【SR600四国】山岳コースの高低図について
SR600のコースについてです。SR600のような山岳コースを走る場合『登りはどこまで続くのか』『標高はどこまで登るのか』を把握しておくことは、我々のような一般人には非常に重要です。
ちなみに、四国には台風が接近していまして、今のところ直撃コースです!もし直撃したら、さすがにランドヌールでの完走は難しいと思います。四国カルストなんて、非常に見晴らしの良い高原ですから、もし台風なんて来たら大変なことになります。途中に予約してあるホテルで缶詰になってしまうかも知れません。その場合は潔くツーリストに切り替えて、四国を楽しんで来ようと思います(ツーリストでも完走出来れば良いのですが…)。
■登りのペース配分
なぜならペース配分というものがあるからで、5kmで終わる登りと15km続く登りとでは所要時間(追い込み方)や消費する水分が全く異なります。特に気温が高い場合は水分の消費量が早くなりますので、
『このタイミングでボトルの水を飲み尽くしてしまって良いのか?』
『100m先に自販機が見えるが、いったん停止して水を調達した方が良いか?』
などの状況で、適切な判断が出来るようになります。
何より、登りがどこまで続くのか分かっていないと『心が折れて』しまうので、折れない様に走らないといけません。心が折れるパターンには、登り切って『これで下りだ!』と思って1km下ったら『また登りが始まった…』という罠のパターンもありますので、コースを把握しておくことは重要です。
■高低差の図を作る
コースの高低差を把握しておくと言っても、ルートラボを見れば分かります通り、コースを引くと自動で作成してくれます。私はこれを編集して携行するようにしています。今回はこんな感じになりました。
SR600四国 高低図
今のルートラボは機能が進化していて、高低図上でマウスポインタをドラッグすると、ある区間の距離や高低差を分かりやすく表示してくれます。それを使って谷からピークまでの距離・標高差・平均勾配をまとめています。
こうして改めて見るとえぐいコースです。PC5・天空のバルコニーの手前、『土佐町』と『いの町』を隔てる稲叢山への登りに至っては距離8kmで平均勾配が約10%もあります。平坦部分がほとんど無いのはどのSR600も共通ですが、四国の場合は特に路面が穴だらけだったり石や枝が散乱して荒れているとか、道幅が軽トラ1台分の幅しか無いのにガードレールも無かったりする(むしろ、その様な道だから無いとも言えます)ので、下りでも飛ばせないのが特徴です。
ブルベは旅
また、私はブルベを走る時に『自分は、今どこを走っているのか?』が分かっていないと楽しめないタイプです。だからこういった資料を作成することで、地理を頭に入れるようにしています。通過する町や観光名所(通過するだけですけど)も、結構調べました。
ブルベの楽しみ方は人それぞれですが、私の場合は『自転車で知らない土地に旅行出来る』というのが大きなウェイトを占めていると感じています。なので事前に1つ1つのピークの名前を確認して、実際に走る時には『ここまで進んだ』と確認しつつ、達成感と旅行している感触を得ながらブルベを走っています。
今年最強との呼び声高い台風が来ておりますが、とりあえず四国には行ってきます…。予約してしまったので…。。。
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ちなみに雨ならモンベル上下が活躍します!ディスクブレーキもフルフェンダーも!(泣