ディスクブレーキ

【フルクラム】ディスク用ホイールはこれだけある!2019年度版まとめ

2019年モデルで各ブランドのディスク用ホイールはどれだけあるのか?の4回目。フルクラムです。ここも昨年当たりからディスクブレーキ対応を進めており、既に2018モデルでレーシングゼロのディスクブレーキ版が出ています。レーゼロディスクブレーキはリムの幅が19Cとなり、ディスク化だけでなくワイドリム化も積極的ですね。

ここは大きく分けるとフルカーボン・エアロ系の『スピード』と『レーシングクアトロ』、レーゼロを筆頭としたアルミ系の『レーシングゼロ』、『レーシング3~7』のラインナップとなっています。基本的に、リムブレーキもディスクブレーキも同じモデルに両方の設定があるという構造になっていて分かりやすいです。ディスクブレーキの設定が無いのは、レーゼロナイトやコンペティツィオーネなどの特殊なモデルですね。

■カーボン系

こなれた価格のため使っている人も多い『レーシングクアトロカーボン』と上位モデルの『SPEED』があります。『SPEED』に関しては、ディスク用はチューブラ―しかありませんが、リムブレーキ用はクリンチャーも用意されています。チューブラ―と言えば、シマノのデュラエースR9100/9170系もチューブラ―が多くシマノの中では軽かったですが、それを凌駕する軽さです。まぁシマノは耐久性を重視した造りをしてますから、その辺りをちゃんと分かっておく必要はあると思いますが。

リム高 内寸 外寸 重量 価格
Racing QUATTRO CARBON DB 40 17 24 1,605 ¥173,000
Racing QUATTRO CARBON DB(QR) 40 17 24 1,605 ¥172,000
Racing QUATTRO CARBON DB(6穴) 40 17 24 1,605 ¥172,000
Racing QUATTRO CARBON DB(6穴QR) 40 17 24 1,605 ¥171,000
SPEED 55T DB(TU) 55 26.5 1,395 € 2,548
SPEED 40T DB(TU) 40 26.5 1,320 € 2,548

※SPEED DBの価格については、1ユーロ130円としてJPY33万円程度

SPEED 40Tとレーシングクアトロは同じ40mmハイトですが、リムに使っているカーボン(SPEEDはツイル)やハブが異なります。特にSPEEDのベアリングに関してはCULTが使われていたり、フロントのハブボディがカーボンだったりと、結構な違いがあります。

クアトロは4モデルもありますけど、規格の違いだけで実質的には1つです。OLDが135mmのQRのモデルもあったりするあたり少々古さを感じてしまいますが、スペック的には十分通用するところが凄い。もうすぐモデルチェンジされてしまいそうな雰囲気が漂っていますが、買ってしまいそうになる価格ですね。

■レーシングゼロ

リム高 内寸 外寸 重量 価格
RACING ZERO DB 2WAY 30 19 23.8 1,590 ¥184,000
RACING ZERO DB 2WAY(6穴) 30 19 1,590 ¥183,000
RACING ZERO CARBON DB 30 19 26.5 1,450 € 1,990

※レーゼロカーボンの価格については、1ユーロ130円としてJPY26万円程度

2019モデルとして、ようやくレーゼロカーボンディスクが出ました。カーボンですけれど、レーゼロの仲間にしておきます。ちなみにリムブレーキ版のレーゼロカーボンは1,340g、レーゼロは1,495gです。ディスクになると100g程度重くなるんですね。レーゼロのディスク版が出た時にはてっきりリムブレーキ版そのままのスペックで出ると思っていたのですが、更にC19のワイドリムになってユーザーをがっかりさせました。レーゼロなのに1,600gに迫る重量とは如何なものか、と思います。

レーゼロカーボンディスクはサイクルモードで実物を見てきましたが、19Cのワイドリムは意外とそれ程太くは感じませんでした。もはや目が慣れてきてしまったのか。レーゼロカーボンは他社と並べても軽量で価格も20万円台なのでお買い得と思うのですが、レーゼロよりも更にガチガチでこりゃ太いタイヤがあった方が良さそうだと。ちなみにレーゼロのディスクシリーズは、チューブレスレディでなくてチューブレスなのも地味にポイント高いです(後述するレーシングファミリーはチューブレスレディ)。

という訳でしばらくは重量には目をつぶって、エアロ化・転がり抵抗減がトレンドのようです。6.8kgという重量規制がある限り、これ以上軽くするメリットがありませんから当然です。一般ユーザーはヒルクラ用に軽いホイールが欲しいと言いますが、プロの世界はヒルクラ大会ではありませんので、この傾向は変わらないでしょう。『軽さ』だけを基準にホイールを選ぶなら潔くチューブラ―にするか、もしくはチューブレスにするか、手組するかです。チューブレスなら、シーラントを入れたとしても60g程度は軽くなります。

少々の重量増と引き換えにワイドリム+26C位のタイヤにすれば、タイヤの変形が減ってトラクションがかかる、抵抗が減る、剛性も上がるといいことずくめ。時代は変わっていくということですね。そもそも今でこそ23Cが標準の時代ですが、更にその前は20Cとかでしたからね。

もちろん何でもかんでもワイドリム化すれば良いとは思っていませんが、実際に太いワイドリムに太いタイヤは楽です、疲れません。地方のひび割れて荒れた路面でも跳ねたりしませんのでしっかり進みますし、フレームやホイールへの(もちろん人間も)ダメージも少ないと思います。轍やグレーチングにタイヤを取られることも減りますので、ライン取りに気を遣わなくて済みます。後から車が来ているから横に避けれないけど、前方のライン上には穴が!という場面でも、そのまま行けるようになります。結果として、ブルベやロングライドでも早く走れます(速くではない)。

■レーシング4以降

リム高 内寸 外寸 重量 価格
Racing4 DB 2WAY-R 35 17 23.5 1,690 ¥53,800
Racing5 DB 2WAY-R 26 17 21.8 1,610 ¥47,800
Racing6 DB 2WAY-R 26 17 21.8 1,690 ¥40,500
Racing7 DB 2WAY-R 26 19 23.8 1,740 ¥34,800
Racing7b DB 650B 2WAY-R 22 19 23.8 1,670 € 270

お買い得のレーシング4以降のファミリーです。リムブレーキにはレーシング3がありますが、グラベル向けの7がありません。私の使っているレーシング5については、リムハイトも幅も異なりますがレーゼロと20gしか重量が変わらないです。それでお値段約5万円。

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また他のポイントはレーシング7bという650Bのホイールがあることです。650Bについては、Cyclistさんのこちらの記事を読むのが良いと思います。MTBでは27.5インチと呼ばれそれなりに出回っていますが、ロード用で出してきました。タイヤの選択肢があまり無いのがデメリットなのですが、コンチネンタルがGP5000で650Bを出してきたので少しは良くなると思います。ロードだと、やはり小柄な人が対象になるのでしょうか?

私は2019モデルになればそれなりに良いディスク用ホイールが出るだろう!と思い、今年の4月にシナプスを買ったときは安いレーシング5をそれまでのつなぎと思って買いました。ホイールについてはまだ様子見がしたいけど、初期についてくるホイール(シナプスの場合はマヴィックのアクシウムでした)では重すぎる…という人は、この辺のレーシング4もしくは5あたりのホイールを選ぶと良いと思われます。

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