ブルベ装備 ライトマウント ミノウラ&ミスターコントロール
今回はブルベ装備編、ライトマウントです。
ブルベに出ると、300km以上の距離だと普通の人は確実に夜間走行になり、真っ暗闇でも平気なゴツいライトが2灯以上必要になります。ライトが1つであれば普通にハンドルにマウントすればOKなのですが、2つマウントするとなるとライトマウントが必要になってきます。
一般的に販売しているものは、ニットー 便利ホルダー2 積載量はピカイチ
ミノウラ アクセサリーホルダー
ミスターコントロール 必要にして十分。
あたりが定番です。この記事を書いた時には存在していませんでしたが、最近はKCNCから出ているこちらのブルベマウントが定番です。
私も先代のバイクの時はニットーの便利バー2を使っていましたが、10年の時を経てようやくハンドルがφ31.8mmのオーバーサイズになりましたので使えなくなってしまいました。ニットーからはオーバーサイズハンドル対応の便利バーも出ていますが、バーの長さが90mmまでしかなく、せいぜいライト1つ+ベル位しか付けることが出来ません。
そこで、私が最初に購入したのがこちら。
ミノウラ SGS-300-M
オーバーサイズハンドル用、取付バー長さ100mm。
使って感じたこれのメリットは、
1、取り付けに工具不要
2、バーの長さがショート(100mm)とロング(130mm)の2種類あって選択可能
3、色が選択可能
4、クランプ部の調整が容易で、色々な径のパイプに対応可能で使いまわし出来る
5、固定力も高い
デメリットとしては、
1、クランプ部がゴツく、アウターケーブルに干渉して脱着しづらい
2、同様の理由で角度の調整範囲が限られる
でしょうか?
特に私はデメリットの2が大きかったです。30度ほど下に傾けて取り付けをしたかったのですが、固いアウターケーブルと干渉してしまい、思ったほど下に向けることが出来ませんでした。バーテープをカットして、ケーブルの露出を増やして動く範囲を大きくしたりしましたが、焼け石に水。
↓の画像はアタック奥利根の時のものですが、相当無理やり下に向けています。間違いなくケーブルに不必要なテンションがかかっていますw
そこでクランプ部の小さいものは無いか?ということで次に買ったのがミスターコントロール。至ってシンプルな商品です。ニットーの便利バーと同じですね。重量たったの60g。
正直脱着は面倒ですが、クランプ部がコンパクトなため、アウターケーブルとの干渉度合いは少ないです。
希望の角度にすることが出来ました。
しかし、この商品は取付バーの長さが短いのがネック。たったの70mmしかありません。
ただ、要はφ22.2mmのパイプを挟んでいるだけですのでホームセンターに適当な木の棒でも探しに行くか、と思いましたが…
手元にこれがあるのを思い出しました。ニットー便利バーのバーのみ。
取付するとバーの径がどちらも22.2mmでぴったり。
長さが2倍以上(なんと200mm)になって、ライトを4つ位は余裕で取付出来そうです。
要はニットー便利バーのクランプ部をミスターコントロールと交換した、ということですね…。ニットー便利バーを買うと、この長さの場合は上記の通りクランプが2つついてくるワケですが、今のところクランプは1つでも固定力は問題無さそうな印象を受けます。かなりガッチリとバーを固定しています。さすがに3つも4つもライトはマウントしませんので、ライト2つであれば問題無いと思います。
当面はこれでいくことになりそうです。200mmの便利バーを持っている方はあまりいないでしょうが、クランプ部はミスターコントロールを使い、φ20mmのパイプや木の棒にゴムシートをかまして太さを調整して代用するというのは十分出来るのではないでしょうか?