【2023PBP走行記 その18】観光&帰国編
PBPの走行記録その18です。今回はチェックアウトして観光、帰国までのお話です。前回(その17)はこちらから。
■パリ観光&みやげ調達
さて完走から一夜明けると現実が。
まずは自転車のパッキングと荷物の片付けが待っています。朝食を食べてコーヒーを飲む。改めてメダルを見ると完走の実感が湧いてきます。
食事を終えるとすぐに撤収準備に取り掛かります。私はシーコンのバッグを使っているので、パッキング作業が大変です(画像は到着時)。
恐らくですが宿に宿泊しているのは全員PBP参加者だった様子で、宿は非常に慌ただしい雰囲気。マネージャーのJessicaに謝意を伝え、チェックアウト。Jessicaは分かりやすいワンピースファンでした。
べいさんにUberを手配してもらい、1時間かからずに一気にパリ中心部へ。めちゃくちゃ楽&快適です。
カフェの一部を荷物預かりスペースとして貸し出しているお店も多いらしく、こちらのカフェにスーツケースと自転車を預けて身軽になります(ちなみにべいさんが手配してくれました、ありがとうございました)。
せっかくカフェに来たので、まずはランチ。改めて互いの完走を祝う。うまい!
まぐろのタルタルソース。相変わらずメインはポテト。
食事を終えるとメトロに乗って観光へ。といっても時間が無いので写真を撮って終わりです。まずはエッフェル塔。
次は凱旋門。高さが50m以上あり思ったよりもはるかに大きい。観光は以上です。べいさん、付き合っていただいてありがとうございました。
途中の公園で、日本の花見パーティーが行われていました。
のぼりが出ている味噌ラーメンを食べてみたいと思いましたが、メニューには無かった(笑) フランスで味噌ラーメンを出しても全く売れないのでしょうね。
途中でスーパーに何軒か立ち寄り、お菓子を買うならスーパーが良かろうということで調達に出向きます。野菜も結構売っています。
いたって普通のスーパーですが、ロゼワインの品揃えがすごい。
■前泊のホテルへ移動
お土産を購入するとカフェへ戻り荷物を回収。鉄道でCDG空港へ移動して、べいさんはそのままフライトへ。私は空港内のホテルに移動します。連れまわしてしまい申し訳ない、ありがとうございました。
私が予約しているのはターミナル3の目の前にあるイビス・パリ・シャルル・ド・ゴール・エアポート。鉄道を降りて地上に上がると、目の前がホテルです。チェックインは18:30くらいでした。ホテルは空港の敷地内であり、徒歩範囲にレストランはないためホテル内のレストランでディナー。最後にフランスワインを飲んでおきます。
■フライトへ
ターミナルを移動
翌朝は6時に起床。昨夜はワインを1本空けましたが、1時間半ほどかけて食事しながら飲んだので気持ちの良い目覚め。荷物はまとめてあるので身支度をしてチェックアウト、空港へ向かいます。
帰路もエールフランスですので、まずはターミナル2へ移動します。ターミナル間の移動は、CDGVALという無人運転のシャトルに乗って行います。だいたい5分間隔で来ます。
チェックインと荷物預け
次はチェックインと自転車を預けます。英語のヒアリングが苦手な私はここが最大のハードルです。
帰路は提携するKLMの機材となるため、オランダのアムステルダム経由のフライトです。9:30発の1228便ですね。チェックインカウンターはNo.6となっています。
エールフランスのカウンターに行くと、まずは大型荷物を預けるように言われます。カウンターの一番奥に大型荷物の受付があり、スマホでチケットを提示。言われるがままに自転車を預けます。
次はカウンターの入り口に戻ると、横にあるKIOSK端末でチェックインを行うように言われます。途中で預入荷物の個数を指定するプロセスがあるのですが、改めて預け入れる荷物はスーツケース1個のため、1と入力。チェックイン処理を完了させ、発券されたチケットを入り口のスタッフに見せるとやり直せと言われます。
