【レビュー】ドイター バイクワン 20購入しました
ドイターの自転車用リュック『ドイター バイクワン20』を購入しました。非常に使いやすいバッグだったので、紹介させていただきます。ドイターも種類がありすぎて、迷いますよね。全製品が並んでいる直営ショップがあれば良いですが、なかなかそうもいかないですからね。
ちょうど1年前にもドイターのリュックを買おうか悩んでいたのですが、今回は必要に迫られて大容量のものを調達しました。
■ドイター のラインナップについて
まずドイターは種類がありすぎて、ラインナップの細かい違いが良く分かりません。整理するために上から順に並べてみます。()内はモデルの数です(女性向けモデル含む)。
- スーパーバイク(2)
- バイクワン(3)
- トランスアルパイン(3)
- レース(2)
- レースエアー(2)
- コンパクト(4)
- ウルトラライド(1)
- ヴェロエアー(1)
8つも商品ラインがあるとは…在庫するのが大変ですね。こういう商売の場合、取引にあたって代理店は『全モデル、全色』をまずはまんべんなく仕入(=輸入)することを条件とされます。代理店契約を締結する時点で契約書に記載されているので、契約書にサインをしたら当然ですが拒否することは出来ません。
蓋を開けてみるまでどのカラーが売れるか分からない、ということもありますが要するにメーカーがリスクを代理店に押し付けているんですな。自転車業界でもありそう…。売れないサイズのフレーム、カラーでも在庫として仕入なくてはいけないとか。間違いなくあるよね。自転車でもリュックでも、全く売れていないモデル、カラーが絶対にあるはず。アパレル系の商売は大変ですよね…。
この中で、私が買ったのはバイクワン。一番上のスーパーバイクはフラッグシップモデルでちとお高いのですが、バイクワンはその次のモデル。この2つが自転車ツーリング向けの大容量モデルということになるのでしょうか。
トランスアルパインは、その名の通り『アルプス越え』ということで、更なる大容量が売りのモデル。容量の小さいモデルでも24Lありますから、ここまでくるとリュックでは無くて自転車に付けるパニアバッグなどを検討した方が良いのでは?という気がします。しかしリュックのメリットは『人間単独でも、リュックを背負って荷物だけを移動できる』ことですから、そのようなニーズがあるのでしょうね。パニアにしてしまうと、自転車と一緒でないと荷物の移動が出来ないですからね。
その下は、レースからコンパクトまでのコンパクトモデルが続きます。モデル数も多く、売れ筋なのでしょう。
■ドイター バイクワン20
その中で、私が今回買ったのは『バイクワン20』。20Lあるので結構な大きさです。
購入目的
今回このリュックを買った目的は、1泊の輪行旅行に対応するためです。手持ちにちょうど良い大きさのカバンが無かったんですよね。今まではボロいボストンバッグを使っていたのですが、やはり輪行で自転車を運んでいるとリュックが欲しくなります。
ボストンバッグにもショルダーストラップは付いていますが、肩に食い込むとかずれてくるとか、とにかく不便なんです。カバン自体も機能的では無いし…。
日常では上記の記事リンクの通りドイターの『レースX』という12Lのモデルを使っています。これだとPCの他に少し物を入れるとそれで一杯になってしまいます。ワンデイツーリング用ですね。着替えを入れると土産が入らない、土産を買うなら着替えが持てない。そんな感じの容量です。
そこで、荷物の取捨選択をシビアにすることなくもう少し大容量のものを買うことに。上位モデルにすると機能も増えますから、ちょっとお高いモデルを買っても損は無いでしょう。
■商品詳細
それでは詳細の紹介です。
全体
まずは全体です。背面は『BIKE1 20』のロゴが入ります。底面に近い場所に反射素材が光ります。
背面です。ドイターの定番、2本のエアストライプ。背中の熱を上方に排出します。実際に汗をかいた後に背中を見るときれいに2本の帯が出来ていて、中央の背骨の部分は汗で濡れていないという現象が起こります。
ショルダーストラップ
コンパクトモデルではメッシュになっているショルダーストラップですが、大容量のモデルではしっかりした造り。2本の反射素材と、サングラスホルダーが装備されます。サングラスホルダーは汗をかいたときに非常に便利ですよね。
チェストハーネスも可動式です。
ヒップフィンベルト
ウエスト部分のベルトです。余ったベルトを保持するストラップがゴムバンドになっており、非常に便利です。
レインカバー
こちらもドイターの定番であるレインカバーを装備。底面のファスナーから展開します。
ヘルメットホルダー
レインカバーの近くにもう1つファスナーがあります。こちらはヘルメットホルダー用のネットが収納されています。
ネットについているフックを、上部にあるループにひっかけてヘルメットを固定します。
構造的に、横から衝撃が加わっても平気なほどには保持してくれません。ヘルメットをホルダーに入れるとかなりの大きさになりますので、ヘルメットをぶつけない様に注意が必要です。
フロントポケット
コンパクトモデルには無いフロントポケットが装備されています。逆に、メイン荷室にはこのような小物用ポケットはありません。中はファスナー付きポケットが更に1つ、メッシュポケット2つ、携帯ポンプ固定用のストラップが装備されています。
チューブや携帯工具、タイヤレバーなどは十分収納出来ます。ツールボトルは不要ですね。
ハイドレーション
ハイドレーション用のホースを出す給水ポート。
ハイドレーションのバッグ本体を収めるポケットです。
これはホースの取り回しを良くするためのストラップでしょうかね?
ちなみにハイドレーション用ポケットの裏側に、更にポケットがあります。そこには型崩れを防ぐ&振動吸収用のウレタンパッドが入っており取り出しが可能です。これは単に『パッドの交換が可能である』という目的かと思っていたのですが、実は『リムーバブルフォームマット』という1つの機能とのこと。
休憩の際にマットとして使えますよ、ということだそうですが、汚れを気にせずガンガン使ったら間違いなくすぐに傷んだり汚れてしまいますよね…?交換パーツとして単独で買えるのでしょうか?
スマホ用サイドポケット
サイドにスマホ用のポケットを装備しています。取り出しやすく、雨からも守ってくれるので地味に嬉しい機能です。スマホ用と言いつつ奥行きは反対側の端までありますので、非常に大きなポケットです。
これだけ機能が詰まっていて20Lの容量を実現しながらも、重量は公称830gと軽量です。この1kgを切る重量も決め手でした。上位モデルのスーパーバイク18だと、バイクワン20より容量が少ないのに重量が1,070gもあるのです。
ということで、1~2泊程度のツーリングなら十分に対応出来る上に軽量なバイクワン20。私の場合はPC(本体+マウス+充電器)を持ち歩きつつ、更に1泊の荷物も入れたいのでこの容量にしました。
ショルダーストラップもしっかりしているので、荷物が多くても安定して背負えました。走った時も非常に安定しています。荷物が多い人にもおすすめですね。
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