パーツのインプレ・カスタマイズ

トピーク(TOPEAK)版 例のポンプ・ローディTT 購入しました。インプレ・レビュー

『例のポンプ』のTOPEAK版、ローディTTを入手しました。お助けチューブの使い方も含めて、インプレ・レビューをしてみます。

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トピーク(TOPEAK)
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例のポンプをご存じない方はまずこの記事を見て下さい。

『例のポンプ』少し前から特定の界隈で大人気の『例のポンプ』。 中華ポンプなのでいくつものブランドにOEMされており、製品名が定かでないこ...

私も携帯ポンプが好きなので、使いもしないのに10本近く持っています。しかし携帯ポンプに関してはbaruさんが第一人者ですので、まずはbaruさんの記事を読みましょう。

baruさん:ブログ『東京⇔大阪キャノンボール研究』

【レビュー】TOPEAK「ROADIE TT」

携帯ポンプって進化がすごいのですよね、軽量さと使い勝手のバランスをどこに持っていくか?を考えるのが楽しいです。フロアポンプを集めても良いのですが、さすがに置く場所が無いですし…。

■TOPEAK Roadie TT(トピーク ローディTT)

製品概要

トピークが満を持して出してきた?デュアルチャンバー構造の携帯ポンプです。トピークでは『TT(ツインターボ)テクノロジー』と呼んでいます。

ノーマルタイプの『ローディTT』と、ミニタイプのローディTTミニがあります。2つの違いは以下の通りです。

ノーマル ミニ
価格 4,200円 4,000円
全長 195mm 165mm
重量 100g 90g
空気量 41.4 31.6

※空気量は、1回のポンピングで入る空気の量。単位はcc。トピークの製品仕様ページより。

ノーマルとミニでは、値段の違いはたったの200円。全長は3cmも違うのに、重量は10gしか違わない。しかしポンピング1回あたりの空気量は1.3倍も異なる。という非常に悩ましい違いです。一番大きな違いは全長ですかね。ボディの長さがこれだけ(3cm)異なります。この3cmの違いが大きい。

通常サイズのツールボトルに入れたいのであれば、ミニになります。しかしポンピングの回数は大幅に増える事になりますので『高圧まで楽に入れたい』という、そもそも『なぜ例のポンプを買ったのか?』という目的を考えると、多くの人はノーマルを買っておけということになりそうです。

私なんかは体重が軽い(58kg)ので、空気圧が低くて良いのですよね。タイヤは28Cを使っていますが、チューブを入れていた時は6.0bar、チューブレスで4.5barが私の標準です。ノーマルを買いましたが、ミニにしても良いかもしれません。そもそも4.5barという低圧なので、例のポンプは不要では?とbaruさんに言われてしまったのですが(笑)

外観

まず外観ですが、ヘッド部がコンパクトになっています。例のポンプはヘッドが横に出ているせいでツールボトルに非常に収納しずらかったのですが、ローディTTにはそれがありません。ヘッド部は非常にすっきりしています。素晴らしい、やれば出来るではないか。

その代わりに、口金が仏式オンリーになっています。このせいで、従来使用可能だった『お助けチューブ』をこのままでは使用することが出来ません。これについては、対処法を後半で紹介します。

また本体部分には細かなローレット加工(細かい溝のこと)がなされており、非常に持ちやすいです。手は汗をかいていますし、ポンピングの際は力がかかりますから、地味に便利な部分です。この加工については、ブラックもシルバーも同じです。この細かなローレット加工、シルバーは全く写真に映ってくれません。ツルツルだと思っている人も多いのでは。

シルバーだとローレット加工の有無が非常に確認しづらいですが、端の方を良く見ると分かると思います。

また上記の画像の様に、バルブの固定はレバーを立ち上げて圧着する方式です。ヘッドの構造上こうなりますよね。造りは非常にしっかりしており、全く空気が漏れません。

■例のポンプとの比較

さて今となっては例のポンプはかなり普及していると思います。中華と比較して何が違うの?というのを確認してみます。まずは重量です。

ローディTTから計測します。カタログ上では100gとなっていますが、102gでした。

ローディTTミニはジャスト90g。珍しくサバ読みがありません。

例のポンプのノーマル版は89g。ノーマルからは-13gですね。

次にカーボンボディ版は79gです。-23gとそれなりに重量差があります。

最後にカーボンボディのショート版です。さすがに軽く、67g。35gも違います。

大きさについては、5mmだけローディTTが短いです。5mm位なら、例のポンプとほぼ一緒と思って差し支えないですね。しかしローディTTの方が短いのに10g重いので、ややずっしり感があります。ポンピングの時は安定するので良いのですが(特に高圧になってから)。

