを交換する
これを本体と合体させるとこうなります。本当にこれで固定されるのか？
スルーアクスル用 固定の仕組み
先端を見ると赤いパーツは2つに分かれており、ゴムで留められています。シャフト部分の先端にはくさびの様な突起が付いています。ネジを締めるとくさびが赤いパーツの間に入り、内側から押し広げる構造のようです。KCNCのスルーアクスル用ランプホルダーと同じ発想ですね。
具体的に見てみましょう。ネジを締める前はこの程度の隙間があります。
本体を回してネジを締めていくと、先ほどの隙間が無くなり、その分だけ先端の赤いパーツが拡がるという構造です。
使ってみます
実際に使用してみましょう。
まずは後輪を外した状態でチェーンを引っかけます。赤い丸の部分が先ほど交換したスルーアクスル用のアタッチメントです。これをリアエンドの穴まで気合でぐいっとひっぱります。チェーンのテンションはそれなりにありますから、ここが一番大変な部分ですね。どうしてもチェーンを触ってしまい手が汚れます。手が汚れるのが嫌ならグローブをしろと言いたいところですが、写真を撮る作業があるので難しいのです。
エンドまで引っ張ったら、アタッチメントをエンドの穴に差し込み、ダイヤル（本体）を回してネジを締めます。最初はチェーンのテンションに負けて斜めに入っているのですが、締め付けるに従い徐々に真っ直ぐになっていきます。
最終的にはこのように装着されます。
例の赤いパーツが穴の中でかなり拡がっていることが分かります。しっかり固定されており、不安定さはありません。
使い勝手
肝心の使い勝手です。まず固定力は十分にあり、クランクを回してチェーンを動かしても不安は全くありません。この製品は直径が大きくビッグプーリーみたいなものですので、チェーンの動きも滑らかです。
反対側から見たところ。チェーンラインも綺麗に出ています。
クランクを回してチェーンを動かしたところを動画にしました。スムースに動いていることが分かります。
いいですよ、この製品。
ただし、製品を見たら分かりますが変速は出来ません。ディレイラーを動かす必要がある時は、ミノウラなんかのスルーアクスルを使用するタイプが必要ですね。個人的には、この手のアイテムを使う時にディレイラーを動かす必要は無いと思っていますが。変速調整はリアホイールを装着していないと、あまり意味が無いですし。
まとめ
ということで、高価ですが非常に良い製品でした。ポイントをまとめます。
- チェーンの動きは非常に滑らか
- 本体が大きいので持ちやすく、チェーンを引っ張るのが楽
- チェーンの固定力が高い
- 抜群の高級感
- 一生モノと考えればむしろ安い
ただ高いだけの製品かと思っていたのですが、性能もしっかり高かったです。特に『本体が大きいので持ちやすい』というのは非常にポイントが高く、チェーンを引っ張って固定する作業が楽です。間違いなく作業の時短になります。固定後の作業もスムースになるので、この手の製品を良く使う人は買っておいて損はしないと思います。
私はミノウラのチェーンキーパーも持っているので、後日比較記事を書く予定です。しかしミノウラの方は、もう使う気がしません。それ位フィードバックスポーツが良かった（値段はともかく…）。お勧めです。
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ABOUT ME
当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
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