パーツのインプレ・カスタマイズ

例のポンプにミニが登場(カーボン版も登場)

既に話題になっていますが、例のポンプのミニ版が登場しました。

外箱

■概要

『例のポンプ』って何?という方は、まずはこちらの記事を読んで下さい。

『例のポンプ』少し前から特定の界隈で大人気の『例のポンプ』。 中華ポンプなのでいくつものブランドにOEMされており、製品名が定かでないこ...

重量わずか110g程度で、携帯ポンプとは思えない性能を発揮するポンプのことです。

■例のポンプのラインナップ

この記事を書いた時点では、例のポンプは通常版とミニ版の2種類しかありませんでした。その後、売れ行きが好調と見るや色々とバリエーションが増え、無秩序に類似ブランドも増えてきました(中華製品ならでは)。

まずブランドに関してはLANDCASTを買っておけば大丈夫かと思いますので、LANDCASTのラインナップを紹介したいと思います(2019年8月現在)。

ノーマル版

まずノーマル版です。重量は100g、全長は20cm。大きさと重量のバランスが最も良いと思います。ただし全長20cmだと、通常サイズのツールボトルには入りません。ラージサイズのツールケージを買うか、付属のアダプターを使ってボトルの横にむき出しで装着するかになります。

空気圧ケージ付き版

次は空気圧ケージ付きのモデルです。こちらは全長が同じく20cmですが、空気圧ケージが付いた分だけ重くなり110gです。重くなったと言っても10gの差なので、パンク修理後もしっかり空気圧を管理したいという方はこちらが良いでしょう。

コンパクト版

最後に全長が短くなったコンパクトモデル。18cmなので通常サイズのツールボトルにもぎりぎりで入ります。重量は90gです。ただしこちらのモデルは明らかにポンピング回数が増えるので、そこを理解した上で買いましょう。

カーボンボディ版

更に軽量なボディがカーボンになった『例のポンプミニ カーボン』もあります。こちらはLANDCASTブランドではなく、Otureというブランドです。重量が更に軽くなって65g。ただしこちらはあまりお勧めしません(理由は後述)。

以前は全長18cm・重量80gのバージョンがあったのですが、無くなってしまいました。

現在販売されているのは、これを更に短く(16.5cm)・細くしたものです。短く・細くなったというのが致命的で、例のポンプの特徴である『少ないポンピング回数で楽に高圧まで入る』という点が完全にスポイルされています。

ただし軽いのは間違いないので、そこを理解した上で買う事までは止めません。体重が軽いとか、あくまで緊急用だから3~4barも入れば十分とか、ママチャリに使うとか、あとは自転車用じゃなくて浮き輪・ボール用とか。

私は現在の軽くなったモデルも持っていますが、明らかに細くなっています。なので軽い方は使わずに、廃盤になった18cmのカーボンボディ版をツールボトルに入れています。

しかしAmazonならこの軽さで2,000円で売っています。ありえませんね…。

ちなみにLANDCASTのコンパクト版、90gというのは軽量な部類に入ると思います。私の使っていたトピークのマイクロロケットが64g。

これもかなり軽量ですが、その代わりポンプの能力としては相当割り切っており、お守り代わりのような性能です。はっきり言って2~3bar入れば十分という感じ。私は5~6年パンクしていないですし、体重も56kgしか無いので3barあれば十分なんです。それでこのマイクロロケットをあえて持ち歩いている訳ですが、それと比較しても26gしか増えていないのはすごい。

それを考えると、カーボン版の65gというのも驚異的ではあります。例のポンプ・ノーマル版とカーボン版を比べると、カーボン版は先ほど書いたようにポンピング回数が明らかに増えます。しかしノーマル版を知っているから『カーボン版は使えない』という評価になってしまうのですが、それでも上記のマイクロロケットと比べたらはるかにマシな訳です(笑)

どれを買っても2,000円くらいの買い物ですが、そのあたりは良く考えて買いましょう。安いので迷ったら全部買う、という選択肢もあると思いますが。

■大きさと構造について

コンパクト版の大きさ

マイクロロケットと比較しても、違いはヘッド部分の体積が増えただけです。

トピークと並べて

従来は少し長めだったのでツールボトルに入れる事が難しかったのですが、コンパクト版ならツールボトルに収納する事が出来るようになりました。トピークのツールボトル(ノーマルサイズ)にはギリギリ入ります。しかし今でも物が限界まで入っているので、ヘッド部分の体積が増えた分は何かをリストラする必要があります。ちょっと悩みどころです。

ツールボトルと並べて

私は、結局ラージサイズのツールボトルを買ってしまいました。

例のポンプ(ミニ)はどうやって収納してます?トピークのロング版ツールケージを購入今やかなりの認知度を誇る『例のポンプ』。2019年にミニ版が登場してコンパクトになり、ツールボトルに収まるようになりました。しかし結構ギ...

構造

筒が2重構造になっています。底面にも吸気口があります。

ヘッド部の拡大です。レバーを倒してロックする機構では無く、先日紹介したairboneのZT-A15のようにネジを回して固定する方式です。

ZT-A15
【ヒラメを越える?】小型なのに高性能、斬新メカニズムのポンプヘッド airbone ZT-A15 インプレポンプヘッドを買いました。airboneの『ZT-A15』という製品です。 【特急】エアボーン ZT-...

ノーマルな状態だと米式対応なのですが、仏式バルブで使用する場合はこのように先端部分を伸ばして使用します。黒い部分を指で押さえて固定し、先端部分を回すとネジが外れて伸ばせるようになります。

デフォルトが米式ということは、このお助けチューブを使用することが出来ます。

ヘッドをバルブに固定する時は、正に上で紹介したZT-A15と同じやり方です。バルブにちょっとだけ挿し込んで、後はヘッドを回すだけでバルブに食い込んでいきます。

このような本体部分にねじ切りが無いバルブでもOK。これはMAVICのチューブですね。

こちらはたぶんタキザワオリジナルのチューブ。昔のチューブなので20mmくらいの超ローハイトしか想定しておらず(昔はそんなリムばかりだった)、ローハイトのアクシウムですらこの程度しかバルブが出ません。しかしこれでも問題無くロック可能。

■使ってみます

ポンピングしてみる

それでは果たしてどれ位の性能なのか。上記画像のタイヤは23Cです。いったん空気を抜いてポンピングしてみます。5barくらいまではすぐかな?と思い200回ポンピングしてみます。200回やるとかなりの疲労。150回を超えると辛くなってきますが、200回ポンピングして空気圧を測ると3.8barでした。恐らく後100回やると6bar近くまで行くでしょう。

しかしコンパクト版でもポンプのサイズが小さいせいで、ポンピングがやや辛い。それでも300回位までは普通に行けるはずです、今までの携帯ポンプとは比べ物にならない。マイクロロケットで300回はメチャクチャ疲れるし(試す気にもならない)、絶対に6barも入りません。

この辺の性能を勘案して、コンパクト版を採用するのかノーマル版の方でいくのか考えましょう。ノーマル版の方でも書きましたが、自分の場合はそもそもパンクがほとんどありませんし、体重も軽いので6barも入れる必要性を感じません。なので例のポンプは持ち歩いていなかったのですが、逆にこちらのコンパクト版の方ならツールボトルに入ることもあって持ち歩くようになりました。タイヤも25Cをメインで使っていますから、4barも入れば十分です。

ということで、やはり小型化すると便利ではあるが単純にポンピングの回数が増えます。後は自分の使っているタイヤと自身の体重と相談して、何を携行するのか決めて欲しいと思います。正解はあなただけが知っている。

 

 

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