アピデュラ

【アピデュラ】レーシング フレームバッグ購入・インプレ

さて気になっていたアピデュラのレーシングシリーズ フレームバッグ(2.4L)を購入しました。ブルべの予定も当分は無いのに、どこで使うのか…(笑)

レーシングシリーズのトップチューブバッグの記事はこちらです。

【アピデュラ】レーシング トップチューブバッグ購入・インプレアピデュラのレーシングシリーズのトップチューブバッグを買いました。早速使ってみましたので、レビュー・インプレです。 ■購入経緯...

■購入経緯

大型サドルバッグのデメリット

そもそもフレームバッグを購入しようと考えた経緯は『荷物の分散&重心の改善』です。今までは大型サドルバッグ+スマホを入れる用のトップチューブバッグだけで乗り切っていました。しかし大型サドルバッグにほぼ全ての荷物を入れる方式は、楽ではありますが走りへの悪影響が大きいです。

のんびり走る分には大して気にならないですけども、ファストラン的に『なるべく早く走りたい』と思うと、やはり『後ろ&高い』位置に荷物が集中するのは明らかに悪影響があります。例えば600kmブルべでサドルバッグに荷物を満載している時は、信号ダッシュの時にもの凄いパワーが必要です(600kmブルべで信号ダッシュするのが間違っていますけど)。

これは荷物が高い位置にあるせいで、自転車が左右に振られてしまうためだと思っています。自転車は、直進している時でもわずかにハンドルを左右に切っていて、バランスを取りながら進んでいますよね。これが大型サドルバッグに荷物満載の状態だと左右の振れ幅が増幅されていると思うのです。ダンシングの時などはより顕著に影響が出ます。明らかにダンシングしづらいです。

荷物が減ってきた

このようなデメリットがあっても、必要であれば大型サドルバッグ1つで押し通していたでしょう。しかしブルべを8年も続けていると、徐々に荷物が減ってくるのです。これは長年かけて荷物の取捨選択が行われていくからで、『必要と思って持っていたけど1度も使った事が無い』という物が増えていきます。結果、荷物がブラッシュアップされて、使用頻度が数年に1度のものは携行しなくなります。

大量の荷物を持ち歩くのであれば、大型サドルバッグは非常に有用な存在です。しかし最近では容量の5割も使えば良い方で、大型サドルバッグを最大限活用することが少なくなってきました。

荷物の分散と低重心化

そこで考えたのが、荷物の分散。荷物の一部をフレームバッグなどに移してしまえば、『大型サドルバッグじゃないと入らない荷物』だけがサドルバッグに残ります。具体的にはレインウェアや輪行袋。フレームバッグを導入してそれ以外の荷物はそこに移してしまえば、それなりにサドルバッグの荷物を減らすことが出来そうです。

荷物を分散させ低重心化が実現すれば、走りにも良い影響があるはずです。

大型サドルバッグのパッキング

また大型サドルバッグはパッキングのやり方も非常に重要です。多くの製品では先端が細くなっており、そこに小物を詰めて型崩れしないように圧縮してパッキングする必要があります。しかし先端に詰めた小物を取り出す場合は、荷物を一旦全部取り出す必要があります。取り出した後は、パッキングをしっかりやり直す必要があります。

この工程も地味に面倒。スペアの電池など途中で使う事が確定している荷物は、サドルバッグの一番奥に入れるのではなく、フレームバッグに入れたら再パッキングの必要は無くなります。時短になりますね。

■インプレ

ここからインプレです。まずこのバッグの特徴をおさらいします。

  • 軽量性(専用超軽量ラミネート生地)
  • コンパクトさ
  • 防水
  • 充電ポート装備
  • 荷室が2つに分かれている

こんなところです。特に私のフレーム(キャノンデール シナプスカーボン51サイズ)はスローピングがきつい上に大きなサイズではないため前三角が小さめです。とにかくここに収まってくれて、ボトルの取り出しをじゃましないものが欲しいです。

外観、重量

取り付けた方がイメージしやすいと思いますので、早速取り付けてみました。まず外観です。前三角の前方に収まっています。フレームバッグとしてはかなりコンパクトだと思います。容量は2.4Lですが、サドルバッグとの併用なのでとりあえずこれで十分です。2.4Lの場合、ベルトは4本で固定します。4Lの場合、固定ベルトが5本になりバッグの高さはそのままで後方に13cm長くなります。

同じレーシングシリーズのトップチューブバッグも装着したところ。パッと見は非常にコンパクトな印象です。生地はマットな質感なので、汚れが落ちづらい印象です。↑の画像で白っぽい汚れがついている個所がありますが、最初から付いていました。私は気にしないので良いですが、マットなザラザラした生地は汚れやすいですね。

次は重量です。149gでした。日本で販売しているサイトはどこも『170g』と間違った数値を記載しているので要注意です。本国サイトを見るとしっかり『145g』と記載されています。4gの誤差ですね。

固定方法

固定は2本のベルクロとDカンで行います。

太いダウンチューブに対応出来るように、ベルトはかなり長くなっています。ベルトをまとめるバンドも付属。

トップチューブ側のベルクロは、トップチューブバッグのベルトと干渉しないように位置の変更が可能。

今回の様にトップチューブバッグと併用する場合、どちらかを先に付けると後から付けるバッグのストラップを通すスペースが無くなります。

そのため後から付けたトップチューブバッグはこの様に90度倒した状態で装着。ベルクロを固定してから、正しい位置に戻すことで装着が可能です。

容量について

このバッグの容量は2.4Lです。フレームバッグとしてはかなりコンパクト。出し入れの頻度が高い小物を入れる予定なのでそれで良いのですが、実際にどの程度のものが入るのか試してみました。

