【レビュー】MAMMUT(マムート)Seon Transporter 15(セオン トランスポーター15)

morou2

通勤用のかばんとしてMAMMUT(マムート)のSeon Transporter 15(セオン トランスポーター15)を買いましたのでレビューします。同じマムートからの買い替えなので、もう何年かマンモスくんとの付き合いが続きそうです。

今回購入したのは『Seon Transporter 15(セオン トランスポーター15)』。今まで使っていたのは『Seon Transporter 3-Way』です。

created by Rinker
MAMMUT(マムート)
¥14,773 (2024/03/28 18:03:24時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
MAMMUT(マムート)
¥18,150 (2024/03/28 18:03:25時点 Amazon調べ-詳細)

■総合評価

  • 軽くてコンパクト。
  • 型崩れしづらい。
  • マンモスのアイコンがかわいい。

■製品概要

MAMMUT(マムート)はスイスの会社で、登山を始めとするアウトドア用品で有名です。MAMMUTは、ドイツ語でマンモスという意味だそうです。日本でもリアル店舗が何店舗かありますが、輸入ブランドなので価格はお高めです。

今回購入したのは、いわゆる3Wayのタイプ。ほぼリュックとしてしか使わないのですが。今まで使っていたものも同様でした。今回の『Tranasporter』は容量が15Lと25Lの2タイプあります。普通に使うなら15Lで十分です。

商品説明を読むと分かるのですが、3wayタイプの製品はどれも『仕事帰りにジムに行き、クライミングをする』という日本人からすると謎の前提?で設計されており、結構な容量があります。ジムに通う人は、着替え、タオル、シューズが余裕で収まるので非常に便利だと思います。ただしジムに行かない人は容量の大きさを持て余すだけなので、Transporterの15Lで十分。ジムに行く、行かないの前に、定時で上がれる環境を作る必要があってハードルが高い。

■購入動機

買い替えた動機ですが、今までの『Seon 3-Way(18L)』が2年半くらい使ってヘタってきたこと、大きくて持て余す機会が多かったためです。『Seon Transporter 15』は容量が3L小さいだけなのですが、本体サイズが一回り小さくなります。

モアレがすごい…

特に『Seon 3-Way(18L)』は縦の長さが邪魔で、電車で着席してカバンを膝の上に置くと隣の人の荷物に当たるのです。隣の人に荷物が無ければ良いのですが、そうでなければ縦にした状態で胸に抱えるしか無くなり、非常に不便だったのです。

そのような状況は月に1度くらいなのですが、そこまでの容量の大きさを求めていなかったことも分かり、ワンサイズ小さいものに買い替えを決意した次第です。仕事帰りにジムでクライミングもしませんしね。

■レビュー

大きさ

  • Seon Transporter15:幅26、高さ42、マチ10.7
  • Seon 3-Way:幅30、高さ48.5、マチ11

マチ(かばんの厚み)はほぼ同じですが、縦方向の大きさがかなり変わりました。先ほどと同じ画像ですが、一回り小さくなります。MAMMUTのこのタイプはどれも型がしっかりしており『四角い箱』の形状を保っています。そのため小さくても意外と収容力があります。また、そのおかげで中の荷室もまとまって四角いスペースが確保されていることが特徴です。

重さ

  • Seon Transporter15:810g
  • Seon 3-Way:1,090g

280gも軽くなりました。サイズも小振りになって扱いやすくなったこともあり、非常に軽く感じます。

外観

外観です。メインで使用するコンパーメントは2つ。『CLIMB』と『WORK』です。

上部にはスマホなど小物を収納するスペースがあります。

ジッパーのスライダーにもマンモスがいます。

ショルダーストラップにもロゴマーク。ストラップは厚みがあり、かなりしっかりしています。

横持ちする場合のストラップですが、従来よりも厚みが増して剛性アップ。握りやすくなりました。手前がTransporter 15です。

ショルダーストラップの余りを束ねるゴムも健在です。

収納

肝心の各コンパーメントを紹介します。まず正面に付いている小物入れから。ジッパーは全て止水ジッパーになっています。私はIDカードなどを入れています。

スライダーは信頼のYKK。フラップまで付いています。

上部のポケット。3つに分かれており、裏起毛のスマホ入れ、ジッパーが付いているメッシュポケット(キーホルダー付き)、その間の大きめのポケットです。私はここにサブのスマホ、モバイルwifi、モバイルバッテリー、自転車のライト、家の鍵など入れています。パンパンです。

