例のポンプ(ミニ)はどうやって収納してます?トピークのロング版ツールケージを購入

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今やかなりの認知度を誇る『例のポンプ』。2019年にミニ版が登場してコンパクトになり、ツールボトルに収まるようになりました。しかし結構ギリギリのサイズなので、入るけれどこれを詰めると他の物が入らなくなる…というサイズ感です。

画像は私が現在使っているトピークのケージパックという商品です。容量は750mlです。一応しまうことは出来るものの、上部は少し変形してしまっています。ミニが出るまではそもそも入らなかったことを考えると、かなりマシになったと言えるのですが。

かなり無理やり詰めています

■例のポンプの携行方法

このように、一般的なサイズのツールボトルに収納するのは少々難があるのですけど、皆さんどうやって携行しているのでしょう?

1、付属のアダプターを使う

最初から付いている外付けのアダプターを使用する人も多いと思います。ランドヌールのように雨でも走る!というのでなければ、これで十分でしょう。他のポンプであっても、外付けは非常のポピュラーな運搬方法ですよね。

そもそもアダプターにセットされた状態でパッケージされています

しかしこれのデメリットは、ポンプが汚れてしまうこと、雨の中を走ると浸水してしまうこと。また人によっては脚に当たるのが気になるとか、フレームによってはクランクと干渉してしまう場合もあり、意外とすんなりいかない場合もあります。

2、サドルバッグにしまう

いかにコンパクトになったと言っても全長が約20cmあります。またミニ版でない例のポンプは更に長い。すると、ブルベの場合だと大型サドルバッグに入れてしまった方が楽だったりします。そもそもパンク道具は使用頻度が低いので、サドルバッグの奥にしまっておいても特に不便はありません。しかしこれではブルベの時以外はどうするのだ、となってしまします。

3、大型のツールケージを使用する

こういう時はお金で解決します。ラージサイズのツールケージを買って収納力アップさせます。今回は、これを選びました。前述の通り今までの通常サイズ(750ml)のツールケージでも入るには入るのですが…あまりに詰め込み過ぎてケースを開けるたびに中身があふれ出てくるのです。

ラージサイズのツールケージを使うと、

  • ケージ自体が重くなる
  • 携行物を安易に増やしてしまって重量増になる

という懸念があるので避けていたのですが、ケースを開けるたびにちゃんと整頓しなおしてからジッパーを閉めないと物があふれて閉まってくれないので、毎回それをやるのに少々疲れてきました…。ケースにはワイヤーロックが入っているので、開閉頻度がそれなりにあるんですよね。

■トピーク ケージパックXL

ということで、買ってみたのがこちら。同じトピークの『ケージパックXL』です。これを使う前はヴィットリアのケースを使っていたのですが、半年でジッパーが壊れました。それを機に、高いけど大手メーカーで品質は良いトピークを使っています。ジッパーは信頼のYKKという訳ではないのですが、今のところ特に不具合も無く使えています。トピークは、全般的にデザインが野暮ったいのが難点…。

 

ノーマルとの比較

従来使っていたケージパックは750ml、こちらは900ml。150mlの違いなのですが、大きさが全く違ってかなり長く見えます。

重量はノーマル:98g、ラージ:128g。30gの重量化です。あっさりと30gも重くなってしまいましたが、開閉にかける時間は減りますので、ブルベ的には早くなると思っています。

細かい造りについて

購入しないと分からない点についてです。まずジッパーが止水タイプっぽいものから、ノーマルな形状になっています。防水性については完璧を求めていませんので、特に気になりません。ジッパーは進行方向に向いてではなく90度横を向いていますので、それ程心配する必要は無いと思います。

ジッパーの持ち手を固定する面ファスナーは、こちらも装備されています。

ノーマルでも同様だったのですが、ジッパーの終点に少し穴があるのが気になります。むしろここから浸水しそうです。でもノーマルでは特に問題無かったので、こちらでも大丈夫…と思いたい。

中身を移植してみます

それでは早速ですが肝心の中身を移してみます。例のポンプを入れてもかなりの余裕があります。しかし縦に長くなった分、しっかり物を詰めないと逆に中で遊んでしまいます。普段使うリュックなどでもそうですが、結局下に中身が寄ってしまいますね。これでは容量を有効活用出来ません。

ということで、今回はオーガナイザーという中仕切を使ってみる事にします。今までは重量が増えるので使っていませんでした。オーストリッチのダミーローターとパワメ用ボタン電池(CR2032)を裏側に。

反対側には、かさばるDi2のケーブル工具とマッドガード用のメガネレンチを上部に固定。これでポンプと干渉せずに上手く収まるようになってくれました。閉じるときも、毎回整頓せずにそのまま閉じればちゃんと閉まってくれます。

これでツールボトルに関しては、開閉の度に中身を整理整頓してからでないと(中身がパンパンなので)ジッパーが閉まらないという問題が解消され、かなりストレスが減りました。ブルベで時間的な余裕を持って走行するには、こういった無駄な時間の積み重ねを減らすことが大事です。

例のポンプについて

ちなみにポンプは例のポンプを使い続けるつもりです。理由は高圧(5bar程度)まで入れる事が出来るからです。他の携帯ポンプでも、5bar程度なら入れる事は可能と謳われていますが…並みの人間の腕力では無理なことは皆さん体験済みのはずです(笑)

最近のホイールはチューブレスレディのリムが増えてきています。私が使っているDTswissのERC1400SPLINEもチューブレスレディです。レディと言ってもリムの形状はチューブレス(レディではない方)対応のリムと同じです。なので、タイヤを取り付けて空気を入れる際は最初にリムセンターの溝にビードを落として、ある程度高圧まで空気を入れてビードを上げるという手順が(チューブを使う場合でも)必要になります。

私のERC1400SPLINEの場合は、だいたい5bar位まで空気を入れると『カン!』という音がしてビードが上がります。そのため5bar位までは空気圧を上げられるポンプが必要なのです。

以前のホイール(レーゼロ)ではビードが上がるという現象はなかったので、私の体重(58kg)からすると3~4barも入っていれば普通に走れました。今のホイールで3~4bar位の空気圧だとビードは上がらない訳ですが、その状態で走るとどうなるのか?は怖くて実験していないので分かりません。

ただチューブ使用で走る分には、恐らく問題は無いと思います。『カン!』という音がしてもしなくても、タイヤのはまり具合は目視で見る限り一緒です。明らかにタイヤがはまっていない、という訳ではないのです。チューブレスの場合にビードが上がらないとNGなのは、ビードが上がっていないとポンピングするそばから空気が漏れてくるので、そもそも走ることすら出来ないからです。チューブを使っていれば、空気漏れはありませんからね。

ということで、例のポンプと工具類の収納にお困りの方は大型のツールボトルを導入するというのが解決策の1つです。トピークでしたら造りは堅牢なので、長く使えると思います。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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