【レビュー】YKKジッパーで劇的進化。morethan サイクルジレ

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ジレが活躍する季節です。アマゾンで安価な『morethan』というブランドのジレを購入しましたのでレビューします。2,980円で購入しましたが、ジレはこの位の価格が良いですね。
※通常は2,980円のところ、ブラックフライデーのセールで2,086円になっています。

■総合評価

  • 安価である。
  • カラーが豊富でウェアに合わせやすい。
  • ジッパーがYKK製で、トラブルが少ない。

■購入動機

秋や春先のレイヤリングの為に買いました。秋と春先は気温差が激しく、ウェアの選択に悩みますよね。特にダウンヒル時に1枚あると便利(というか、無いと死ぬ)なので購入。

実は今まで同じブランドである『morethan』のジレを使っていたのですが、ジッパーがとても使いづらかったのです。ジッパーには裏側にフラップがあり、そのうえジッパーもしょぼいがゆえに噛み込みが頻繁に発生していました。噛み込むたびに『もう捨てよう、、、』と思うのですが、未だに使えてしまっています。

今回の製品はその点が改良されジッパーがYKK製になっており購入しました。またカラーも豊富なので、手持ちのジャージに合わせやすかったのもポイント。カミさんからは、一応高評価を得ました(笑)

ちなみに今まで使っていたmorethanのジレというのは、これです。2,000円くらいで買いましたが、値段相応で単なる安物という感じです。イエローで視認性が良く、価格が手ごろだという理由だけで買いました。反射材が配置されているのは良い点です。

■ジレについて

ジレって、使うかどうかは人によってかなり差があると思うのです。

ジレは必須アイテムなので、15,000円するRAPHAのジレは安いという人もいれば、私のように全く使わない人もいます。私が好きなカステリは、防風・透湿素材のGORE-TEXを活用して春・秋の様々なシチュエーションに対応出来る高機能なウェアを作っています。カステリのGORE-TEX春秋ウェアを買ってしまうと、ジレを使う必要性はかなり低いです。もちろんカステリからもジレは出ていますが、どうしても1万円くらいはします。この金額だと、ちょっと買う気にはならないです(あくまでも私の場合)。

そのため、ジレは峠からのダウンヒルというかなり限定的な状況でしか使いません。

他にはwiggleで売っているdhbのメリノ長袖ジャージ(dhbはwiggleのプライベートブランドです)と合わせるためのアイテムと言う位置づけです。dhbの製品は高品質ですが、安価なのでデザインが地味です。今回買った製品のような○ファっぽいジレと合わせるとそれっぽくなります(笑)

以上の通り、使用頻度が低いので高価なジレは買う気があまり起きません。出したとしてもこの製品のように3~4,000円くらいかな、というのが私のジレに対する感覚です。

■製品概要

それでは製品の概要です。

パッケージ

ロゴの入ったオリジナルのパッケージです。アピデュラなどと同じような少し乳白色の袋で、コストがかかっています。

外観

胸に2本のラインが入っており、デザイン上のアクセントになっています。右下には申し訳程度に反射材がプリントされています。裾はシリコングリップが配置されています。

背面は大きくメッシュになっています。またバックポケットがついているのが特徴です。ジャージのポケットが塞がっても、ジレのポケットで代用可能です。またジャージも含めて6つのポケットをフル活用する使い方も出来ます。背面上部にも、申し訳程度に反射材がプリントされています。

今回オーダーしたカラーは『ブルー』です。照明の下だと青が強く出ていますが、屋外で見るとライトブルーという色味です。この辺の色使いも上手だと感じます。

サイズ感

今回はMサイズを購入。私の体格ですが、身長170cm、体重58kgでやせ型です。通常はSを買うところですが、Amazonのレビューを見ると大きめを買えとあります。そこで今回はMにしたところ、ジャストフィットでした。

収納について

このジレには、ウィンドブレーカーなどで良くある仕組みでコンパクトに収納出来るようになっています。先ほど、このジレにはバックポケットがあると書きました。3つある内の中央のポケットを見ると、紐が付いています。これは裏返して収納した時に口を締めるための紐です。

以下の手順で畳むことが出来ます。

ここまで畳んだら、ポケットに手を入れて内側を引っ張り出します。

裏返したら完成です。

重量

重量は128gです。100g以下の軽量な商品も多いですが、重量のかさむポケットがついてこの重さはまずまずだと思います。

■レビュー

サイズ感

実際に着用すると、Mサイズでぴったりです。もうワンサイズ下のSもいけるか…?とは思いますが、かなりぴちぴちになると思います。少し余裕があった方が、ジャージのポケットにもアクセス出来ます(ジレにポケットがあるので使わないですが)。いつものサイズよりもワンサイズ大きめが良いようです。

ちなみに今まで使っていたイエローのモーゼンジレですが、こちらもMサイズでした。

使い勝手について

バックポケットがあるので、ジャージのポケットを使う必要がありません。3,000円の割には意外と考えられていると思います。

またしっかりしたポケットがあるおかげで、小さく畳めることもメリットです。ポケットが無くても畳むことは可能ですが、どうしてもかさばりますよね。

背面の生地はメッシュなので、汗抜けも良いです。

ジッパーについて

YKKのジッパーは非常に滑らかです。フラップも無いので噛み込みが発生してイライラすることもありません。そもそもトラブルが無いのが当然だとは思いますが、ジッパーにコストをかけた判断は評価したいと思います。

■まとめ

以前購入したジレと比較すると、同価格帯で格段に進化していました。カラーの多さ、使い勝手、重量など総合的にバランスが良いと思います。

安価でカラーが豊富なので、地味な単色ジャージとちょっと合わせるとアクセントにすることが出来ます。また一般的には季節限定アイテムなのでどうしても使用頻度が低くなりがちだと思うのですが、安価なので気になりません。

このmorethan(モーゼンと発音するらしい)というブランドは、Amazonでは他にもウェアを色々販売しています。聞きなれないブランドなので中華かと思ってしまいますが、れっきとした国内のブランドです。一通り見てみましたが、紹介したいと思えるのはこのジレくらいでした。反射材はほぼないのでブルベでは使えませんが、普段そこらを走る分には十分使えると思います。おすすめです。

※通常は2,980円のところ、ブラックフライデーのセールで2,086円になっています。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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