『CLIMB』です。ダブルジッパーで大きく開きます。裏側も模様つき。画像の右上に映っていますが、ジッパー付きのメッシュポケットが付いています。私はここのメッシュポケットにボールペンとサプリ用ピルケースを入れています。また1/3ほどは、先ほどの上部ポケットになっています。上部ポケットにあまり沢山の物を入れてしまうと、CLIMBの実際の容量は2/3ほどになってしまいます。25cmくらいまでのランニングシューズなら入る、という感じでしょうか。私はここにマウスや書籍を入れています。

『WORK』です。Seon 3-Wayではこちらもダブルジッパーだったのですが、Transporter 15ではシングルジッパーになっています。

ジッパーは短辺と長辺の1つづつにしか付いていないので、フルオープンにはなりません。メインのPC用ポケット、その外側にタブレット用ポケットがあります。手前に開いているフタ側には、薄くて大きなポケットが1つあります。私は予備のマスクを入れています。

3辺が開いてフルオープンにはならないので、PC類は縦にした状態で出し入れするという割り切った作りです。Seon 3-Wayでは3辺が開いてフルオープンになり短辺と長辺のどちらからでも出し入れ可能な構造でしたので、ここは異なっている点ですね。まぁ2辺しか開かなくても、全く問題ありません。

※こちらはSeon 3-Wayの画像です。

PCを入れてみました。私が使っているLENOVOのThinkPad X390(13.3インチ)でジャストサイズ。14インチのX1 Carboneまではギリギリ入りました。自宅でテレワークする際、自分用(個人所有)のX390と会社から支給されているX1 Carboneの2台を持ち運ぶ場合がありますが、2台とも『WORK』コンパーメントに突っ込むという荒業をします。PCポケットにX1 Carboneを入れ、ポケットの外にX390を入れます。一応入ります。

コメント欄でご質問をいただきました。15インチのPCはWORKコンパーメントに入るか?というものです。15インチのPCは我が家に無かったのですが、更に大きな15.6インチの『LENOVO idea Pad S540』がありましたのでテストしました。

まずPCポケットには全く入りません。前述の通り、14インチのX1 Carboneでギリギリだからです。

ポケットに入れなければどうか?については、外側であれば入りました。PCポケットの防御力が減るだけなので、実用上もさほど問題ないと思います。私もX1とX390の2台持ちをする場合は、X390がこの位置に収納されます。

収納は以上です。コンパクトなサイズなので、それ程色々な収納スペースがある訳ではありません。小物用のポケットが少ないので、小物が多い人はSeon 3-Wayの方が良いかも。

ポケットの数については、数が多ければ単純に沢山の小物を収容出来るので便利ですよね。また色々な場所に分散してポケットが装備されていた方が、リュックタイプの欠点を補うことが出来ます。

リュックの欠点は『縦にした時に、下部に物が移動してしまう』点です。その点、MAMMUTのシリーズはメインの小物用ポケットが上部に付いています。これで重心が上になり、非常に背負いやすくなります。その他、各部にジッパー付きメッシュポケットが散りばめられているので、荷物が一か所に偏らない様にバランスよく物を収納することが可能になります。

私の場合は、先ほど紹介したように上部のポケットにはライトやスマホ、モバイルバッテリーなど電池を使っている重い物ばかり入れています。このポケットが上部にあるおかげで、重量の割に取り回しがしやすいです。

