【レビュー】ジッパーで楽々フルオープン。カステリ MORTIROLO GLOVE

カステリの冬用グローブ『MORTIROLO GLOVE』を買いましたので、レビューします。

created by Rinker
Castelli
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■総合評価

4.0
  • フルオープンになるジッパーで、手首までカバーすることが可能。
  • 着用したままジッパーを開ける動作が少しやりづらい。
  • 冬の日中向け(5~15度くらい)。

■購入動機

昨年、シマノのグローブを購入しました。こちらを購入したのは、朝7時くらいの氷点下の気温から昼間まで対応するグローブが必要だったからです。対応温度帯は0~5度となっています。

ところが今年は、都合により7時から走りに出る事が少なくなってしまいました。だいたい9時くらいに出発することが多いのですが、すっかり日が昇っているためシマノグローブでは過剰です。

そのため『5~15度くらいまで使用可能』『なるべく薄手』『GORE-TEX使用で防風機能付き』という条件で新たなグローブを探したところ、ちょうど店頭に置いてあったこちらのグローブが条件に該当したため購入。試着時は見た目の特徴でもある大きなジッパーの使い勝手がイマイチだったものの、私がGORE-TEX信者であることと、すっきりした見た目に惹かれてしまいました。

■製品概要

製品スペックについて

まず価格その他のスペックです。

  • 価格:11,000円(カステリ直販価格)
  • 重量:79g
  • カラー展開:ブラック、ブルー、レッド
  • サイズ展開:XS、S、M、L、XL、XXL
  • メイン生地:GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPER
  • 対応温度帯:7~15度

税込みで1万円オーバーと中々のお値段ですが、GORE-TEXを使っているのでやむを得ないところ。私は店頭で購入しましたが、少し割引になっており10,000円ほどでした。

また商品名の『MORTIROLO』はイタリアにある峠の名前です。パンターニの記念碑があることで有名で、ジロにも何度か登場しています。 『MORTIROLO』 の名前が付いた商品は、他にジャケットがあります。

対応温度帯について

メーカーの設定している対応温度帯は7~15度となっています。私の住む関東では晩秋~春先まで、冬は日が昇っている間の限定という守備範囲でしょうか。

カステリには同じようなフルオープンになるジッパーを使っている上位モデルが更に2つあり、

  • SPETTACOLO ROS GLOVE:3~12度
  • ESPRESSO GT GLOVE:-4~10度

となっています。低温まで対応するほど生地が厚くなりますから、操作性優先で薄手にするのか、暖かさ優先で厚くするのか、ここはしっかり優先順位を決めておく必要があります。私はこのグローブについては日中しか使わないと決めて、操作性を取りました。

生地について

生地は安定の『GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPER』です。INFINIUMは防水性を落とす代わりにしなやかさを重視したタイプです。レインウェアほどの防水性が求められない製品に多く活用されています。

生地の裏側は起毛になっており、それなりの暖かさを保ちます。

外観について

この製品の特長である大きなジッパーが手首から親指の根元まで伸びています。ジッパーはYKK製の耐水ジッパーとなっています。

親指の部分には補強がなされています。


ジッパーは根元までガバっと開きます。

手のひらにはシリコンプリントが配されています。シフト操作を担当する人差し指、中指にもプリントされています。

手首部分の『GORE』のロゴは反射素材になっています。しっかりと反射はするのですが、あまりにも面積が小さいので期待はしない方が良いです。

■レビュー

サイズ感

今回はMサイズを購入。カステリのグローブを購入するのは2つ目ですが、どちらもMサイズです。サイズチャートによると手のひらの周囲を測定することになっており、測定すると21cm。20.3~22.2cmがMサイズとなっているので、チャート通りです。

対応温度帯について

この製品の対応温度帯は7~15度。生地の厚みは初秋や春先に使う薄手の長指グローブと真冬用の中間程度ですが、裏起毛なので5度程度までは大丈夫です。

気温が5度を切ると明らかに冷気が伝わってくるのですが、1時間程度なら走っている内に気温が上がる&心拍数も上がるため乗り切れるというイメージです。5度がひたすら続く状況だと、指が冷えてかなり辛いです。

逆に15度ある状況で心拍数を上げる乗り方をすると、汗だくになります。私の乗り方だと、4~10度が適正範囲かなという印象です。

ジッパーについて

この製品の特長である湾曲したジッパーです。このジッパーをフルオープンすると非常にグローブの脱着がやり易いです。この脱着のしやすさは他には無い特徴です。

そのおかげで他のグローブよりもジャージの手首部分の密封度が高く、暖かさの向上に貢献しています。見た目もスマートで手首も動かしやすいです。

ここまで綺麗に袖口を覆えるグローブは中々無い

もしこの細さでジッパーが無く、他のグローブのようにかぶせるタイプだったとすると、袖口はこのようにめくれてしまいます。

これを回避するため通常のグローブの手首部分は開口部が大きくならざるを得ず、どうしても密着度は下がります。

一方、ジッパーを開ける/閉めるという動作は若干面倒です。特に着用したままジッパーを開けるのが非常にやり辛い。そこで私はグローブを外す時はジッパーを開けず、閉めた状態でそのまま外してしまいます(着ける時にジッパーを開けます)。

最初は律義にジッパーを開けてから外していたのですが、このやり方にしてから開けづらさによるストレスは無くなりました。

操作感について

適度な薄さとシリコンプリントで、シフト操作はやりやすい部類に入ります。先ほどの通り、5度前後が下限の気温の目安ですから妥当な性能だと思います。

ちなみに、いわゆるスマホ対応ではありません。

■まとめ

秋や春、冬の日中に使えるグローブです。独特のジッパーにより、着用のしやすさと袖の気密性が高いことが特徴です。また冬用のグローブにしては珍しく3色もカラー展開があります。

品質は非常に高く、明らかにコストがかかっている製品ですが、価格が10,000円くらいになってもらえると妥当かと思います。

指先のシフト操作の感覚を犠牲にすることなく、そこそこの暖かさを求める人(真冬の日の出前から走ったりしない人)に適しています。

ジッパーの見た目は好みが分かれると思いますが、私は手首がスマートになるので今のところ気に入っています。見た目がOKであれば、お勧めです。

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