収納したのはブルべで使用するアイテム。ACアダプター、プロジェクトJ1、モバイルバッテリー、microUSBケーブル、VOLT用スペアバッテリー、エネループ(単4)、トピークのローディTTミニです。本番だとこれに歯ブラシが追加になります。

これだけ入れて、容量の約5割ほど使用している感じです。実際には10割まで入れる事は無いですから、それなりに埋まったというところ。追加でウィンドブレーカーとか、ジレあたりなら収納することが出来そうです(きちんと畳んだ状態で)。

これだけの物が、サドルバッグの開閉をせずに収納出来てしまうのはかなり便利です。遠慮なく出し入れ出来ます。

その他

例の充電用ケーブルの穴はこの位置にあります。トップチューブバッグにもある仕組みですが、こちらの方が便利ですね。トップチューブバッグのこの位置は、ステムに押しつぶされてしまっているので。

バッグの中は左右に分かれているので、両側にアクセスがあります。中の荷室は右側がメイン、左側はブルべカードなど薄いものしか入りません。メインの荷室も大きさは2.4Lなので、大きなものはあまり入りません。小物をメインで収納するイメージが良いと思います。

ファスナーは止水ファスナーです。

ボトルとの干渉について

このバッグの特徴の1つとして『形状がコンパクトであること』が挙げられています。大きさ自体がコンパクトなのではなく、形状がコンパクトなのです。どういうことかと言うと、ボトルとの干渉を少なくする形状になっています。

バッグを装着すると、シートチューブ側のボトルケージの上が大きく空いているのが分かりますでしょうか。シートチューブ側のボトルに関しては、非常に取り出しやすくなっています。

肝心のダウンチューブ側のボトルを付けてみます。装着した状態ではギリギリ収まっていますが、取り出すのはかなり大変です。ボトルを出し入れする場合はバッグをかなりへこませないといけません。しかしこのバッグの生地は防水加工がなされていて少々固めになっています。このままの状態で使用するのは、あまり現実的ではなさそうです。

■対策を考える

フレームバッグを使う場合は前三角が小さいと不便だという事が良く分かりました。ホリゾンタルだったり、大きなサイズのフレームを使っていれば悩まずに済むのでしょう…。とにかくフレームバッグは使いたいので何とかするしかありません。対策を考えます。

1、シートチューブ側のケージを使う

幸いにしてシートチューブ側は大きなスペースがあります。それがこのバッグの特徴の1つです。少々不便になりますが、こちらをメインにして使用すれば出し入れの問題は解消されます。

しかしこの場合、ツールボトルの行き場所が無くなってしまいます。私の場合はロングタイプなので、BB横にケージを増設するか、ショートタイプにしてダウンチューブに入れるかになります。実際にショートタイプのツールボトルにしてダウンチューブに入れてみましたが、これでも干渉していますね…。

このトピークのショートタイプは全長が180mmありますから、これよりも短いタイプにすれば大丈夫なはずです。観音開きにならない『缶』のタイプなら全長140mm程度ですから問題無いでしょう。

2、片側オープンタイプのケージを使う

次のソリューションとしては、片側が大きく空いたボトルケージを使う事です。この様な製品ですね。@Euvicさんから教わったのですが、SKSでも『SKS SLIDE CAGE』という商品名で出ています。これは取り出しやすそうです。

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実は上の画像に写っているキャノンデールのケージも、一応片側が大きく空いたタイプなのです。しかし…取り出す際には少しだけ上に引き抜く必要があり、その『少しだけ』ですらバッグと派手に干渉してしまいます。これは厳しい。

しかしフレームサイズやバッグによっては、これで十分という場合もあると思います。あと2cmくらい隙間が大きければ不便なく使えるはずです。

3、ボトルケージを移動させる

最後はボトルケージ自体を移動させてしまうというソリューションです。ウルフトゥースから、この様な『ダブルボトルアダプター』という商品が出ています。これはまさにフレームバッグを付けた場合にボトルが取り出せなくなってしまうので、ボトルケージをオフセットさせようという商品です。

ボトルケージがかなり横にオフセットされますので、取り出しの問題は完全に解消すると思います。ボトルも3本運べてしまいます。問題は見た目がカッコ悪い事でしょうか?ちなみにこのダブルボトルアダプターは、ベースとなる『BRADマウント』に装着して使用します。このマウントはベースの長さによってB-RAD2~4の3種類がありますので色々な使い方が出来ます。

このソリューションは費用がかかるのが難点ですが、課題を解決するという視点では最も優れています。こちらは後日検証してみたいと思っています。

今回はアピデュラのレーシングシリーズ フレームバッグ2.4Lのインプレでした。ちょっとした荷物入れを探している方は、お勧めです。形状がコンパクトなのが特に良いです。

今回はこちらのトピーク ミッドローダーと迷いました。高さはこちらの方が薄いのですよね。ボトルとの干渉を少なくするならこちらです。生地も柔らかそうなので、ボトルを取り出す時にバッグをつぶしながら取り出しても平気そうです。

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