【レビュー】カステリCOMPETIZIONEシリーズの新グローブ!『COMPETIZIONE 3 GLOVE』
カステリのグローブ『COMPETIZIONE3 GLOVE』のレビューです。
使い勝手の良い『COMPETIZIONE』ラインですが、同ラインのグローブが第3世代へとアップデートされました。

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■総合評価
- ベルクロを備えており着脱しやすい
- 中厚のパッドとシリコングリップで快適性を両立
- 甲側の高伸縮ストレッチメッシュが優れた通気性を発揮
- オールラウンドに使えるグローブを求める人
- 程よい厚さのパッドが欲しい人
- COMPETIZIONEシリーズでコーディネートしたい人
グリップ力と快適性のバランスが取れたCOMPETIZIONEシリーズらしいグローブです。薄すぎず厚すぎないパッドで、日常のライドから少し強度の高いライドまで幅広く対応します。パイル地はありませんが、ベルクロクロージャーがあるため着脱のしやすさは◎です。
■入手経緯
通常は『購入動機』となるこのパートですが、今回はカステリ社のご厚意によりこちらのビブショーツを提供いただきました。いつもありがとうございます。そのため『入手経緯』としています。
■製品概要
製品スペック
まずはWebサイトに載っている情報をまとめます。
- 価格:6,160円(税込)
- カラー展開:3色(2026年4月時点)
- サイズ展開:XS、S、M、L、XL、XXL
- 対応温度帯:10~38度
- 公称重量:49g
- フィット:レギュラーフィット
COMPETIZIONEシリーズは、レースやトレーニングにおいてリーズナブルな価格ながら高機能を実現しているシリーズです。本製品もビブショーツと同様に非常にコストパフォーマンスが高く、何といいますか、記事を書いている私も『他のグローブが売れないのでは?』と感じています…。
製品ライン上の位置づけ
他製品との比較です。
| 名称 | 断熱 | 防水 | 防風 | 通気 | 軽量 | 重量 | 価格 |
| COMPETIZIONE 3 GLOVE | 1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 49 | 6,160 |
| PREMIO EVO GLOVE | 1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 38 | 9,900 |
| ESPRESSO GLOVE | 1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 44 | 7,040 |
| ENTRATA V GLOVE | - | - | - | - | - | 74 | 5,390 |
性能チャートにおいては主要3製品が全て同じスコアになっています。指切りグローブなので基本的に同じになりますよね。性能チャートを整備し始めたのは割と最近なので、以前から販売されている『ENTRATA V』はスコアがありません。
こうして並べてみると、指切りグローブの基本的な性能に変わりがないことが分かります。価格の違いは付加価値(パッドなど)によるものです。PREMIO EVOは徹底した縫い目の排除、ESPRESSOはカラバリの多さ、など。本製品は控えめの価格ながら、高い機能性を備えていることが特徴です。
価格レンジも概ね1,000円きざみとなっており、PREMIO EVOとESPRESSOの間には『ARENBERG GEL 2』(7,700円)があります。
細部の紹介
全景です。甲側にはストレッチ性と通気性の高いメッシュ生地を採用。手を覆うように立体的にフィットするよう設計されており、走行中にズレを感じることはほとんどありません。

この甲側の生地、見た目よりも通気性が高いです。メッシュ構造により風の抜けがよく、真夏のライドでも十分に使えると思います。ちなみに対応温度帯も150~38度と設定されています。
手のひら側です。中厚のパッドが手のひら全体をカバーしています。

