【レビュー】これぞESPRESSO、快適・万能な裏起毛ジャージ カステリ『ESPRESSO THERMAL2 JERSEY』
2026年の秋冬新製品として発売された、カステリの新製品『ESPRESSO THERMAL2 JERSEY』のレビューです。

商品の購入は、カステリ公式オンラインストアがお勧めです。本国の倉庫から出荷されるため、各サイズ/各色の在庫が揃っています(記事の最後に、当ブログ専用に発行されたクーポンコードの記載があります。常時使用可能です)。
※下記バナーのクリックや商品の購入で私に収益が発生することはありません

■総合評価
- 暖かで非常に快適な着心地の裏起毛ジャージ
- 7色のカラー展開
- 着回し出来る1着が欲しい人
- 春や秋など、1日の気温差の大きい季節に
■入手経緯
通常は『購入動機』となるこのパートですが、今回はカステリ社のご厚意によりこちらのジャージを提供いただきました。いつもありがとうございます。そのため『入手経緯』としています。
■製品概要
製品スペック
まずは製品スペックを改めて確認します。
- 価格:25,850円(税込)
- サイズ展開:XS、S、M、L、XL、XXL、3XL
- 対応温度帯:12~18度
- カラー展開:7色
- フィット:テイラードフィット
- 実測重量:235g(Sサイズ)
前作『ESPRESSO THERMAL JERSEY』がリニューアルしました。価格も1割ほど上方修正されています。当ブログ用クーポンを使ってもらうと20%OFFになりますので、実質20,000円。お安いですね。
ESPRESSOシリーズらしい非常に高品質なジャージなので、長く使えると思います。またベストを重ね着したり、合わせるベースレイヤーによってより低温に対応することが可能なのも、ジャージのメリットの1つです。
製品ポジショニング
カステリは非常に多様な製品を販売しています。今回は対応温度帯が『12~18度』の製品と比較して、本製品のポジショニングを整理します。
| 名称 | 断熱 | 防水 | 防風 | 通気 | 軽量 | 温度帯 | 重量 | 価格 |
| ESPRESSO THERMAL2 JERSEY | 3 | 1 | 2 | 3 | 4 | 12-18 | 235 | 25,850 |
| THERMOWOVEN LS JERSEY | 4 | 3 | 4 | 4 | 4 | 12-18 | - | 39,600 |
| PURO 4.1 JERSEY | 3 | 1 | 1 | 4 | 4 | 12-18 | - | 23,100 |
| COMPETIZIONE THERMAL LS JERSEY | 3 | 1 | 2 | 3 | 4 | 12-18 | - | 20,350 |
列記したのは全て今期の新製品ですが、まず『THERMOWOVEN』はウールが入っている高級品です。ウールなので防水性もあり、価格も4万円弱ともはや裏起毛ジャージの価格とは思えません(購入する場合は当ブログ専用クーポン(※常時20%OFF)を活用しましょう)。
他の3点は『ESPRESSO THERMAL2 JERSEY』も含めて、同じような性能です。いずれも裏起毛長袖ジャージですが、『PURO 4.1』は生地がリブ状になっており、通気性が良く、より高強度に適していることが特徴。
『COMPETIZIONE』はビブショーツやグローブもシリーズ展開されているミドルレンジのお手頃製品です。バックポケットのシークレットポケットが省略されていたりと、性能を落とさずにお手頃価格に調整されている最もコスパの良いラインです。
■細部の紹介
細部の紹介です。前作との違いも紹介していきます。
まずは全景。カステリらしいシンプルか構造です。今回のカラーは新色の『GARNET』です。深みのある良いカラー。

左肩部分に反射プリントの『CASTELLI』ロゴが入るほか、ジッパープルは小ぶりのスコーピオンバージョンに変更されています。襟の高さは前作と同様。

前作(オレンジの方)はループ状の中程度の大きさのジッパープルが備わっていましたが、サソリくんの方がしっくりきますね。正直なところ、ジッパーの操作性には大きな差が無いのでコストの若干高そうなループは役割を終えたというところでしょうか。

胸元には防風フラップをしっかり装備。基本的にどのジャージにも備わっているので『あって当たり前』で恩恵を感じることは難しいですが、ジッパーは非常に通気性が良いので、これがあると無いとでは大違いなのです。

背面はオーソドックスな3+1のポケット構成となっています。中央ポケットには、左肩と同じく反射プリントの『CASTELLI』ロゴが入ります。ポケットの入口は夏用ジャージと同じく圧着のフラットな構造となっており、携行品の出し入れがやり易くなっているのが進化点です。

シークレットポケットのジッパープルも変更され、掴みやすくなっています。このような地味な改良は大歓迎ですね。

裏側です。前面裏起毛で高い保温性を誇ります。非常に滑らかな手触りで、ベースレイヤー無しで着用したいと思ってしまいます。コストがかかっていそうです。

シリコングリップは、控えめなものに変更されました。全周にシリコングリップがあるわけではなく、背面を中心に半周ほど備わっています。

過剰と判断されたのか、グリップの幅が半分ほどになっていることが分かります。固定力に変化は感じず、シルエットもしっかりと決まったので、これで十分なのでしょう。同じに見えますが、フィードバックに基づき地味な改良を続けるカステリ製品。こういった点を逐一紹介するのも当ブログの役割です。

