ダウンチューブにボトルケージを増設してダブルボトル+1実現。熱中症対策にも。
久々にダウンチューブにボトルケージを増設して、ダブルボトル+1(ドリンク用が2つ、ツールボトル用が1つ)にしました。ボトルケージも、キャノンデールのCケージを使えばこの通り。フェンダーを付けてるのにロングサイズのツールケースも大丈夫。
※2020/08/15追記:ウルフトゥースのストラップベースという製品が新しく出たので、乗り換えました。こちらの方が様々な形状のフレームに装着可能で、装着も手軽なのでオススメです。
■導入経緯
7月に入ってからと言うもの、あまりに暑い(もはや『熱い』と書くべきか)ので、ドリンクのボトルだけでは身の危険を感じました。そこでダウンチューブにボトルケージを増設、ダブルボトルにして『かけ水』をしながら走ることに(私はサドルバッグが嫌いなので、工具やチューブはツールボトルに収納し、ボトルケージをそれで1つ消費しています)。
以前も下記の『どこでもケージホルダー』を使ってダウンチューブに増設していたのですが、ダウンチューブが太いせいで固定力が今イチ足りなくて、何度も落下事故があったので止めてしまっていたのです(スチールフレームなど、細いフレームであれば問題ないです)。
■かけ水の効果
ちなみにかけ水は、明らかに体力の消耗を抑える効果があります。汗をかく代わりに、水をかけてその気化熱で体温を下げる訳です。その分、汗をかかずに済みますので疲れが減ります。
汗がしたたり落ちないからと言って、汗をかいていない訳ではないのです。自転車で走っている時は、汗がどんどん蒸発するので汗をかいている事に気が付きません。しかし夏場は走行中もかなりの量の汗をかいています。汗の原料は血液ですからね…。かかずに済むのであれば、それに越したことはありません。
■導入した製品
エリートVIPボトルケージクリップです。定番です。
いつの間にかリニューアルして、直径70mmまでのチューブに対応するようになりました。今のところ、直径70mmまで対応しているのはこのエリートVIPボトルケージクリップ位しか見当たりません。私のシナプスはちょうど70mm位なのですが、購入してベルトの長さを確認すると75mm位までは確実に大丈夫です。
他に用意したもの
シマノ ボトルケージマウントアダプター
ショートタイプのマイナスドライバー
ボトルケージマウントアダプターは、本来はDi2用の商品です。これでボトルケージの位置をずらすことが可能です。用意したと言いますか、一旦取り付けした後にマッドガードと干渉してしまう事が判明したので、慌てて調達しました。
ショートタイプのマイナスドライバーですが、このエリートの製品はマイナスドライバーを使用してバンドを締め付けます。ダウンチューブ下という狭い場所な上に、そのネジが結構固いので、こういったタイプのドライバーがあった方が良いです。ネジは樹脂製なので、ちゃんとした工具を使わないとすぐにナメます。。。
■作業方法
バンドの取り付け
この製品は、このバンドと台座の2点で構成されています。
台座にバンドをセットした後、ダウンチューブのなるべく低い場所に位置を仮決めします。
マイナスドライバーを使って、ネジを締めていきます。ネジは樹脂製でなめやすいのに固いので、大胆かつ慎重にいきましょう。余ったバンドは切断します。
マウントアダプターの取り付け
次はマウントアダプターを取り付けて、ボトルケージの位置を更に下にオフセットさせます。この製品は、こんな感じのパーツ構成です。
まずは台座にベース金具を取り付けします。※自転車をひっくり返して作業した方が良いです
カバーを取り付けます。これは被さっているだけで固定されません。そのため、すぐにボトルケージを取り付けします。
取り付け完了です。
左右のクリアランスは非常にシビアなので、バンドの位置を決める際は気を付けて下さい。私は一度やり直しました…。
トピークのツールケースはツール缶よりも5cm長いので、マッドガードとのクリアランスがぎりぎりです。
3mmくらいしか余裕が無いので、短いツール缶にしようと考えています。3mmだと、段差に突っ込んだりして衝撃で位置が少しズレただけで、接触するようになってしまう可能性があります。トラブル防止のためには、あまりにギリギリの場合は潔く諦めた方が良いというのが、私の経験です。
ツール缶なら、全く問題ありません。
【2018/09/15追記】
どうしてもトピークのツールケースを使いたかったので、下の方に取り付け可能なボトルケージは無いのか?と探したところ、実は自分が使っているキャノンデールのCケージが最適でした(笑) 正に灯台下暗し。このケージ、穴が上下の2パターン開いてまして、上の穴を使うとケージの位置をかなり下げることが可能です。キャノンデールグリーンの他にも、ブラックやホワイトなどカラバリも豊富なのでお勧めです。
この通り、全く問題ありません。元々の位置からかなりオフセットされた上に、大容量のケースに工具が詰まった重いケースをつけています。ボルトの耐久性が心配ですが、SR600四国で荒れた道を走りましたが特に問題は発生せず(ボルトは定期的に交換した方が良いかもですが)。
どっちのツールボトルを使うか悩ましいところですが、とりあえずダウンチューブ下へのボトルケージ増設は完了しました。これで酷暑の中でも水をかけながら走ることが出来ます!
morouさん。いい感じに装着できましたね。私もLOOKにつけてます。走行中ボトルが飛び出ていて缶のフタを削ったりしたことがあるのでご注意を。(ボトルケージの相性のせい?)ケージにビニルテープ巻いて調整したら飛び出なくなりました。