【ブルベ】DNFした人のSR600 Fujiレポート PC3まで
さてSR600のレポートその2です。思いのほか写真を撮っていたので、PC3までしか進みません(汗)
■PC3まで
碓氷峠序盤のめがね橋を出発し、走りやすい気温の中ピークを目指します。途中、ママチャリに乗っている高校生位の6人くらいの集団が、ヘアピンコーナーの平らな部分でスマフォを見ながらなにやら相談中。ここまでノリで来たのは良いがさすがに音を上げて、帰る相談でもしているのかな?という感じ。ここまで来ただけでも大したもんです。
そしてピークにやっと到着、13:23。
写真を撮っていると、見切れているエルグランドに乗っていた人から突然、高校生はいなかったかと話しかけられる。どうやら引率の先生だったようです。ピークまでまだ4~5kmはありましたから、当分来ないでしょう、と伝えて先を急ぐ。安否が確認出来ただけでも安心されていた様子でしたが、お互いに電話しちゃいけないルールなんですかね?(笑)
下って軽井沢側の様子。おかしい、雨が降っているはずでは。。。まぁ降っていない方がいいんですが。
そして定番のヤオコーファミマでお昼ご飯。143km、13:27。一応貯金は出来ている。ここでまたichoさんにパスされるが、一体どこで補給しているのでしょうか?
汗の量が半端じゃないので、アジシオを買って携行することに。塩が超うまし。
そして中軽井沢交差点を曲がり、浅間越えにとりかかる。登りが始まってもまだまだ観光地で、車の量が半端じゃない。ラジエーターの熱でメッチャ熱いです。シコシコシコシコ10km以上登って、ここが1,400m地点のピーク。156km、14:27。
結構キツかったのに、この看板だけ…だと?こんなに苦労したのに、国土交通省的には『ただの坂道』だったようです。。。これは。。。萎える。。。
8月ですがここまで来ると結構寒い。ウィンドブレーカーを着て、羽根尾までの長大なダウンヒルです。車と一緒に60km/hで下ります。この前の登りで疲れたので、北軽井沢交差点にある、イートインのある新しめのセーブオン北軽井沢店でちょっと休憩。14:45。ちなみにこのコンビニ、24h営業ではありませんのでご注意。
途中から明るくなってきて、すごい景色!15:16頃通過しております。
そして羽根尾(標高700m)から草津(1,200m)までの登り。500mを10kmかけて登るのでツラくないはずだが、脚が終わっているので全然進まない。しかも暑い。日陰が無いのでかなり暑い。まずは草津の手前2kmの所にあるセブンを目指して登っていく。そしてヘロヘロになって草津着、草津にあるセブンで3分程休憩。渋峠への登りは斜度はきつくない、という話を信じてすぐに登りにGO。
草津を出発して程なくして、なんとichoさんと再会!17:14。写真を見るとロープウェーのところのようです。193km地点位?
めがね橋以来の再会です(^_^)
しばらく一緒に走りますが、天気がどんどん悪くなっていきます。そして硫化ガス地帯。こんなハァハァしている状態で通ってもいいのでしょうか?
ichoさんの勇姿。
おなじみの荒涼とした地帯を抜けて、ひたすら登っていきます。自転車で来るところでは無いね、ここ。非日常感は楽しいけど(^_^;)
このあたりから小雨が降ってきて、完全に雲の中を走っています。景色は何も見えません。晴れていたらどんな
景色なのでしょうか?これはもう一度来るしかないと思いましたが、雷がずっとゴロゴロ鳴っていて、恐怖感MAX。落ちるなら車が来た時に、その車に落ちてくれと願うのみ。
森林限界はとうに超えていて、草しか生えていません。このあたりでカッパを着たかな。斜度自体は話の通り比較的ゆるやかで、10%とかありませんので気持ちが切れなければ登って行けます。切れそうだったけど。
ひたすら雲の中だったのですが、白根山山頂手前でついに日の光が!
やっとレストハウスまで到着!202km地点くらい、時刻は17:43。既に草津から14km・800mほど登っていますが、ここはまだ最高地点ではありません。この時はあまり理解していなかったのですが、ここから最高地点まではまだ4kmもあるのでした…。
こちら弓池。こんなところに池があるんですね。ゲンゴロウなどが生息しているみたいですが、どんなに素晴らしい景色でも素通りするのがブルベの掟。写真撮っているだけまだマシです(笑)
そしてまさかのダウンヒル開始。折角標高を稼いだのに…また登らなくてはいけないと思うと相当萎えます。。。
下界の様子。ダウンヒル中に停まるのは勇気がいるんですよ!
そして…再び九十九折を登らされること約30分。18:31、ついに石碑に到着!明るい内に到着出来て良かった…(*_*)
当然ながら観光客は誰も居ません、この写真は『星のロケハンに来た』というお仕事の方に、図々しくも撮ってもらいました。どうもありがとうございました。標高2,172mからの景色は『真っ白』。よくあるパターンです(泣)。ロケハンで来たという方も、どうしようか途方に暮れていたご様子。
ichoさんを待って、2人で写真なぞ撮ろうかとも思いしばらくウロウロしてましたが、さすがに怪しいし日没も近かったので、心の中でichoさんに謝ってダウンヒルに突入します。その前に、渋峠ホテルでダウンヒル装備を装着。シューズカバーと長指グローブを着けて薄暗い雨の中のダウンヒルにLet’s go。路面が完全wetでも、放っておくと60km/h位すぐに出てしまうので非常に気を遣いました。登りよりもこの下りの方が、正直疲れたと思います。
その3につづく!