生地について
生地はナイロン52%、ポリエステル32%、ポリウレタン16%の混紡です。この点は前作と全く同じです。

ポリウレタンは主に伸縮性を出す目的で使用されます。ESPRESSO BIBTIGHTもメインファブリックはポリウレタンを15%使用していましたので、ESPRESSOシリーズは快適な着用感を実現するためポリウレタンの混紡比率が高めになっています。
ナイロンの他にポリエステルを混ぜているのは、ポリエステルの速乾性と強度を期待してのことかと思われます。
実測重量
実測重量は235gでした。前作との差異は7gですが、誤差の範囲ですね。

撥水性について
PERFETTOシリーズではありませんので、防水性は『1』になっている本製品。しかし生地の感触は撥水性の高いNANO FLEXと同様の感触なので、生地表面にはそれなりの撥水性があるように感じました。
そこで実際に水をかけて撥水性を確認しました。試しているのは前作ですが、生地は同じです。PERFETTOシリーズほどではありませんが、思ったよりも水を弾いています。ジャージですから『防水』ではありませんが、小雨程度であれば十分に対応できる撥水性能と思います。
■実走レビュー
それでは実際に着用したレビューです。まずはサイズ感から。
サイズ感
私の体格は身長170cm、体重58kgです。今回はSサイズを着用していますが、袖の長さなどもジャストフィットです。ESPRESSOシリーズですから、生地には伸縮性があり多少の体格差は吸収してくれますので、迷ったら小さめが良いと思います。


着用感について
『ESPRESSO THERMAL2 JERSEY』の最大のポイントは、タイト目の着用感としなやかさ、しっかりとした裏起毛による暖かさを全て実現している点にあります。
前作と比較すると、サイドの生地パネルの形状が異なっているのですが、これが前作比で若干タイト目の着用感となっています。タイト目と言っても、両方を着比べて分かるレベルなので、今作が殊更にタイトというわけではありませんのでご心配なく。『ESPRESSO特有のしなやかなフィット感』という感想に収まるレベル。
実走
さて実走です。この日は9月下旬。2026年9月の関東はほぼ毎日雨が続き、この日も曇り。かろうじて雨の降らなかった日を逃さずに走りに行きます。
この日は久しぶりに定峰峠(埼玉県)へ向かいます。9月下旬ながら曇り空のため、麓の小川町の気温は20度あるか無いか。峠はかなりガスっており、いかにも寒そうです。

私のウェアは『ESPRESSO THERMAL 2 JERSEY』と『ESPRESSO TRNSTN BIBTIGHT』の組み合わせ。ベースレイヤーには『CORE MESH3 SHORTSLEEVE』(いわゆるアミアミ)を着用しています。

走り出してまず感じるのは、保温性能の高さ。ジャージなのでそこそこ通気性もあるのですが、単体で保温性がそれなりに高い。
この『保温性の高さ』は非常に便利です。なぜかと言うと、通気性はレイヤリングで調節可能だからです。例えば、上からベスト(ESPRESSO2VESTやARIA2 VEST)や薄手のジャケット(ARIA SHELL2など)を羽織るだけでもかなり暖かくなります。

また今回は対応気温の上限に近い気温でしたので、メッシュ系のベースレイヤーを着用していますが、長袖ベースレイヤーを着用すれば1桁気温までOK。先ほど紹介した長袖ジャケットも合わせればかなりの低温まで対応できるでしょう。
このように『ESPRESSO2 THERMAL JERSEY』は1着あると非常に着回しが効くジャージなので、春秋のベース製品としてお勧めしたいところです。レイヤリングを前提とすれば、他社のベースレイヤーやジャケット、ベストなどとも相性が良いでしょう。
ということで、この季節には十分な保温性とジャージならではの風抜けを感じながら、定峰のピークを目指して登っていきます。
この峠、麓から峠の入口までも非常に長い登りが続くので、やや抑えめに登っていきます。峠の入口に到着するとケイデンスと心拍を上げてピークを目指します。
定峰の斜度は5~7%が続くプロファイルで、ところどころダンシングを挟んで登っていきますが、タイト目の着用感が非常に快適。上半身の動きにしっかり追随してくれて、存在感がありません。この着用感が『ESPRESSO』シリーズに共通の感覚です。
心拍180前後が続くとCORE MESHを着ていてもさすがに汗ばんできますが、ほどなくピークの茶屋に到着。


登ったらダウンヒルが待っているのですが、汗冷えしないように先ほどの『ESPRESSO2 VEST』を重ねて防風します。ピークの気温は17度ほどでしたが、麓から見た通りガスっており、体感気温はもう少し寒い。

ベストを1枚羽織って防風すれば、発汗していてもしっかり保温してくれます。汗冷えとは無縁のまま最後まで快適に下れました。
これ1着あると、平地から登り、下りまで全てこなせる万能ジャージでした。
■まとめ
春秋対応の裏起毛長袖ジャージです。
ESPRESSOシリーズらしい非常に快適なフィット感と、中厚手で暖かいのに適度な通気性を兼ね備えた高機能なジャージです。カラーバリエーションが多いのも嬉しいポイント。
前作よりもフィット感が改善され、より体に密着するようになったことで、保温性もアップしています。
ベースレイヤーとの組み合わせやジャケット、ベストを携行することで、登りや下りなどの変化する状況や、気温も1桁から20度近くまで幅広く対応可能な『便利な1着』です。
好みのカラーとサイズの在庫があるうちに、確保しておきましょう。

カステリ社から当ブログ用のクーポンコードを発行いただきましたので、ぜひ利用ください。コードは2つあります。既に割引になっている商品に対しては使用することが出来ません。
- 『MOROU2025』:20%OFF。2026/12/31までの間、1アカウントで2回まで使用可能
- 『RideJapan』:15%OFF。有効期限なし。
※商品の購入やクーポンの使用により、私に収益が発生することはありません