どうやら私がスーツケースを持っていることを見て『お前はさっき自転車も預けただろう、だから荷物数は2個と入力しろ』ということらしい。改めて発券してようやくチェックインが完了。スーツケースを預け入れて身軽に。朝食を食べていなかったので、空港のコンビニで適当にサンドイッチを買って済ませます。ついでに子供達へのちょっとしたお土産も買いました。
アムステルダムへ
搭乗ゲートのF27まで移動すると、あまり時間はありません。コーヒーでも飲みたかったですが、どのカフェも10人程度の列ができているので諦めて、搭乗開始まで適当に時間をつぶす。時間が来て搭乗すると、機内で亀太郎のSさんと会いました。
まずはアムステルダムのスキポール空港へ約1時間のフライトです。短時間のフライトですが食料の配給もあり。
到着。
トランジット
スキポール空港も非常に大きな空港です。トランジットの時間は90分ありますが、到着時点では掲示板を見ても搭乗ゲートの情報がありません。とりあえずSさんと一緒に人の多い方向に向かって適当に歩きます。
ふと思いつき、空港のwifiを拾ってネットに接続するとエールフランスのアプリから通知が。確認すると搭乗ゲートの情報が表示されていました。初めてエールフランスのアプリが役に立った。
ゲートはGという場所らしいですが、大きすぎてどこにあるのかさっぱり分からない。降ろされたのはBなので、スマホでスキポール空港のサイトにアクセスし、マップを確認すると相当歩く(1.5kmくらいある)ことになりそうです。
他の空港のように建物が分かれていない点は便利ですが、なにせ大きすぎます。オランダらしくミッフィー専門店があるのですが、Gに到着するまでに6店舗くらいはミッフィー専門店の前を通過しました。
結局、耐えきれずにこの5店舗目くらいで思わず買ってしまったじゃないですか…。このために空港の端から端まで歩かせているのか?ついでに隣にあったお店でチーズやサラミも購入。それと長時間のフライトに備えて、500mlの水を2本とお菓子を調達。
ようやく指定されたゲートへ到着すると、どうも雰囲気がおかしい。搭乗まで20分くらいしか無いのに人が少なすぎる。不審に思いつつもウロウロしていると、再びエールフランスのアプリに通知があり、ゲートが変更されたとのこと。
こっちは大量のリチウムイオンバッテリーを背負って重いんだから、もう歩かせないでくれ…と思いながら新たな搭乗ゲートへ移動。5分もすると続々と乗客が集まってきました。搭乗が開始され、バスに乗りこみ5分ほどかけて飛行機の元へ。
Sさんも無事に搭乗し、成田までのフライトです。
成田へ
さて、後はひたすら食べて飲んで寝るのみ。往路のフライトでは体力温存のためにワインを控えましたが、復路では思う存分飲みたいと思います。
今回の飛行ルートは往路の北極海回りではなく、黒海など中央アジアを通過するルートでした。ツイートするためにwifiに課金しているので、機内からのツイートが残っています。北極海周辺は同じ料金を払っているのに全くネットが繋がらなかったので、有難い。
メインの機内食の提供の後も、
ワインが美味しいです。控えめに4本くらいで止めておきました。このために最後尾の席を予約していたので、CAさんからワインを貰うのが楽でした。
日本海上空に差し掛かってからも軽めの機内食が配給。
8:40、定刻通りに成田に到着。往路は羽田からでしたが、復路は成田です。スカイライナーに乗って埼玉まで帰ります。日本は暑い。
お昼過ぎに無事に帰宅しました。帰宅後はすぐに荷解きをして、借りていたシーコンのバッグをショップに返却。PBP完走の報告とお土産も一緒に渡しました。
これにてフランスへの旅は終了。読んでいただきありがとうございました。
PBPのまとめと振り返り、完走に影響したポイントなどはこちらの記事にまとめています。
各PCの通過時刻のまとめ、帰国直後の気分で書いたサマリーなどはこちらの記事から。