■まとめ

MAMMUTの中では、会社に持っていけるデザインの2-Wayのタイプで最小容量のバッグです。形が『四角い箱』なので、見た目以上に容量があり、CLIMBエリアにはシューズが入るよう、しっかりとしたスペースが確保されています。WORKエリアもデバイスを2台収容出来る造りになっており、小さいながらもコストがかかっています。

またカバンを縦にしても物が一か所に偏らない様に、各部に分散してジッパー付きのメッシュポケットが備えられているのが秀逸です。ジッパーがないと小物が出てきますし、メッシュでないと中が見えないので物が行方不明になります。どちらもコストがかかると思うのですが、よく考えて作ってあると思います。

ジム通いしなければ今回のTransporter 15で十分と思いますが、荷物が多い人は3-Wayの方をお勧めします。買うならAmazonが良いですね。Amazonのポイントが沢山(タイミングによっては2000Pとか)つくので安く買えます。

created by Rinker
MAMMUT(マムート)
¥14,773 (2024/03/28 18:03:24時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
MAMMUT(マムート)
¥25,300 (2024/03/28 18:03:25時点 Amazon調べ-詳細)

こんなショルダーバッグタイプもあります。

morou2 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  1. 匿名

    型崩れ「しづらい」です
    元の言葉が「つらい」だという発想はありませんか?
    こうやって文章を書く以上はもう少し言葉を勉強するべきです

    • morou2

      匿名さん
      ご指摘ありがとうございます。
      修正しました。

    • 匿名

      読者です。
      ご指摘はごもっともなのですが、伝えたい事全体からみれば不快な気持ちにも間違った認識を持つこともありません。
      揚げ足取りになり全体感を損なわないように、お互いに配慮する必要がありますね。

      • morou2

        匿名さん

        ご配慮ありがとうございます。より良い文章を書けるように、今後も精進したいと思います。

  2. たかはし

    この商品の購入を考えているんですが、14インチのpc、折りたたみ傘、500mlのボトルくらいは入りそうでしょうか?
    無理やりなら入るのか、見栄えが型崩れしなさそうかなども、もしわかれば教えていただけないでしょうか。

    • morou2

      たかはしさん

      入りますよ。私も同じものを入れて使う時があります。

      • たかはし

        早速ありがとうございます!
        参考になりました。

  3. Vino

    とても参考になる記事ありがとうございます。
    15インチのPCだと入らないと思われますか?

    • morou2

      Vinoさん
      15インチは厳しいですね。PC用のスペースには入らないと思います。そこに入れなければ、パツパツになるけど入るかも?というサイズです。(入らない可能性もあります)
      レノボのX1 Carboneが14インチなのですが、PC用スペースは14インチでギリギリです。

      • 匿名

        ご返答ありがとうございました。
        コンパクトでいいなと思っていますがPCが入らないとなると…悩みますね。26Lだと大きすぎるし…。参考にさせていただきます。

        • morou2

          Vinoさん

          もうこのコメント欄はご覧にならないかもしれませんが…自宅にあった15.6インチのPCにてテストしてみました。結果はPCポケットには入らなかったものの、WORKコンパーメントには問題なく入りました。記事にも画像を追加しました。
          もしご覧になられていましたら、参考にされてください。宜しくお願いします。

  4. ひろ

    横持ちする時、ショルダー掛けの部分の収納はどうするのでしょうか?
    バックセンター部にゴム紐が渡してあるのですが、そこに引っ掛かるのでしょうか……?

    • morou2

      ひろさん

      横で持つ場合(縦持ちでも同じですが)、ショルダーストラップを収納する仕組みはありません。そのままです。ぶらぶらするので、あまりスマートではありませんね。

ABOUT ME
@morou2
@morou2
当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
Recommend
こちらの記事もどうぞ

おすすめCategory

インプレ・カスタマイズ②

01 アピデュラ

02 ライト関係

03 雨装備

記事URLをコピーしました