また重要なのが、ヘッドがコンパクトになったこと。例のポンプのこのヘッド部分はツールボトルの中でかなり邪魔でしたからね。ツールボトルがパンパンな人は、これだけでも買う価値があるのでは。私もかつてはそうでした(閉じる度にパズル)が、Lサイズのツールボトルにしてからは余裕が出来ました。

■お助けチューブについて

さてこのローディTTは、口金が仏式のために従来使用出来ていたお助けチューブを使用することが出来ません。お助けチューブの有無は非常に重要なので、多少重くなっても(お助けチューブの重量は11g)使っていたわけです。

で、結論から言うと他のポンプのパーツと組み合わせると使う事が可能です。

組み合わせる他のポンプのパーツというのは、このAIRBONE ZT-702。以前に買って、ほとんど使用せずに眠っていたこの子。

思い出したきっかけは、このセットの広告が表示されたためです。

『え、このポンプ(airbone)もお助けチューブが付くのか…』と思い引っ張り出してみると。このポンプには、この小さい仏式 ⇒ 米式の変換アダプターが付属しています。使うのはこのアダプター。
※注:お助けチューブが装着出来るアダプターが付いているのは、型番『ZT-712』です。上記リンクの商品はリンクに表示されている通り『ZT-702』であり、下記に照会するアダプターは付いていませんのでご注意。

この3点セットでいけました。

口金に装着し、レバーを立てる。

お助けチューブをネジ込みます。思ったよりもしっかり固定されています。

早速これでポンピングしてみましたが、全く問題ありません。

ということで、お助けチューブが使えなくなったとお嘆きの方は、パーツ箱の奥からあのポンプを引っ張り出してくるか、さくっと購入するのがお勧めです。アダプターのために2,000円払うような感じになりますが…。

とにかく、このトピークのローディTTにお助けチューブが付いたらもう最強です。

■ポンピング回数の比較

最後に例のポンプとのポンピング回数の比較です。例のポンプと比較すると、ローディTTは内筒の太さが明らかに太くなっており、これが1回あたりの空気量アップを実現しています。ということは、ポンピング回数が少なくて済むという事です。

実際に比べてみましょう。

タイヤはヴィットリアコルサのチューブレス28C。適当に空気を抜いた時の空気圧を約1.8barに設定します。

ここをスタート地点にして100回ポンピングします。まずはローディTTから。100回ポンピングすると、3.86barまで入りました。約2.0barも入るのですけど…入りすぎでは。

次にローディTTのミニ。ミニを買ったのが別の日だったので、テストも別の日になりました。私が気まぐれなせいで、この日は測定のスタート地点が1.5barからとなっています(条件を揃えろと言いたい)。100回で3.12barまで入りましたので、約1.6bar入りました。

最後に例のポンプのノーマル版。

コイツで100回ポンピングすると、約3.1barでした。だいたい1.3bar入った事になります。

まとめると、それぞれ100回のポンピングで

  • ローディTT:2.0bar
  • ローディTTミニ:1.6bar
  • 例のポンプ:1.3bar

入りました。あまりにも違いすぎます。不安になったので再度ポンピングしてみましたが、間違いではありませんでした。ミニですら、例のポンプよりも高性能です。

■まとめ

値段が4,000円以上する、重量が100gもある(ノーマル版)、とデメリットもいくつかあるローディTT。しかしその性能によりポンピングの回数は圧倒的に少なくすみ、パンクからも速やかに復帰が可能です。特に、男性と比べると非力な女性には有難いでしょう。

またヘッド部分もコンパクトで、ツールボトルにも収まりやすい。製品の質感も非常に良く、ポンピングすると動きが非常に滑らかで、精度の良さを感じる点もポイントが高いです。

とりあえずこの構造のポンプを買いたいというのであれば、安価な例のポンプで全く問題ありません。

しかし少しでも楽したい、高圧まで空気を入れる、パンクが多い等、少しでもこだわる人はローディTTを買った方が良いと思います。値段が倍もするだけの事はあります。

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お助けチューブも使える事が分かりましたし、当分はこちらのポンプをツールボトルに入れておくつもりです。オススメ。

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