パッドの上にはシリコングリップがプリントされており、ウェット状態でも滑りにくい設計になっています。これが地味に重要で、走行中の安定感に違いが出ます。
また本製品にも、カステリのグローブ各モデルに搭載されている『CDS(Castelli Damping System)』が採用されています。手首の中央部、神経が通る箇所への圧力を分散させる効果があります。
前作との違い
本製品は『COMPETIZIONE 3 GLOVE』。当然ながら『COMPETIZIONE 2 GLOVE』もあり、本稿執筆時点では現行品として販売中です。
価格は5,940円。『COMPETIZIONE』シリーズのコンセプトは変わりませんが、2はベルクロが無いことが大きな違いです。にもかかわらず、3の方が公称重量が14g軽くなっています。
コストパフォーマンスの良さの理由(推測)
COMPETIZIONEシリーズは価格の割に高機能で、カステリ製品の中でもコストパフォーマンスに優れています。
本製品の場合、手のひら側の造りは非常にしっかりしており、コストダウンの要素を感じません。ではどこで安くなっているのかというと、(私の推測ですが)手の甲側のデザインと構造のシンプル化ではないでしょうか。
例えば甲側のメッシュはベルクロも含めて非常にデザインがシンプルで、サソリくんはいるものの『CASTELLI』ロゴすら入っていません。『ARENBERG GEL 2』のようにベルクロ部分に『CASTELLI』ロゴが入っているモデルもありますが、それも無し。

サイクリンググローブにおいて、甲側に機能を持たせる意味は少ないと思いますので、そのあたりを割り切ることで価格を抑えているのではと感じました。
実測重量
実測重量は、左右で33g(Mサイズの場合)。公称49g(Lサイズ)と比較するとかなり下回っています。

以前、カステリのグローブ3製品を比較する記事を書きましたが、それぞれの実測重量(全てMサイズ)は以下の通りでした。パッドの厚さと重量が比例していると考えて差し支えないと思います。
- SUPERLEGGERA:21g
- ESPRESSO:22g
- ARENBERG GEL 2:44g
それを踏まえると、本製品のパッド厚はESPRESSOとARENBERG GEL 2の中間であると言えます。実際の感触もその通りです。
■実走レビュー
サイズ感について
今回はMサイズを着用。身長170cm、体重58kgの私にはジャストフィット。カステリのグローブはMサイズがピッタリのようです。


ベルクロのおかげで、フィット感の微調整が可能。手首まわりがすっきりと収まります。
実走
実走です。
ハンドルを握ってまず感じることは、造りが非常にしっかりとしていること。カステリのグローブの中では安価ですが、(当然ですが)品質に妥協があるわけではありません。
次にグリップの安定感が高いということ。シリコングリップが手のひら全体に配置されているため、ハンドルと滑らかに密着します。パッドは中密度で厚すぎず薄すぎず、ダイレクト感と衝撃吸収性のちょうどよいバランス。このグローブ、良いですよ??

ESPRESSOシリーズのグローブと比べると、パッドの質感が若干異なる印象です。ESPRESSOがフィット感と素材の良さで勝負しているのに対し、COMPETIZIONE 3はグリップ力と実用的な快適性に重きを置いている印象。キャラクターが異なりますので、用途に応じて使い分けて欲しいところです。
甲側の通気性は高く、蒸れを感じません。春〜夏〜秋と幅広く使える、オールラウンドグローブの王道という感じ。
またCOMPETIZIONEシリーズのビブショーツとカラー展開が連動している点もポイントです。グローブに展開されている『BLACK』『SMOKY GRAY』『BELGIAN BLUE』は、いずれもビブショーツにも展開されています。

画像のビブショーツは『DARK GRAY』なので、グレー系ではあるのですが若干色味が合っていません…残念。遠くから見たら分からないのでヨシとします。
■まとめ
カステリのグローブラインナップの中で、「とりあえずこれ」と言いたくなる定番的な位置づけの製品です。
他に『ENTRATA Ⅴ』というエントリーモデルのグローブがありますが、少し金額をプラスして本製品を買った方が満足度は高いでしょう。
パッドの厚みが中厚手、デザインもシンプルなので、スコープ外になってしまう方もいるとは思いますが、グリップ力はシリコンのおかげで申し分なし、ベルクロクロージャーのおかげで着脱も快適。CDSで長距離での手のしびれも軽減してくれるという万能性はピカイチです。
特別派手な特徴はないのですが、COMPETIZIONEシリーズの良さをしっかりと発揮している良いグローブでした。
兄弟製品である『COMPETIZIONE2 BIBSHORT』のレビューはこちらです。
カステリ公式サイトへのリンクはこちらから。

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