suewの大型サドルバッグ

【大型サドルバッグ】わずか198gのsuewの超軽量サドルバッグ(シートバッグ)FC1aULとサドルバッグの使い分け

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こないだツイッターを眺めていると、TLにサイクルスポーツの記事が流れてきました。

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suewから新しいバッグが出たということのようです。suewと言えば、年末に新しくバッグを買ったばかり…。

大型サドルバッグ(シートバッグ)選定: suew のPF1が届きました。紹介編①

なのですが、こないだ買った製品とはタイプがかなり異なるようで、ちょっと興味があります。

■suewのPF1を半年間使ってみて

まず改めて、PF1を半年使ってみての感想です。

トップアクセス方式

年末に購入して以来、ブルベにはsuewのPF1を使っています。従来の一般的な『くるくるっと巻いて閉じる』ロールバック方式のバッグに比べて、トップアクセス方式は荷物の出し入れが非常にやりやすいです。

PF1

トップアクセス方式

こんな感じで、無造作に入れた財布なんかを気軽に取り出すことが可能です。ファスナーは止水ファスナーなので、多少の雨なら浸水の心配はありません。多少ならね…(笑)

PF1

ガバっと開きます

その代わり?と言ってはなんですが、バッグ自体は割と大きめです。最小容量が4.5Lなので、ある程度の荷物を入れてあげないと『密着させてあげること』が出来ません。『安定しない』訳ではありませんので注意(PF1の場合、独自の固定ベルトアジャスト機能のおかげで、しっかり位置調整を行っていれば最小容量以下でもある程度は安定します)。

最大容量は12Lです。ちなみにオルトリーブのサドルバッグLの最大容量が2.7Lです(ただし、大型サドルバッグはどれも似た様な容量です)。

重量

また重量も440gあります。これも大型サドルバッグ(シートバッグ)の同等の製品の中では『ちょい重め』くらいの位置づけです。トップアクセスのためのファスナー分の重量が加算されている感じですね。

参考

参考までに、PF1を購入する時に作成したサドルバッグ(シートバッグ)の比較表を載せておきます。

※容量は(L)、重量は(g)、価格は(税別)

メーカー製品名最小容量最大容量重量価格
オルトリーブサドルバッグL2.73306,600
オルトリーブシートパック8.016.545621,500
GIANTSCOUT SEAT BAG9.04406,000
アピデュラサドルバッグ レギュラー17.040017,000
ブラックバーンOUTPOST SEATPACK & DRY BAG11.047515,000
suewRera Kamuy3.810.252029,800
suewPF14.512.044027,800

こうして並べてみると、PF1は大型サドルバッグ(シートバッグ)の中では特段に重いとか、デカいとか言う訳では無いことが分かります。

■ブルベで使ってみて

最低限の荷物

ブルベで使ってみての感想ですが、不満な…というよりは気になる点が1つあります。それは、やはり『最低限の荷物は入れた方が良い』ということです。

今年のブルベで言うと、私は家庭の都合で年初から走れず、いきなり4月に360km(Fleche)、次が400kmという距離でした。オーバーナイトかつ雨も降ったので荷物もそれなりに持ちました。なのでバッグには全く不満は無く、非常に満足して使っていました。

PF1

奥久慈400にて。荷物満載

空気を運ぶ

ところが次の能登200では宴会に間に合わないと言う理由で、先日の300kmでは終電の時間がある…と言う理由で早く走りたかったので、荷物の取捨選択を行いました。結果として200ではバッグなし、300ではスカスカの状態で走りました。

バッグなしで走った200でしたが、ちょっとしたバッグがあれば実は使用したかったです。また300の時は、中身がスカスカの状態で大きなバッグを付けて走るのは『ファストラン的に走りたい』場合にはウェイトを付けて走っているようで、これもまた少し何とかならないものか、という気持ちが芽生えました。独りでコンビニやスーパーに行くのに、わざわざ大きなハイエースで行く感じに近いですかね?

■他の選択肢はあるのか

大は小を兼ねる

PF1はとても良く出来たバッグです。機能の割には軽量です。どれか1つ選べ、と言われたら『大は小を兼ねる』でPF1にします。小さいバッグでは600kmや1000kmは走れませんからね。またアジャスタブルな固定ベルトのおかげで、最小容量以下のスカスカの状態で走っても割としっかり固定されます。これも他の製品には無い利点です。

固定ベルト

サドル固定ベルトの位置が可変です。超便利

結局サドルバッグLなのか…

現状では、このクラスの大型サドルバッグ(シートバッグ)よりもう少し小さめが良いとなると、オルトリーブのサドルバッグLになってしまうと思います。これで重量330g。suewのPF1と110gしか変わりません。しかもこのサドルバッグLって、意外とサドル(正確にはサドルレール)を選ぶんですよね。結構普及していますけど、残念な装着をしている人も多いです。そのせいでタイヤと擦れて、穴が空いたり…とか。他の選択肢が少ないことの証左です。

だったらわざわざオルトリーブを追加で買わなくても、PF1を大事に使っていこうか…という気になる訳です。

■suewのFC1a

もう1つの選択肢?

とモヤモヤしていたところに、ちょうどsuewから新作がリリースされました。FC1a と FC1a UL というそうです(ULは『Ultra Light』の略)。

FC1a

FC1a。259g

FC1a UL。198g

※画像はsuewさんのサイトより。

軽量と謳っているだけあって、軽いです。前述のオルトリーブのサドルバッグLが330gですので、更に軽い。ULの方は200gとか、PF1よりも240gも軽いじゃありませんか。最小容量も3Lとなっており、より少ない荷物でも大丈夫のようです。そしてお値段は約20,000円。他のパーツで軽量化すると、240g軽くするのに一体いくらかかるのか?2万円で240g軽量化出来るなら安いと考えてしまうあたり、かなり末期ですね(笑)

しかしこれってちょっと使ってみたいですね。200gって、他のメーカーのパンク修理キット一式が入るミニサイズのサドルバッグと同じ位の重量です。

実はここまで書いて(仕事が忙しくてこの記事を書くのに1週間かかってしまった)、ちょうど別件があってsuewさんと連絡を取る機会がありました。これもどうやら購入することになりそうです。

これでsuewのバッグも3つ目になりそうです。自転車も、結局cannondaleに3台続けて乗ってますし、意外と保守的なのかと思う時があります。その割には買い物が多いのですが…。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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